ゾンビオイルで何μmまでろ過すべきか?を考えました。
●オイルフィルターのろ過精度とエンジン寿命

データー参照:ミカド商事さん
・30μm=4.0(たぶんマツダ純正オイルフィルター)
・20μm=5.2(純正比1.3倍のエンジン寿命)
・15μm=6.5(純正比1.6倍)
・10μm=8.0(純正比2.0倍)
・ 5μm=グラフ外で14.0くらいか?
・ 1μm=∞
・30μmがマツダ純正オイルフィルターのろ過精度(たぶん)で相対値が4、それで10万キロまで圧縮が落ちないとすれば、10μmの相対値が8なので、20万キロまで圧縮が落ちないという話になります。
・京都のオイル屋さんは1μmまでろ過できるとエンジンの摩耗はおきひんてゆうてはりますが、手間とコストが現実的ではありませんので、手持ちのろ過用フィルターの10μmもしくは5μmで気軽にちょくちょくろ過ができるような仕組みを考えて実証実験を行います。
・一抹の不安は、30μmの手持ちのフィルターでろ過した時に、純正のオイルフィルターでろ過されているハズのスラッジが少量ながら捕集されましたので、純正オイルフィルターは40μm位なのかもしれません。
●油中のコンタミの粒径と分布総量試算
どのくらいの粒径のスラッジがどのくらいの量、油中に分散しているのかで、ろ過精度を何μmとするのが良いのかのヒントになりますので、純正オイルフィルターを30μm、安積濾紙10μm、コスロンを1μmとして過去のろ過時間のLOGより試算してみました。
・10μm以上30μm未満の粒径の残留物、65%
・ 1μm以上10μm未満の粒径の残留物、35%
・10μmのフィルターでろ過すれば、純正のオイルフィルターでろ過できなかった残留物の65%を捕集できるという話です。10μmは安積濾紙製を一度使用してかなりクリアになりましたが、3000~4000rpmがまだ今一つという結果なので、5μmもテストしてみたいところです。
・ろ過後は粘度指数調整剤で動粘度の調整とDIパッケージで油性を整えて好みのFM剤を入れます。
●道具など

・特殊オイル漏斗2L 熱帯雨林2928円

・電動式オイルチェンジャー 熱帯雨林2070円

・安積濾紙10μm、5μm モノタ各1390円(送料別)写真では小さいですが、産業用なので大きいです。
これはオイルをロングドレン化しようという話では無く、3000キロスパンで交換する場合でも、機械的な摩耗はミカドさんのデータの通り発生するので、純正オイルフィルターの補助として、成長してきたスラッジをまだ小さい内にろ過して取り除いてしまえ!という話です。新車からやらんと意味は無いとおもいますが・・・次回へ続く
Posted at 2023/11/15 21:07:14 | |
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