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2021年09月07日 イイね!

Cumic EURO MULTI 5W-40 C3(粘度調整編)


キューミックの高負荷走行のレポ後、オイル交換をして、粘度調整はtakumiのFPBを2本(2400円)入れてW44.74+5でW49.74。これに合うFM添加剤を入れてブレンドレシピを作ろうと思っていた。

本来、takumiのX-TREAM 5W-50がW55.18で4000rpm以上が重くて吹けなかったので、5ポイント落として50.18≒50としたかった。粘度調整剤としてFPBに2400円も費やすのはもったいないので、mPAO150を考えていたがロットが20Lという事で断念していた。

●そこへ、みん友のCarriage DriverさんからmPAO65が小ロットで手に入るという耳寄りな話があり、即決でその話に乗る事とした。粘度向上剤FPBはポリマー剤なので寿命が比較的短いのと、長いことオイル交換しないとポリマーの死骸がゲル化・スラッジ化すると考える。

その点mPAOは高粘度でありながら、スラッジ化の心配が少ないので安心して使える。例により、ブレンド表で比率計算を行った。今回はmPAO65の下の粘度が高いので冬場も-20℃へ対応し、スキー場で困らないように10W-**.**を5.1L作る計算だ。

●いつもは6.1L仕上げだが少なくしたのは、48くらいで5.1L入れておいて、別に作った高粘度の1Lを走りながらすこしづつ追加して粘度を上げて、ジャスト粘度を探ろうという魂胆だ。

●ジャスト粘度の定義は①1750rpmからのアクセルの付き、②3500rpmから5200rpmまで吹け上がる、③連続高負荷時に熱ダレしない、④ブローバイやオイルミストが少ない、⑤燃費が極端に悪化しない となんとまあ贅沢な要求である。外気温の影響で季節ごとに変わるので、ジャスト粘度の秋冬バージョンというところか。

●PAOは油性が熱に強く信頼が高い基油である反面、摩擦係数が高いのでFM剤が必ず必要だ。また、ゴムやシールへの攻撃性(収縮性)も強く、エステルの膨張性と相殺するのがセオリーになっている感がある。PAOも複数種類があり、PAO系の一般的な話です。

CumicはFM剤はほとんど入っていないので粘度調整が出来たら、いよいよFM剤選びだ。IF-WS2が最高に合いそうだが、広島高潤かNarrowedのひまし油系エステルを500ccとかぶっこんでPAOとバランスを取り、IF-WSは量をケチりながらチビチビ入れて、液体と固体でヌルヌルすべすべの世界を楽しみたい。

まだ買ってもいないし、オイル交換も4000キロ先の話しだが、ヌルヌルすべすべを想像しながら作戦を練っている一番楽しいときである。多走行車にCumicをチョイスしたら、色々混ぜて楽しむことをおすすめする。

■100℃時の動粘度


■40℃時の動粘度


0Wとか5Wとか10Wの規格は40℃時の動粘度とは関係なく別の試験方法できまるが、40℃時の数値的な傾向があり、それで判断している。
Posted at 2021/09/07 21:00:55 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記

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