
東松山のうどん屋「わこ」さん。高いものが無い貴重なお店。定峰峠、正丸峠あたりをまわる前に頂きます。
6Lの大鍋が来ましたので早速軽油飛ばしを行いました。
●温度管理

5L全量となると温度管理が難しく、125℃で8時間の加熱実験を予定していましたが、95℃だったり、150℃だったり一定温度で安定することが出来ません。

・ちょっと温度を上げるにもIHの火力を2→3にして30分くらいはかかりましたので、温度管理が今後の課題となります。
●軽質分の蒸散

フタの取っ手を外すと小さな丸穴がありますので、ここから軽質分が蒸散して出て行くことになります。
・フタの裏側に透明な濡れがうっすらと付着しますが、8時間で付着量がかなり減少してきましたので終了としました。
●試走
軽油の軽質分はすっかり抜けましたが、2500rpmでざらつきが出ています。おそらく1時間ほど150℃になったことで有機モリブデンが熱分解し添加濃度が下がったのが原因ではないかと思われます。
・後日FM剤入りDIパッケージをチョイ足しして油性を整えて見ます。
●所見
13回DPF再生が掛かったオイルで、本来そろそろ交換の準備に入るべきですが、軽油飛ばしの効果は最強です。温度管理を極めることが出来れば、軽油を飛ばしたオイルをコスロンでろ過してやると、3000キロまでしっかりオイルの安定期を楽しめそうですので、研究を続けて行きます。
Posted at 2023/10/09 11:46:24 | |
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エンジンオイル | 日記