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埼玉55のブログ一覧

2023年12月18日 イイね!

鉛バッテリーの初期充電とSOCについて

バッテリー買って来てポン付けしますと、すぐにヘタるという話をネットで聞きました。

●鉛バッテリーの化成
バッテリー製造メーカーがバッテリーを組み立てて、電解液(希硫酸)を入れて初めて充電する事をバッテリーの化成と言うらしく、化成でバッテリーの電極の使える面積が決まり容量が作られる。

・メーカーでしっかり化成(フル充電)して出荷されていればいいのですが、手元に来るものは80%くらい。これがフル充電後の自己放電でこうなっているのとは思いますが、化成不十分であればもったいない話し。

・動画でバッテリー屋が輸入バッテリーの初期充電をして売っている話があり、VALTA買ってすぐにMP-220の15.5Vの電流オートでしっかりフル充電掛けました。経験ある方は解りますが、かなりの時間(20時間ほど)を要しますので、完全化成できていたのか?色々勘ぐってしまいます。

●というのも
ISSバッテリーはフル充電するには15.5Vとかの電圧が必要で、ピュンピュン号のオルタは14.5Vまでしか上がりません。つまりフル充電しているふりだけで、車載状態ではフル充電はできず、SOCに騙されているのではないかと思います。

・容量110Ahのバッテリーで22Ah放電すると、SOCは(110-22)/110*100=80%となりSOCは80%となります。でも車は110Ahのバッテリーを積んでいるとは知らないのでコンピューターはそれらしい数字を出して来ますがあてにはできません。

・また110Ahのバッテリーを買ったのに、化成不十分で100Ahまでしか化成できなかったとするともったいない。その逆もあり110Ahのバッテリーだが115Ahあったとかもあるでしょう。

・恐らく容量の計算は14.5V電圧をかけたが、0.5Aとか1Aしか電流が流れないという事で、それをフル充電状態と判断しているのでしょう。

・死にかけのバッテリーのバッテリー充放電積算量のリセットをしてみました。マイナスのターミナルの所にごちゃごちゃついていてセンサーが刺さっています。

・充放電のカウンターがついているのですが、エンジンが掛かっていないと計算しない仕組みです。よって、車載のまま充電器で充電しますので、充電量はカウントされずに放電が多いと判断しSOCは大きく狂います。

●スーパーキャパシタEDLCの接続


スーパーキャパシタを買って付けたが、+は+ターミナル(赤いケーブル)、-はボディーアースに繋げた。スーパーキャパシタの電気はバッテリー充放電積算カウンターを通らないので、これまた大きな狂いが生じる原因となる。

・カウンターとマイナス端子の間に繋げ、エンジンが掛かっている時の電流の出入りはしっかり積算されるようにしておきたいところだが、少し大きめのY端子をとめるのに良い場所が空いていなくてお悩み中。
Posted at 2023/12/18 18:48:38 | コメント(13) | トラックバック(0) | 日記
2023年11月29日 イイね!

オイルパンヒーターの設置(材料手配)

寒くなって来たので念願のオイルパンヒーターを付けてみます。12月中旬配送なので、正月休みにアンダーカバー外しての作業になります。

今はエンジンスターターを使って始動暖気5分掛けています。外気温7℃、油温10℃で1分間に4.5℃油温が上がり、走り始めは32℃。ピストンリングの合口はまだ閉じておらず、5分ほどで圧縮が出てきて車が前に進み始めます。

●材料

・オイルパンヒーターDC 12V 15W 耐熱性200℃ 加熱温度範囲120〜150℃ 4枚で熱帯雨林1151円


・DCリモコンスイッチ 熱帯雨林1899円 これで朝起きたら電源ONする目論見


・DCコントローラー 2個で熱帯雨林587円 これで温度調整する目論見

・各種配線材料 熱帯雨林6585円

●経路
ポタ電→配線(5Aヒューズ)→リモコン→コントローラー→配線(5Aヒューズ)→ヒーター(エンジン・AT)

バッ直→配線(5Aヒューズ)→リモコン→コントローラー→配線(5Aヒューズ)→ヒーター(エンジン・AT)

●運用
上手く行けば走り始めから滑らかな潤滑が味わえます。極寒の車中泊でもエンジン始動が怖くありません。

・リモコンも2個ありますので一つは寝室、一つは車中泊時の車内。

●課題
①配線を室内からボディー外にどの経路で出すのか?悩みどころ。また、オイルパンなど断熱のカバーのようなものが付いており上手く外せるのか?

・配線が難しい場合、2個で2.5Ah 30WhくらいなのでVALTAの64Ahバッ直となります。すると、リモコン受信機や電圧コントローラーをエンジンルーム内に設置することになり、夏場の耐熱性がかなり怪しい。

②12V15Wでどの程度の時間で油温が何度になるのか?色々テストが必要です。油温50℃でピストンリングの合口が閉じると思いますので、50℃前後が理想です。

③当然リモコンが作動するにはリモコンスイッチ本体にDC12Vが来ていないとON/OFFできません。ポタ電は6時間出力が無いと、出力がオートOFFになりますので、DC12Vで1Wとか何かの抵抗を入れて常時通電させておく必要があります。

④ATオイルをオイルパンとストレーナーごと交換したいと思っており、発熱体を貼り付けてしまうと簡単にはがせないので、先にATオイル交換が必要だが、Dの予約がいっぱいでとれません。

ポタ電があるとつくづく何かと便利です。電気の世界も面白そうですね。
Posted at 2023/11/29 13:23:24 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記
2023年11月26日 イイね!

お掃除プチオフ in 秋ヶ瀬公園 ベゼルの金属ばね

ご参加者の皆様、お疲れ様でした。

会も進み無駄を省き、究極の省エネお掃除に昇華したと思います。

今回の目玉は、他の補器を外さず左手でベゼルを外す。という趣旨でした。

左手だけで外す必要はないのですが、オルタのB端子やクーラントリザーブタンクを外さずに、手早く外すという技です。繰り返し作業していると良く言うことを聞入れくれる良いベゼルに成長すると思います。

●ベゼルについて
さて、こぉさんのベゼルが樹脂と金属ばねが外れて入らなくなっていました。経年劣化なのか、加古川で開けた時に無理くり突っ込んだのか解りませんが、コチョコチョと弄って入るように修正しました。

・春に再度開けた時、外れるようでしたらあきらめて交換する必要があります。ベゼルが入らない人は、樹脂と金属ばねの順番が外れて逆になっているかもしれませんので、ご一報です。樹脂が上(筒に対して内側)で金属ばねが下(筒に対して外側)です。

・逆になっていると絶対に入りませんので、チェックポイントです。

●VALTA
また、熊珍さんに戴いたVALTA,残念ながら家で充電していると硫化水素が発生しており、草津の匂いがしました。単純に液不足で起きますので、やはり密閉式で液の補充ができませんでしたので、処分させて頂きます。

●お誘い
世界に一つだけのスカD2.2の煤をホジホジするミニオフ会です。

・デーラーではできなく、DSC行くほどでもないようなセルフメンテとして価値があるのかなぁとぼちぼちやっていきたいと思います。皆でやっていますと、ベゼルの事など見比べて違いが解りますので、慣れるまでは心強いかと存じます。

ピカシェットさん、遠方からのご参加ありがとうございました。
Posted at 2023/11/26 17:03:33 | コメント(6) | トラックバック(0) | 日記
2023年11月21日 イイね!

ダメダメバッテリーの再生(リチウム編)

ダメダメバッテリーの再生(リチウム編)ネットでは再生不可能と言われている埼玉55のバッテリーで、どんなに充電しても変化がありません。電極板の再生ができないのは解りましたが、崩落するまで延命はできると思っております。

買い替えろ!

●アイドリングストップ用のバッテリーの求められる性能として

1.クイックチャージ性能
2.アイドリングストップ寿命

というのがGSユアサのHPにあり、電解液にLi(リチウム)を配合することで、鉛のイオン化を促進し、クイックチャージ性能を向上させています。

とありました。「鉛のイオン化を促進」と言うのに目が行きます。

●更に鉛バッテリーの再生技術開発の研究論文によると

電池容量の低下を引き起こす代表的な劣化モードは,

① 正極格子と活物質の界面にPbSO4やPbO からなる不導体層が形成され容量低下するモード

② 正極活物質のミクロ構造が変化し軟化・脱落し容量低下するモード

③ 負極の表面に形成される緻密なPbSO4層がイオンの移動を妨げて容量低下するモード

④ 正極格子の腐食やグロスによって容量低下するモード

の4種類である

①は不導体層(サルフェの仲間)、③がサルフェで、埼玉55のは①②③と重症である事にかわりはない。

ところうが、

・鉛蓄電池製造企業の先行特許文献にたびたび記載されているように,鉛蓄電池の放電容量が正極の容量で決定されることを示している。

・負極には放電に関与していないPbSO4 が多く存在していることを示している。新品と中古品との間で,負極に含まれるPbSO4 の質量にほとんど差がないことから,これらのPbSO4 は電極の化成処理後に未化成のまま残ったものと思われる。

・鉛蓄電池の再生処理に関する先行特許文献の多くでは,負極のこれらのPbSO4 をサルフェーションと呼び,これが放電容量の減少の原因であると問題視している

・しかしながら,021 や022 で確認された再生処理充電による放電容量の増加は,負極の容量の増加も当然ながら伴っており,放電に関与していないPbSO4 が必ずしも負極上で失活しているわけではないことを示している。

と負極のサルフェなんかほっとけとされており、ポイントは鉛のイオン化にある事にたどり着きました。この際、頑固なサルフェは放置して、リチウムを電解液に添加する事により鉛のイオン化を促進し、容量低下の歯止めを行い延命化を図ります。

先日精製水を満々とアッパーレベルまで入れてしまったので、更に入れるのは比重が極端に下がり厳しい事になりそうで、面白いので迷わず入れてみよう。

更に容赦なくエンジン止めてTVを長時間見ます。充電するための放電が重要です。

●ウイルソンのバッテリーの超補強液

成分:精製水、硫酸、リチウム化合物、有機ゲルマニウム化合物
参考価格:熱帯雨林 719円 + 配送料 418 円= 1137円

●参考情報
鉛蓄電池の再生技術開発及び再生原理の解明(第1報)
6 鉛蓄電池の電解液中のSO42-イオン濃度及び電極組成の分析
舟木敬二,渡邊真彦*,歌田光典**
Posted at 2023/11/21 18:20:04 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2023年11月18日 イイね!

バッテリーの正極溶ける やばい

冷間時にバッテリー液の表面に茶色や黒の化合物が浮いているものは、正極の強化添加剤物質が崩壊し始めているという事で、ドンドン通電性が悪くなり、どうやっても救えないバッテリーとの話をネットで拾いました。🤔



まさしく埼玉55のバッテリーがそれで、ここしばらくは補充電をしておりますが良くなることはありません。😭




浜松に出かけますので、その前に、液面に浮いている茶色い不純物をシリンジで吸い取って、ろ過して戻してみました。🤓

6セル中4セルがやられており、こりゃダメだわ😱


一応透き通った電解液になっておりますので、1週間ほど走って、また溶け出していれば、ドンドン進行中という事になりますので、突然死する前に交換を検討しなければなりません。

マツダ純正バッテリーをご使用の皆さんは、栓を開けて液面をチェックしてみてください。表面に何かうっすらと浮いているようでしたら、パルス充電をやっても復活しませんので、素直に交換することをお勧めします。🤗

原因は学会論文によると、夏季の高温に酸化鉛の電極板に添加されている物質が軟化してひびが入り電気が流れにくくなるようです。

都市部の渋滞地獄では軽く80℃を越えて来ますので、遮熱か放熱等の対策が有効と思われます。

最近の市販品はその辺りが強化されている様です。😋
Posted at 2023/11/18 13:53:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「ディーゼルエンジンは初めての場合濃度濃いめが良いかもです
500ml位とか」
何シテル?   06/13 18:29
埼玉55です。よろしくお願いします。とにかく長距離ドライブするのが好きです。あとCX-5で未踏破の県は沖縄県のみ。 CX-5をKEからKFと乗り継いでいま...
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