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埼玉55のブログ一覧

2023年08月30日 イイね!

★オイルの研究(第1回)

★オイルの研究(第1回)魚系の天ぷらの種類が多いうどん屋さん かき揚げぶっかけうどんと鮎の天ぷらをごちそうさまです。

今回は趣向を変えて、とんでもなく夢のあるお話をします。

スカD乗りは皆、オイルミストに腐心しております。

埼玉55はお掃除できるので全く気にしておりませんが、面白いので研究テーマとして様々取り組んでおります。

●アプローチは2つ

・オイルミストを何らかの手段で捕集する
 →圧損や吸気抵抗との闘いで、ドライバビリティーを損ないやすい

・オイルミストの出ないオイルを使う
 →そんなんありませんので作ります。今回はその壮大なテーマの始まりです。

●埼玉55基本に帰る
デミスターとか悪あがきで色々試験していましたが、本来の優先順位はオイルの問題はオイルで解決すべきであり、吸気ラインにごちゃごちゃつけるのはいけません。よって、オイルのセッティングでできるだけの事をした上で、足らずがあれば、性能に影響が出ない範囲で、補助的にオイルミストセパレーターを考える事とします。

●ブレイクスルーポイントは
学会とオイル屋が言う事は、NOACK値の良い物と高粘度オイルがオイルミストを減少させるとなっており、つい先日まで埼玉55もそれを信じておりましたが、そのようなオイルでもバタフライはしっかり濡れます。不思議です。

・既報の通り、埼玉55の実験でスカD2.2のオイルミストはグレー、薄黄色、赤茶色の3種類ある事が解かり、バタフライを濡らしているのは主に赤茶色であることを発見しました。3種類に分かれるのはスカD2.2固有の現象かと思います。


・学会やオイル屋が言っているのはグレーオイルのことで、バタフライを濡らす赤茶色のオイルではなく、追いかけている物が違う事に気が付きました。オイルキャッチで取れるものもほぼグレーオイルなので、しっかり捕ったつもりがISVが濡れているという現象が出現します。


・そこでベゼルにセットした茶こしで捕集したオイルの色・量・粘度・出現時期を観察し、興味深いことに赤茶色のオイルは色・量・粘度がドンドン変化して行き、出ない時期がある事を突き止めました。

●コンセプト
赤茶色の成分を抑えるレシピを考える、または、ほぼ含まないオイルを探すというコンセプトを立てて研究を進めます。

●目標
1.ISVバタフライを乾いた状況にして、カントリーマームを撲滅する

2.インマニ内をドライに保ちPM堆積を抑制し8万キロの壁を大幅にブレイクする

夢がありますね!

・1は戦うべき相手が特定できましたので比較的容易に実現できると思っています。

・2はPM自体が燃焼室内でシリンダー壁から蒸発・ピストンリングトップランドより跳ね上げられたオイル成分を含んでおり、粘着性を持っている事により自然堆積する分は防げませんので、オイルミスト由来分が対象となります。

★先ずは一番大切な使用するオイルは
ミカドのPREMIUM C3 SP 0W30 100℃11.3 40℃58.2 粘度指数192 HTHS3.5

・これが解っている中では赤茶色の成分が少ないオイルとなります。入れるだけでISVへの飛来ミストは激減します。薄黄色の成分(たぶん基油)が這い上がって来ないように粘度指数向上剤を用いて動粘度を調整して行く理論プロセスとなります。

・粘度指数向上剤に何を使うのが一番効果が高いのかが最大の山ですね。お金はかかりますが、買って来てレシピに沿って混ぜてポンでインマニのオイル汚染が止まります。

サギ話しにしか聞こえない

●雑感
セルフお掃除の技を広めたいのに、お掃除の要らないオイルレシピを作っている行動の矛盾に心がざわついております。

・さて、今後オイルの神となるのか?サギ師となるのか?先行きが楽しみですが、世界中のオイル屋が出来ていない事なので燃えますね。

まだビール飲んでいませんが、理論上では99.9%成功する気しかしない。
Posted at 2023/08/30 19:01:28 | コメント(8) | トラックバック(0) | オイルミスト対策 | 日記
2023年08月22日 イイね!

タンクレス・オイルミスト・セパレーター(構想編)

タンクレス・オイルミスト・セパレーター(構想編)埼玉県で愛されている武蔵野うどん、元祖の店でごちそうさまでした。

さて、オイルミストは3種類ありそれぞれ出現する場所が異なります。これは重要なポイントです。

●3種のオイルミスト

① 上流域:粒径の大きなPM交じりのグレー色オイル

② 中流域:インタークーラー出口の樹脂エルボー部分に溜まる薄黄色の澄んだオイル

③ 下流域:ベゼルの茶こし部分で取れる赤茶色の澄んだやや粘着性のあるオイル

オイルキャッチは①を捕集するもので、残念ながら②と③は捕集できません。そして①は、オイルキャチ付けていないと、全量インタークーラーコアに捕集され、インマニに廻る事はありません。

ガーン😱 最新の実験で判明した恐ろしい事実。今までの概念がひっくり返りました。

でも①の量は多いので何とかしておきたいところです。

●新たな試み
以前ブログにアップしたタンクレス・オイルキャッチ・タンク構想・・・名称が変ですね。

結局タンクが有るのか?🤔

タンクレス・オイルミスト・セパレーター・・・が正しいでしょうか。

今回のお話は、①のグレー色オイルをメンテナンスフリー(たぶん)構造で、捕集還元する試みで、オイルミスト対策の上流域の対策となります。

・カムカバー内部には小部屋があり、そこに樹脂製L字型エルボーが刺さっておりますが、小部屋は、暴れたオイルがブローバイホースへ飛び出さないように、オイルミストやブローバイは通して、液相のオイルはカムケース内へ戻す構造です。

・構想はカムカバー内小部屋へ通じる樹脂製L字型エルボー内部に、デミスターフィルターを設置して、大きめの粒径の煤混じりのグレー色オイルミストをここで叩き落とし、液相化したオイルを小部屋へ戻します。

●事前実験



・夏場、埼玉55が言うほど本当にオイルミストが出ているのか?見ないと信じない方が多いと思いますので念のため捕集実験をしました。






・仮にデミスターフィルターをL字型エルボー内に設置し(危険ですので真似しないでください)、300キロほど平地を走行してデミスターフィルターに絡みついていたものだけでこんな感じです。

・想像以上の量です。ここで叩き落としておけば、インタークーラーの吊るし洗いは不要と考えられますので、次回から常設に向け耐久性も考慮した試作品を開発していきます。😋
Posted at 2023/08/22 18:22:45 | コメント(5) | トラックバック(0) | オイルミスト対策 | 日記
2023年08月09日 イイね!

茶こしの最終形(ミニデミ君)

先日より茶こしで基礎研究をしてデーターを拾っていますが、軽油が高くてガンガン走れません。前もって設計していた最終形モデルの試作品を作成して仮装着してみました。

ミソはφ60として、円錐部の母線の長さを3倍以上で、流体力学的計算では通気抵抗が無視できるレベルになります。念のため4倍の240mmで試作しました。細いステンレスワイヤーで茶こしにくくりつけております。

これで上手くオイルが凝集して液滴下してくれるとうれしいところです。

日常使いでは丸穴は不要ですが、3000rpmを超えると茶こし単体でも吹け上がらないので、茶こしの底面にφ18(計算上)で穴を開けて高回転時の通気抵抗を試験してみたいところです。

偶然ぐれんふぃでぃっくさんも同じ事をやられており、おなじ臭いのする危険な人ですね。😋




Posted at 2023/08/09 15:37:34 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2023年08月06日 イイね!

デミスターの基礎研究(その2)


久しぶりに武蔵野うどん ご馳走様

とにかく暑い

外気温計は40℃


そのなか、ナガオ 茶こし 急須用 18-8ステンレス 65号 日本製 熱帯雨林495円の加工無しを1枚ベゼルに装着して、自宅から古峰神社まで約130キロ走行しました。

●結果

オイルの取れ高が大漁です。もちろんすべて取れるわけではありませんので、いくらかは通過するのでしょうが、バタフライはほとんど濡れていない状況でPMの付着もほぼありません。

・おそらくインタークーラーからの這い上がりを茶こしのツバ部分がオイル返しとしてインマニに流れ込まないようにせき止めているのかもしれません。

・写真では判りにくいもののベゼルはたった130キロでビチャビチャにオイルが溜まっています。

●2枚セット
ここから、茶こしを加工して2枚セットにして前日光牧場までワインディング、粕尾峠の下りを楽しみます。いきなり抵抗が増えて、ISV開度が3.1だったものが4~5台と安定しません。

・案の定3000から上がふけ上がりません。1枚に戻しても4000までなんとか回るものの、暑さのせいか?オイル粘度が高すぎるせいか?それとも吸気抵抗のせいか?やはり未装着時とくらべてふけ上がりません。

●所感
130キロでこれほど溜まりますので、いちいち拭き取るのは面倒です。これを500キロとか放置した場合、インマニへ吸い込まれるのか?インタークーラーへ滴下していくのか?実験を続けていきます。
Posted at 2023/08/06 10:29:35 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2023年08月04日 イイね!

デミスターの研究に戻る(基礎実験編)

チタニックは今後の変化を見守る事として、デミスターの基礎研究に戻ります。




前回デミスターを無理やり付けたはいいけど、峠で全く吹け上がらず、密度を下げて再試験することとしていました。アイドリングではISV開度3.1であっ損なしと判断しましたが、3000rpm以上が挙動不審でした。

外して4500まで回しますと、すぐに樹脂エルボーにオイルが溜まり、ベゼル部分もオイルが回ってきており、バタフライがオイルで濡れています。

このことより、夏場でもしっかりオイルミストは飛んでいる事がわかります。オイルキャッチで捕集できればいいのですが、夏場のオイルミストは捕集できません。

よって、圧損が少なく季節を問わず捕集できるデミスターへ期待を寄せております。

●デミスター概要と問題点
比較的ゆっくりした流速気中のオイルミストを、少ない圧損で高効率に捕集できる産業用の装置です。

問題は、デミスターフィルターをベゼル近辺に仕込むのですが

・エアーの流速条件が厳しく捕集性能が落ちてしまう

・せっかく捕集してもエアー流速が上がると吹き飛ばされてしまう

●ぬれ性の向上と表面張力の低下
この問題点をクリアするために、物質と物質がくっつく理論をざっと勉強しました。あわせて吹き飛ばされない構造の考察を進めてみました。

・ぬれ性と表面張力のバランスで、物質同士がくっついたり離れたりすることが解りました。知らない事がまだまだあります。フィルター材表面のぬれ性と表面張力を調整してくっつきやすく&離れにくく加工して効果を確認します。

・インタークーラーアウターホース内は中心部の流速が早く、周辺部が微妙に遅くなります。小川の流れで中央部の水量が多く流れが速いところにゴミは溜まらず、岸部近くの浅く流れの緩やかなところにゴミが溜まりやすい現象と同じ事が特に絞りの入ったベゼル付近で強く起きるのではないかと考えます。埼玉55説

・テスラバルブの出来損ないのような原理になります。この効果を利用して、底面は平らで側面は傾斜がついて台形状になっている茶こしが、底面に付着したオイルが凝集する時に中央部から周辺部へ押されて、斜めになった側面メッシュ部を伝わりベゼルの段部分へ溜まり、オイルの飛散を減少させる効果があるのではないかと仮定しました。

・都合の良いことに茶こしのつば部分が、オイル返しの効果があると見え、捕集したオイルのみならず、ホース内を這い上がってきたオイルをインマニ内へ簡単に通さない役目を果たしているように感じます。

●茶こしフィルターでテストピースの作成
テストピースとして茶こしフィルターを大量に買い込みました。



ナガオ 茶こし 急須用 18-8ステンレス 65号 日本製 熱帯雨林495円

・複数茶こしを買いましたが、これだけが寸法的にシンデレラフィット。新潟の燕市生産品で信頼しております。

・ステンレスメッシュ部分は比較的ツルツルですので、表面を紙やすりで適度に荒し、念を入れてミッチャクロンを塗装しました。ミッチャクロンは余計かもしれませんが実験ですので。

・メッシュ部分がザラザラで滑らなくなり、粘着感がでてきました。これをベゼル部分に装着しました。

●空気の粘性
一気に捕集力がUPし、通過エアーの粘性までもが問題となります。エアーがメッシュフィルターの表面にあたり、はく離するときに粘って通気抵抗が発生します。どうやらミッチャクロンを噴きすぎて、40メッシュの隙間が0.635mmピッチから狭くなっています。

・加工無しの茶こしはISV開度が2.7~3.1

・加工した茶こしはISV開度が3.1~3.5

・これぐらいは乗っていても違いがよく解りませんが、ミッチャクロンをやめて紙やすりで荒し加工ありと加工無しの両方で、オイルの捕集効果の実験を続けてみたいと思います。

●加工無し
買って来てそのままポン付け(加工無し)で100キロ走行した結果




・ぬれ性と表面張力の調整をしなくても、オイルにとっては充分に表面が荒いのか?しっかり捕集できています。また、想定通り今回はベゼルの段部分へオイルが集まっているように見えます。写真は軽く拭き取ってしまいましたが、茶こしを外した時は、ベゼルの段部分にそこそこの量が溜まっていました。

・合わせてISV内筒やバタフライを触ってみましたが、オイルが思ったほど付着しておらず、バタフライが乾き気味です。 ハッ!これは!奇跡の茶こしなのか? 一人で盛り上がりますが、100キロ程度1回の実験では結論が出せませんので実験を続けます。

●効果の確認方法
加工アリ、加工無しでそれぞれ200キロ走り、金網メッシュの重量の変化を0.01g精度の電子はかりで計測して記録をとり、違いを比較して行きます。

また、想定通りにベゼルの段部分へオイルが集まっているのか?確認を続けます。

この調子では基礎研究で年を越しそうですね。基礎は何より大切です。

■寄道話し
この段階で、茶こしだけでもイイ線いけるのでは?と思われる結果がでました。本実験と並行して、茶こしもデミスター理論のはしっくれではありますので、形状を追い込んでデミスター本体メッシュフィルターレス・ミニデミスター(命名:ミニデミ君)の試作設計に取り掛かります。

またまたアイテムが増えそうです。

煙突掃除2号、エーモンの爪、ミニデミ君 この3点セットでオイルとPMに勝利したいところですが、研究テーマとしては可変式EGR制限ぺらが一番面白かったので、今のところチタニック効果で過去の遺物と化しており非常に残念です。
Posted at 2023/08/04 19:30:10 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「@ぐれんふぃでぃっく30Y さん
塩カルストップとか言う防錆塗料がありますが、恐ろしくお高いですね😋」
何シテル?   05/13 19:08
埼玉55です。よろしくお願いします。とにかく長距離ドライブするのが好きです。あとCX-5で未踏破の県は沖縄県のみ。 CX-5をKEからKFと乗り継いでいま...
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