2022年06月03日
今日は最近思っていることをつらつらと書き綴りたいと思います。埼玉55の考えですので、皆さんは好きにされるのが一番と思います。
最近、リチャージさんの動画がやたら面白い。ようやくボツボツ今になって言いにくいことを言い始めた。時代が来たのか。制限プレートは置いといて煤ほじりと、DPFクリーナーと一通り武器をそろえてきましたね。まだまだ奥歯にものが挟まったような話で分かりにくいと思いますが、唯一声をあげられており立派だと思います。頑張ってほしいです。すこし解りにくいので、以下にどういう話なのかを交えて埼玉55の解釈を説明します。
埼玉55はシリンダー壁のカーボンポリッシングとエンジンオイルの希釈の話しを繰り返しお話ししておりますが、あまり皆さん気にされている方は少ないのかなと思います。それで20万キロ調子よく乗りたいというのは難しい話で、ECU補正で走る事には走りますが、ビンビンのスカDエンジンで20万キロ走るのとは意味が違います。
・EGRクーラー、吸気シャッターバルブ、EGR導入パイプ廻りは大事です。詰まりを放置しないことをお勧めします。5万キロも走れば一回開けてすすとオイルを掃除しましょう。ここでその後の分かれ目となってきます。
・吸気ポートまで堆積が進んでいればセルフ作業はできませんので、これはもうDSCしか手がないのかと思います。セルフでやるなら1万キロに1回、慣れれば簡単な作業です。10万キロでも10回です。新車の性能を常に維持できるでしょう。
・ほとんどすべてのスカD乗りはオイル交換のタイミングを誤っています。W-30の純正入れるなら希釈率は2.5%(127.5ml)が限界です。250mlになるまでの間にかならず交換しましょう。粘度が低下しやすい夏場は必須です。
・煤が燃焼室を痛め、オイルを希釈させ、シャバシャバオイルがすべてを台無しにします。そうやって10万キロを走行した個体はピストンリングと排気カムシャフトが基準値以上に摩耗してDPF再生時に排気バルブが十分に開かず、煤の酸化を阻害していき、長期的には完全酸化分解できない事に繋がります。
・早く終わらせようとKEでDPF再生時に再生が終了するまで3000rpmまで上げることはお勧めしません。通常再生の2倍以上のオイル希釈を誘発します。冬場の昇温時に少しだけやるものだと思います。
・DPF酸化促進剤にはCeやFeなど金属成分が含まれており、DPF再生には一定の効果を発揮しますが、インジェクターの摩耗を引き起こす要因と考えられます。冬場の本当に困った時に使うもので、常用するものではありません。
・インジェクタークリーナー系も年に2回。軽油が切り替わる時期で十分です。やりすぎはホース類を痛める原因になりかねません。
●オイル交換のトリガー
(1)3000キロ毎とか5000キロ毎に交換
このパターンがかなり多いと思います。某みん友さんがスカDオイルを5000キロ毎で交換されていたようですが、たしか16万キロで排気カムシャフトの異常摩耗で交換されております。察するところエンジンオイルの希釈が多い個体でスカDエンジンの特殊な排気カム山の摩耗に耐えられなかったと考えます。
・5000キロで交換したらシャバシャバだった・・・というのがもうすでにいけません。1000~2000キロはエンジンがガチャガチャ言いながら走っていたはずですね。
(2)希釈で交換する
希釈量をはかると希釈率となり、学問的には2.5%希釈が粘度低下を起こさない限界と聞きます。音が大きくなった、味が悪くなったというのは希釈が進んだり、ポリマーのせん断が進んだことの合わせ技で、ほぼ希釈しないエンジンでもポリマーせん断の進み方で音が大きくなり乗り味の低下を招きます。
・この希釈量とフィーリングを合わせて距離を参考にすると完璧かと思います。埼玉55の乗り方では過去スカDオイルを入れていたころの経験では、ポリマーも有機モリブデンも2000キロを超えたくらいで終わっております。なじんだかな?という頃に終わりになっている。オイルのおいしいところは結構短いものです。
・経年車はW30よりW40にすれば、ポリマー量が多いだけでしょうが、希釈してもW30になるだけです。W30はW20になると摩耗のリスクが一気に上がります。これではさすがの有機モリブデンを高濃度配合しているオイルでも歯が立ちません。W40は少々ズボラな交換サイクルでもまだましではないかと思います。
■寄道話し
・真夏が厳しい。梅雨明けから8月末ですがどうしよう?このままアンダーカバーを外しておくか?林道へ行くことを考えると、とっとと静音化計画を仕上げてアンダーカバーは付けたいところです。
・グリルの開口を制限している遮蔽版を外すか?CX-5はグリルデザインは大きいのですが、実開口面積はかなり小さい。バンパー下ろさなければならないのが面倒ではありますが、ついでにインタークーラーの吊るし洗いもしておきたいので、一石二鳥のいい案かと思われます。夏場は開口を最大に取り、冬場は開口を狭くしてエンジンにしっかり熱が入るように何か可変の仕掛けを考えたいですね。
・また、EGRパイプにサーモバンテージを巻いてみるか?色々考えております。コスモクリーナー用のEGRパイプと怪しげな秘密の壺も買った。EGRは冷えるとよろしくないのでEGRの温度が必要以上に下がらないようにするのとエンジンルームの温度上昇を防ぐにはよさげですね。
Posted at 2022/06/03 12:51:20 | |
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