
うちのリビングのエアコンは、すごい
高いところに付いています。日頃はとても良いのですが、今日はちょっとたいへんでした。車ネタはあまりないので、その話をちょっとしてみましょうか。
うちに2階はありません。が、ガレージの端から同じ勾配で続く屋根で、リビングの端の方では2階の天井とほぼ同じ高さになっています。建築前のCG完成予想俯瞰図で示すと、この丸で囲ったあたりです。
ここの設計の意図は、リビングの横に畳間や玄関があっても、互い違いの勾配屋根によって
リビングに直接面した窓を上部に作り、リビングに直接光を入れようとするものです。
その結果、高いところではあるものの、外に面したリビングの壁もできることになったので、そこにエアコンを付けることにしたのです。
また、リビング横の畳間の天井をそのまま少しリビングに張り出させて、その上にバー照明を入れることで、その壁を反射板にする間接照明にもしています。
日頃は、巨大なエアコンの
室内機が視界に入ることもないし、
空気の流れも良い場所にあるし、
照明もちょうどいい塩梅なので、とても良い配置にできたと気に入っています。
でもね、エアコンですからね、
ノーメンテというわけにはいかないわけです。
今朝、重い腰を上げて、エアコンのホコリキャッチャーとフィルターの掃除をしました。それがまあまあ怖いのですよね。
まずは、とても高いところにあるので、10段ある巨大な脚立を準備して、登ります。

収納のことを考えて伸縮式の脚立にしたのがいけないんですが、
剛性が相当イマイチで揺れるんですよ。一踏一踏たわんで揺れます。
冷静に考えれば、倒れる心配はさすがにいらない程度の揺れではあるんですけどね。でも理屈じゃなく怖いんです。
で、まあそれでもなんとか上に上がりました。
間接照明を付けるだけの場合、普通は張り出させる構造物に人が乗れる強度を持たせたりはしません。ですが、まさに今日みたいなエアコンのメンテナンスのことを考えて、人が乗れる強度にしてもらいました。フローリングも張ってもらったので、さながら
人が歩けるキャットウォークになっています。天井高も十分にあるので、実際に立って歩けますよ、そこそこ怖いですけど。
そして下を見ると355。
上に上がったなら、さっそくフロントパネルを外しました。
上面と前面にフィルターが見えますが、一見綺麗ですね。
このエアコンは、日立の白くまくんなのですが、フィルターの埃を集めるフィルター掃除機能が付いています。
https://kadenfan.hitachi.co.jp/support/ra/q_a/post-85.html
フィルターが綺麗に見えるのは、このおかげでしょうね。
フィルターから集められた埃は、ホコリキャッチャーに集められるようになっています。その
ホコリキャッチャーを掃除する機能はないのですよね。そのため、半年に1回はホコリキャッチャーの掃除をしなければいけません。
見た感じホコリキャッチャーの掃除だけでも良さそうだったのですが、せっかく上にのぼったことだし、フィルターも一緒に洗うことにしました。
ということで、フィルターも外して降りてきました。
フィルターと一緒にシャワーを浴び、ホコリキャッチャーも石鹸で洗って、水気を切って乾き待ち。
洗ってて思ったのが、このフィルターって、
すごく目が細かいんですよ。
ざっくり乾いた後に、目の幅を測ってみると、
0.37mmピッチくらいですね。(数えると19目で7mm → 7mm/19目=0.368mm/目)
少し前のエアコンのフィルターって、枠と同じ黒いプラ素材でできたmmオーダーの粗いものだったと思いますが、超細かい網です。
そして、網の素材の糸も超細い。

数十μmの下の方くらいでしょうか。
こんなに細かいとすぐに目が詰まってしまいそうですが、フィルター掃除する機能が付いているから成り立つのかな。エアコンも何気に進化していますね。
乾いたら、また上ってフィルターを取り付けました。
上面と前面にそれぞれあるのホコリキャッチャーも取り付けます。
最後にフロントパネルを取り付けて、今日のメンテナンス完了です。
いや単にエアコンの掃除を通常メンテをしたというだけなんですけどね。高いところに上がるのが、なんとなく我が家の一大イベント的なのでした。
あっ、そうそう。
掃除中にエアコンは付けられませんが、高気密高断熱なので、問題なしです。今日くらいなら半日くらいエアコンを切っていても、室温が上がったりはしません。
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2024/07/13 15:34:03