今回は、PTCヒーターの強力版で暖気用のヒーターを作成しました。
●寒冷地 冬場のアルアル
水温が上がるまで暖房が効かなく寒い
純正シートヒーターもなかなか昇温しない
少し水温が上がり始めても、暖房を使うと水温の上りがおそくなる
さいたま市ではありませんが、朝の窓ガラスの解氷は大変です。
よって、北海道勤務時代は長々と暖機運転に軽油を使っていました。
そこで、エンジン連動で即温風が出て、無駄な暖気を控えるヒーターを開発します。
●本式は
寒冷地仕様車では300~400WのPTCヒーターを仕込むようですが、30~40Aの電源設置が必要となるため、シガーソケットを強化しそこから給電できる限界の150WのPTCヒーターを熱源に開発を進めます。
●用意した物
シガーソケットのヒューズ 15A→20A→25A
シガープラグのヒューズ10A→20A→25A
※大電流用のシガープラグ(16AWG)を使用 14AWGが欲しいがありません。その内作りたいところです。
150WPTCヒーター(実際の立ち上がりは280W流れます)
筐体・・・試行錯誤
60*60*15mmの12Vファン
ファンのスピードコントローラー回路
サーモ電源回路、ディレイ機能付き
●工作
前回50W版と比べて、熱々の温風が出ますので、筐体は紙という訳にいかず、得意でもない木工で組みました。図面起こさずに組むと、無駄が多く明らかに大きい。
運転席の足の下に転がしておきたかったのですが入りません
●早速車載試験

家で安定した電源ではアツアツでパワフルに動いておりましたが、車載すると、充電制御時の低い電圧では、風量が少しパワーダウンします。解氷できるのかは不明ですが、解氷の補助としてはよさげ。
PTCヒーターは電圧のふらつきには強い。減速エンブレで電圧が上がると風量が増えます。気に食わない
サーモは24℃に設定すると26℃で切れて、24℃まで下がると入るように設定。まずまずの感じですが、今日は少し暑かった。少し試行錯誤します
ディレイリレーをセット、エンジンかけてオルタが安定したころを見計らって、10秒後に通電開始するように
家に帰り、塗装しました。小さく作り直そうか?お悩み中。
エアコンOFFで一日走り回りましたが、実に軽快。やはり街乗りの低回転主体時には空調にかなりのパワーを食われている事を痛感しました。
Posted at 2024/11/03 22:53:46 | |
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エアコン | 日記