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埼玉55のブログ一覧

2022年05月29日 イイね!

第三回お掃除プチオフ会を経て

今日は第三回目のお掃除プチオフ会を開催しました。

●参加者はこぉさん、お掃除おじさんこと埼玉55の2名で開催いたしました。

●場所はさいたま市の秋ヶ瀬公園三ケ池駐車場で今日はガラガラでした。さすがにこの暑さじゃ人でも少なかったようです。

●こぉさんのお悩み DPF圧損回復とEGRクーラーの煤ほじり。

・EGRクーラーは鉄工ドリルで25セル閉塞中5セル穴掘りしました。硬質カーボンも特に問題は無く掘り進められますが、端っこは斜めって行くので穴開けると危険なのでやめました。暑くて気合が入らず、続きはまた今度ということに。

・鉄工ドリルで掘れないカーボンはありません。道具の使い方かグリップの良し悪しかと思います。解りにくいですが、回転よりも縦軸へ力を込めてゆっくり回すとゴリゴリと掘り進めます。クーラントの流路に穴開けては元も子もありませんので、無理はしないでおきましょう。

●さて問題のDPF
・新方法でまずはエキゾースト管外し。フランジ部分の14mmのナットにクレの凍結浸透ルブを30秒程度たっぷり噴きかけ、しばらく浸透を待ち、また同様に噴いてしばらく染み込ませガツンと外しました。

・本来、事前に数回日をおいてやれば可能と思います。延長パイプは必須です。当日外しはテクが少々必要で最悪外れないこともあります。これが外れない限り施工はできません。

・外したフランジ部分に明確に隙間を開けるために太めのドライバーを縦に通しておきます。ここを通って薬液やすすぎ水が排出される最も重要なポイントになります。

・調べますとDPFは10°傾斜して取り付けられているとの事で、さらに前をステップで上げておりますので、差圧パイプからDPF底へ抜けた水は、底に溜まらずすべて割ったフランジ部分から排出できます。

・まずは水の注入から始めます。500mlを注入し差圧センサーの接続は戻して、エンジンを掛けアイドリングを少し、慎重にゆっくり回転を上げながら3000rpmまで排気圧で水を押し出します。

・また接続を戻し水を差圧センサー左ホースから入れていますと150mlあたりから、下のフランジ部分から出てきました。ドライバーを伝わってポタポタと滴り落ちます。入りと出のバランスを見ながら、600mlを注水しました。水が通らないDPFは詰まりが大きく施工できません。

・ここから薬液の投入です。計算で濃度調整した薬液を450mlゆっくり注入します。200ml毎に5分ほど時間をおいて反応を待ちます。一回目の排出液は黄色でした。これは全量廃棄です。

・2回目の薬液は同じように作り、キッチンペーパーでろ過しながら投入します。濾過回収した薬液にまた原液を追加投入して濃度を調整しながら循環使用します。★薬液は薬液容器の中で必ず沈殿物が発生しますので、濾過して投入します。

・段階的に濃度を上げながら、入りと出のバランスを取り溶解を進めます。黄色・緑・青・濃い青と4回溶解作業をしました。3時間以上かけております。まだまだ濃度は上げられますが、すすぎを10Lはやりたいので今回はここで終了。

・溶解の回を重ねる毎にポタポタがスーッと1本の水の筋になりましたので、圧を掛けずにしっかり通水したことが感じ取れます。

・あとはひたすら600mlすすぎ水を入れて排出の作業です。これも精製水やら天然水が考えられますが、DPF洗浄業者は水道水で洗浄しますので、普通に水道水で洗浄するのがいいでしょう。

★入りと出のバランスを取りながら注水しないと燃焼室に水が入ります。少々へましても間違いがなく安全な量が600mlとしております。600入れて600でたらまた600入れるの繰り返しです。

・今回RMCの噴霧器を使いましたが、作業が長丁場となりますので、点滴方式がベストかと思われます。出てくる水がアルカリのヌルヌル感がなくなれば完全にすすぎは完了です。今回は10Lすすぎましたが、おそらく20~30Lくらいかと感じております。

●結果
エンジン回転フィーリングはスカDエンジンらしさが感じられるところまできました。トルクバンドに乗せさほど踏まなくても低回転から上まで伸びやかな長い加速感が出ております。

・もう少し丁寧に吸気シャッターバルブ廻りと、EGR導入パイプ廻りの煤落としをすれば完璧になります。アイドリングは本当にいい音がしております。

・残念なことに平地ではいいのですが、坂道や発進時に煤が爆上がりしております。埼玉55の見立てではインジェクターが少し弱っていると診断しましたがそれを前提に乗れないことはありません。

・おそらく平地の負荷変動がない道を淡々と走ると200は軽く越えているフィーリングです。

・今回時間の関係上薬液濃度をそれほど高くしておりませんので、秋にもう一度ピュンピュン号と同じ濃度で本施工をしてみたいと思います。
Posted at 2022/05/30 12:57:41 | コメント(5) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「ディーゼルエンジンは初めての場合濃度濃いめが良いかもです
500ml位とか」
何シテル?   06/13 18:29
埼玉55です。よろしくお願いします。とにかく長距離ドライブするのが好きです。あとCX-5で未踏破の県は沖縄県のみ。 CX-5をKEからKFと乗り継いでいま...
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