
壊してしまったのか最初から不良だったのか、遅延タイマーが動かないので電気系の作成ができなくなってしまいました。仕方なく部品の注文はしてありますが、しばらく届かないので、その間にメカ系の作成を進めることにします。
今日はまぁそんなには作業できませんが、リンクの部材の加工をしました。まずは、先日、開ける穴を整理した図があるので、これを見ながらの穴開けです。
板への開ける場所の墨付けも先日やってあるので、ドリルの取っ掛かりのガイドとなるポンチを打つところから。
これをやっておくとドリルが断然楽にできます。径の小さい穴ならポンチをやるまでもないですが、開ける穴は、6mmと17mmなのでポンチは必須でしょう。
今回、いろいろ部品を買うついでに、バネ式のセンターポンチを買いました。

これいいですね。押すだけでしっかりポンチできます。
今までは、昔ながらのセンターポンチを金槌で打って使っていましたが、片手でできるのがいいです。
まずは6mmの方を開けて、
次に17mmの穴を開けました。
(こう書くと一瞬ですが、それなりに時間かかっています。)
最初の図と同じように並べてみました(駆動系を付ける短い板はまだ長いまま)。図が間違っていなければこれでいいはずです。
ボルトの頭を埋め込む彫り込み2箇所はまた今度にして、大の方の17mmの穴にベアリングをどうやって固定するか、試しながら実験です。と言っても、接着剤を使うのは確定なので、瞬間接着剤(シアノアクリレート)にしようか、ウルトラ多用途接着剤(シリル化ウレタン樹脂系)にしようかという程度ですけどね。
まずは、ベアリングの外面の脱脂です。ベアリングにはグリスが充填してあるので、外側も何となくベタベタしています。中のグリスは洗い流さないようにマスキングをして、

手元にアセトンがあったのでアセトンで脱脂しました。
これを板の穴に入れると、

穴とベアリングの間に若干の遊びがあります。ピッタリになるかもとも思っていましたが、わずかに穴の方が大きいようですね。
この若干の隙間を接着剤で埋めます。
最初に瞬間接着剤を使ってみました。

ベアリングを先に入れた後に、板とベアリングの隙間に接着剤後乗せで浸透させる作戦です。
粘度が若干サラサラではないためか、思ったよりシュッと毛細管現象で吸い込む感じがないですね。まあそこそこ隙間にも入ったかなぁ。ちょっと盛り上げて浸透を待ちます。
部屋の湿度が低すぎるせいか、瞬間接着剤のくせに全然瞬間では固まりません。瞬間どころか30分経ってもなんか液っぽい見た目だったので、1時間以上放置しました。

一応、盛り上げた分はなくなって固まっています。
裏返してみると、下までは隙間に浸透していないようですね。半分くらいは入っていそうではあります。

う~ん、後乗せ浸透作戦はちょっとイマイチかも知れませんね。面に塗ってから挿した方がいいかも知れません。
裏からも隙間に浸透させつつ盛りました。

それもだいたい固まりました。

隙間にはそれなりに接着剤が入り込んでいるように見えます。
触ってみた感じは十分しっかり着いているので、実験といいつつもこれも使いましょう。
後日、接着剤を変えてみるのと、塗り方を変えてみるのをやってみて、一番良さげな方法で残りを接着します。
今日はこんなとこかな。
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2023/11/24 21:40:38