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埼玉55のブログ一覧

2023年12月22日 イイね!

走りが変わるハズ 大容量キャパシタを装着

16V83Fの大容量キャパシタを積んでみました。ヤフオクで送料込み8250円。私が買ったところは動作チェック、配線ハンダ補強、初期充電してくれます。ちなみにi-Loopのキャパシタは120Fとさらに巨大。Fはファラッドという単位。

●効果のまとめ
① シフトフィーリングがなんとなく滑らかになった
② トルクの厚みが増したのか?1250rpmで緩やかな登り坂で苦しさが減った
③ アイドリングがしっとり落ち着いている
④ 全体燃費は不明だが、瞬間燃費は少し改善
⑤ アイドリングストップ時間が長くなるらしい(切っているので未検証)
⑥ カーオーディオの音が良くなるらしい(耳が良くないので解りませんでした)
⑦ ルームランプがやけに明るい
⑧ バッテリーが長持ちするらしい(半死バッテリーがまだそれなりに動いています)

フラシボー効果がかなり入っていますが、同様の効果がマツダ技報のi-LOOPの開発で報告されておりますので少しだけ期待しています。詳しくは技報を読んでください。

●考察



オルタネーターの発電をさぼらせるとエンジン出力の5~10%の損失が抑えられ、ドライバビリティが向上するというのがi-LOOP。つまりいかに発電を休止させるかです。ちなみに40Aほど常時消費しており、その内20Aは車を動かすため、あと20Aはエアコンやラジオ・照明・ワイパーなどになります。

・SOCと電圧から要充電トリガーがでるものと思いますので、ピュンピュン号の死に掛けバッテリーでは常に充電しようとしているはずなので、効果が薄いのかもしれません。そろそろVALTAを積んでみるか?

・83Fという容量は微妙に少ないと思いますが、大きいのは単純にお高いので、効果がはっきり確認できれば同じものをもう一個並列にして166Fにするのも良いかと思っております。ただ熱に弱いので、相当熱対策を考える必要があります。

防水処理が必要ですがi-LOOPの位置がベストですね。

●参考情報
No.30(2012)マツダ技報 減速エネルギ回生システム“i-ELOOP”の開発
Posted at 2023/12/22 20:22:55 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2023年12月19日 イイね!

大きなサルフェーションが剥がれたが、しかし

またまたバッテリーネタです😅

メルテックMP-220で15.5V-10Aにセットして、補充電をかけた途端に、大きなグレーのサルフェーションがポコッと剥がれた瞬間を撮影する事に成功しました。また、PbSO4が発生した瞬間もバッチリ撮影できました。

後半電解液中に浮いているゴミが剥がれたサルフェです。この後溶け込んでくれたのか、すみっこ暮らししているのか、沈澱して底に溜まっているのかは解りません。

20231218 充電負極側 PbSO4の生成と分解の動画

1.左の灰色に白いサルフェがまとわりついているのが負極のストラップ。いつもは真っ白ですが、高電圧・大電流に設定すると一瞬で白いのが一部電解液へ溶け込み(恐らく層が薄い)、鉛の地金が見え始めます。

2.1分ほど経過するとストラップの縦に伸びている灰色の短い面に泡が走った途端、白化する瞬間が見えます。PbSO4が発生した瞬間です。

3.茶黄色っぽいのは正極に塗りこめられている酸化鉛が軟化崩壊して電解液に析出し沈澱付着したもので、こうなるとダメダメです。正極がやせ細っています。左の負極ストラップの上にもうっすらと茶黄色っぽくなっており、大量に軟化崩落が始まっていると思われます。

20231210 充電正極側

こちらは不純物が多く電解液がかなり濁っています。これはダメダメバッテリーのパターン😰

●知見として得られたもの
充電中はPbSO4を電解(鉛・酸化鉛・硫酸へ)するばかりだと思われていたが、実態は電解と再生を繰り返しており、この現象については今のところ論文が見当たらない。

・気泡は酸素か水素のどちらかで、それが放出されるとき活性PbSO4が生成されており実に興味深い。水の電気分解が微量ながら起きて気泡が発生しているのだが、MP-220はピュンピュン号の弱り切ったバッテリーの充電においては、過電圧、もしくは過電流の状態であろう。

・電解と再生を繰り返している部分のメカニズムが解明できれば、更なる効率的な充電のアルゴリズムが見いだせるであろう。

・また、白い活性PbSO4がは垂直面には少なく、水平面への堆積が多く見受けられる。電極板においても頭頂部の水平部分に見られる現象で、PbSO4の鉛が電解液の比重より重く、化学反応で生成分解され、電気的に吸着するにもかかわらず、物理的な重力の影響を受けている事を示す。

・そのことより水平部面積の少ないストラップを造ればPbSO4の堆積層の厚さが薄くでき、長期滞留して不活性化しないことになるので、サルフェーションの結晶化を抑止する事につながると考える。🤔
Posted at 2023/12/19 19:57:48 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2023年12月18日 イイね!

鉛バッテリーの初期充電とSOCについて

バッテリー買って来てポン付けしますと、すぐにヘタるという話をネットで聞きました。

●鉛バッテリーの化成
バッテリー製造メーカーがバッテリーを組み立てて、電解液(希硫酸)を入れて初めて充電する事をバッテリーの化成と言うらしく、化成でバッテリーの電極の使える面積が決まり容量が作られる。

・メーカーでしっかり化成(フル充電)して出荷されていればいいのですが、手元に来るものは80%くらい。これがフル充電後の自己放電でこうなっているのとは思いますが、化成不十分であればもったいない話し。

・動画でバッテリー屋が輸入バッテリーの初期充電をして売っている話があり、VALTA買ってすぐにMP-220の15.5Vの電流オートでしっかりフル充電掛けました。経験ある方は解りますが、かなりの時間(20時間ほど)を要しますので、完全化成できていたのか?色々勘ぐってしまいます。

●というのも
ISSバッテリーはフル充電するには15.5Vとかの電圧が必要で、ピュンピュン号のオルタは14.5Vまでしか上がりません。つまりフル充電しているふりだけで、車載状態ではフル充電はできず、SOCに騙されているのではないかと思います。

・容量110Ahのバッテリーで22Ah放電すると、SOCは(110-22)/110*100=80%となりSOCは80%となります。でも車は110Ahのバッテリーを積んでいるとは知らないのでコンピューターはそれらしい数字を出して来ますがあてにはできません。

・また110Ahのバッテリーを買ったのに、化成不十分で100Ahまでしか化成できなかったとするともったいない。その逆もあり110Ahのバッテリーだが115Ahあったとかもあるでしょう。

・恐らく容量の計算は14.5V電圧をかけたが、0.5Aとか1Aしか電流が流れないという事で、それをフル充電状態と判断しているのでしょう。

・死にかけのバッテリーのバッテリー充放電積算量のリセットをしてみました。マイナスのターミナルの所にごちゃごちゃついていてセンサーが刺さっています。

・充放電のカウンターがついているのですが、エンジンが掛かっていないと計算しない仕組みです。よって、車載のまま充電器で充電しますので、充電量はカウントされずに放電が多いと判断しSOCは大きく狂います。

●スーパーキャパシタEDLCの接続


スーパーキャパシタを買って付けたが、+は+ターミナル(赤いケーブル)、-はボディーアースに繋げた。スーパーキャパシタの電気はバッテリー充放電積算カウンターを通らないので、これまた大きな狂いが生じる原因となる。

・カウンターとマイナス端子の間に繋げ、エンジンが掛かっている時の電流の出入りはしっかり積算されるようにしておきたいところだが、少し大きめのY端子をとめるのに良い場所が空いていなくてお悩み中。
Posted at 2023/12/18 18:48:38 | コメント(13) | トラックバック(0) | 日記

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「ディーゼルエンジンは初めての場合濃度濃いめが良いかもです
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何シテル?   06/13 18:29
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