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2023年03月24日

もしかして、外張り断熱が繋がっていない!!?

もしかして、外張り断熱が繋がっていない!!? 先のブログに書いたように、春分の日に建築中の家を見に行ってきました。そのときに撮った写真をマジマジと見ていて、ガレージ周りで外張り断熱の断熱材が繋がっていないところがあるのでは?と気が付きました。一昨日の夜のことです。

まず、そのブログでアップした写真での紹介ですが、こんな感じで家全体を外側から断熱材で隙間なく包むように施工しています。

銀色なのは、断熱材にアルミ箔面材がくっついているからで、この外側にさらに外壁パネルが貼られることになります。

ガレージは、かなり前にブログで書いた通り、「居室空間からみて外扱い」にすると同時に、「ガレージも外から断熱」する構造にします。この図の一番右のようにします。


それで、ガレージと居室と本当の外の境界のところの写真をよくよく見ていると、断熱材が連続していないのでは?という疑いを持つにいたりました。

具体的には、以下の写真も合わせて説明すると、

 ・居室から見て外となる側のガレージ内壁は断熱されているが(写真正面中央)、
 ・ガレージから見て外となる中庭側のガレージ内壁に断熱材はない(正しい)ために、
 →居室とガレージの境界の柱がその幅の分だけ断熱されてないのではないか?
という疑いです。

なお、この写真奥のガレージ収納の後ろ側の外を家の正面側から見るとこういう感じで、

ガレージそのものはちゃんと外から断熱材で包んであります。なので、このガレージ収納内側の内壁は断熱材なしが自然な姿なのです。
写真ではわかりにくいですが、ガレージ収納の左側の居室との壁にもちゃんと断熱材が貼ってあります。
‥‥ということは、やはりここも柱1本分だけ断熱材が繋がっていないのではないかと疑われます。

さらに、こちら側とは反対側のLDK側についても同様で、やはり柱一本分の断熱されていない領域があるのではないかと。



そこで、これら写真に補足を入れて添付して、担当の建築士さんにメールで問い合わせました。
すると、やはり不連続になっているところがあると早々に確認いただきました。図面と現場の両方をすぐに確認していただきまして、以下の図面上の4か所で断熱材が繋がっていないということです。


そして、単に柱の幅分が断熱されていないというだけではなく、柱の角と断熱材の角が当たる構造(面で接していなくて線で接している)になっていると伝えられました。

その情報を基に、左下の③のところのLDKとの境界の部位について改めて模式図を書いてみると、具体的にはこういう感じになります(下図左)。


これでは、この図右に示すように、ガレージとLDKの間の柱の対角の角のところが熱の通り道になってしまっていますね。

この柱の太さ(厚み)は105mmです。柱周辺の断熱材と柱とが面で接していて柱の分だけが断熱されていないということであれば、木材もそれなりな断熱性能を持つのでまあいいかなと思ったのですが、角と角しか接していないとなると話は別です。

‥‥これは‥‥‥今のうちに是正してもらわないとと思い、こんな感じで断熱して欲しいというお願いを建築士さんに昨日夕方にしました。


建築士さんには、昨日のうちに詳細設計を担当する部門(私の担当の建築士さんが基本設計したものをベースに、細部を設計する部隊)や現場監督さんと調整いただきまして(とはいっても小さい会社なので近くにいらっしゃるんだと思いますが)、私の示したような感じの方法(をプロが施工方法も踏まえてちゃんと考えたもの)で是正してもらえることになりました。


もしも今のままであっても、現実的な熱の影響は実際には軽微なものかもしれません。ですが、本来の設計思想(隙間なく断熱材で包む)に合っていない設計見落とし(実は繋がっていない部位がある)があるということが嫌な感じなんですよね。神は細部に宿るのです。断熱材の外のパネルが貼られる前に見つけられて良かったです。建築士さんにも迅速に対応してもらえたので、これから問題なく改修されるでしょう。

思うに、断熱の仕方として、外側をマルっと全部包めばいいだけの通常の家(面は連続した1面しかない)と異なり、家とガレージをそれぞれ独立に断熱材で包まなければならない(面が複数あり面と面が分岐するように接続)ので、その接続部辺りはちょっと難しいところなのかもしれません。細部の詳細設計をする人の設計センスと設計技量によるようなところなのかも。
とはいえ、担当の建築士さんは私の指摘ですぐに問題に気が付いてくれましたので、詳細設計部隊の中でのチェックが甘いのかもしれませんね。上の人はちゃんと設計内デザインレビューをしているのかな!?
(建築は素人ですが、製品設計開発者として耳の痛い話だったりします‥。)
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Posted at 2023/03/24 20:16:14

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この記事へのコメント

2023年3月25日 8:02
これだけチェックされてたら厳しくやるしかないでしょうね、施工側は。知識あれば細かいところも分かるし施工不良見逃すこともなさそうですし良い家出来そうですね!
知識ない人は施工者を信じるしかないので。
コメントへの返答
2023年3月25日 8:26
まあここは、施工不良ではないですし、設計の詰めが甘いだけで設計不良とまでは言えないかなと思いますが、大きな買い物なのでできるだけ良いものにしたいという思いですね。気付けたのは、たまたま良いタイミングで見に行けたからというのが大きいのですけど。

設計する人は大抵は普通の人で必ずしもすごいわけではないので、建築素人でも素朴に疑問やアイデアをぶつけると、先方にも気付きが生まれて改善されたりします。建築に専門的なことにそんなに詳しくなくても、すべては物理法則だけで十分に議論可能だと思います。
2023年3月25日 8:36
でも知識でかいですよw

自分は結局予算オーバーで坪数削ったりしてます。
コメントへの返答
2023年3月25日 9:41
安く上げるのは難しいですよね。
ハウスメーカー側の都合や実績から、そもそも安い建材が選択肢に上がってこなかったり。比較対象を比べると良いものにしたくなったり、、、。
一部私からの支給品にしてもらったりしてコストダウンしていますが、結局私も予算オーバーです。
2023年3月25日 9:30
いいなー、指摘した事に対する的確な回答がすぐに返ってくる…。

ウチなんて、問題を指摘しても「確認します」って言うだけで、回答は一週間後だし、回答内容も問題を追認するだけで、是正の手段も時期も報告無しですよ。

もう、我が家より先に完成しちゃうのでは?
コメントへの返答
2023年3月25日 9:52
ハウスメーカーを選ぶにあたって、雛形の押し付けではない柔軟な設計をしてもらえそうで、対応が身軽そうで、最初から技術者と直接話ができるところとして、大手でも中堅でもない今の設計事務所を選びました。選ぶときは大丈夫かなと思うところもありましたが、とてもしっかり対応していただけています。
引き渡しは6月以降の予定なので、逆転はないと思います‥‥よ。
2023年3月25日 16:39
僕も拘った割に、予算や施工の都合で妥協してしまったところも多々あり、中には後悔している部分もありますね。
断熱は後から補修するのが大変なので、この時点で気づいて良かったですね。
コメントへの返答
2023年3月25日 17:17
はい、たまたまなところもあるのですが、この時点で気が付けて良かったです。
すでに私の修正案以上の(ちょっとやり過ぎ感もある)改修図面を提示してもらいまして、さっそく補修してもらっています。

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