2022年03月17日
DPFの圧損軽減に取り組んでいる。CaSO4(石膏の主成分)がほぼほぼアッシュの主体として、石膏の溶解剤をDPFにぶち込んで溶かしている。
簡単に溶けるはずだった。
が、10回繰り返しているが途中まではある程度溶けている感があったが中々うまくいかない。
途中でオイルキャッチタンクの黄水をシリンジで100mlほど吸い取り、ペットボトルに貯めて最終捨てるのももったいないので、無性に溶解剤の代わりにDPFへぶち込みたくなった。
やめとけ!普通に行動しろ。
これはこれで問題ない。元々ピュンピュン号の腹から出てきたものを戻すだけの話しである。そうこうしている内に、もしかして埼玉55が戦っているのはCaSO4ではないのではないのか?とふと頭をよぎった。
想えば煤との戦いに敗れ、オイルミストとの戦いもまだ勝てないまま、アッシュとの戦いにも劣勢に立たされている・・・
6.7万キロ走行の中古車を買った。今11万キロ。買ってからは社外品のオイルしか入れていないが、前オーナーが何を入れていたのか?全くわからない。点検記録簿に記載がないのだ。
前オーナーは当初スカDオイルを入れて、途中から少し安いマツダのDL-1だったのかも知れない。気になってマツダのDL-1を色々調べると検出元素が判明した。言われているようにMo入っていますが、Pがやたらと多い。
結果、アッシュには硫酸カルシウム(CaSO4)ではなく、ヒドロキシアパタイト(Ca5(PO4)3(OH))リン酸カルシウム系化合物が検出されたとの報告がある。歯とか骨の成分のようだ。
恐るべしマツダ。オイルまで普通じゃない。普通に行動しろ。
これで研究は振り出しに戻った。論文が手元にありますが、153ページもあり一部分拾い読みした状況です。
まだ読破しておりませんのでリンクは貼りません。理系の人だけググって心して読んでください。
三次勇太氏著
DPF に堆積したアッシュの 透過メカニズムに関する研究
Posted at 2022/03/17 21:27:29 | |
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