16V83Fの大容量キャパシタを積んでみました。ヤフオクで送料込み8250円。私が買ったところは動作チェック、配線ハンダ補強、初期充電してくれます。ちなみにi-Loopのキャパシタは120Fとさらに巨大。Fはファラッドという単位。
●効果のまとめ
① シフトフィーリングがなんとなく滑らかになった
② トルクの厚みが増したのか?1250rpmで緩やかな登り坂で苦しさが減った
③ アイドリングがしっとり落ち着いている
④ 全体燃費は不明だが、瞬間燃費は少し改善
⑤ アイドリングストップ時間が長くなるらしい(切っているので未検証)
⑥ カーオーディオの音が良くなるらしい(耳が良くないので解りませんでした)
⑦ ルームランプがやけに明るい
⑧ バッテリーが長持ちするらしい(半死バッテリーがまだそれなりに動いています)
フラシボー効果がかなり入っていますが、同様の効果がマツダ技報のi-LOOPの開発で報告されておりますので少しだけ期待しています。詳しくは技報を読んでください。
●考察

オルタネーターの発電をさぼらせるとエンジン出力の5~10%の損失が抑えられ、ドライバビリティが向上するというのがi-LOOP。つまりいかに発電を休止させるかです。ちなみに40Aほど常時消費しており、その内20Aは車を動かすため、あと20Aはエアコンやラジオ・照明・ワイパーなどになります。
・SOCと電圧から要充電トリガーがでるものと思いますので、ピュンピュン号の死に掛けバッテリーでは常に充電しようとしているはずなので、効果が薄いのかもしれません。そろそろVALTAを積んでみるか?
・83Fという容量は微妙に少ないと思いますが、大きいのは単純にお高いので、効果がはっきり確認できれば同じものをもう一個並列にして166Fにするのも良いかと思っております。ただ熱に弱いので、相当熱対策を考える必要があります。

防水処理が必要ですがi-LOOPの位置がベストですね。
●参考情報
No.30(2012)マツダ技報 減速エネルギ回生システム“i-ELOOP”の開発
Posted at 2023/12/22 20:22:55 | |
トラックバック(0) | 日記