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2025年08月23日 イイね!

ちょっとダメなヤツ

ちょっとダメなヤツ
今日も猛暑日。相変わらず超絶に暑いですね。

今日は、買い物やランチに行ったりしつつも、ホイールナットのチェックをしたりしていました。チェックにはトルクレンチを使いたくて‥‥‥、となるとまずは、そのトルクレンチのチェックからです。

私の持っているトルクレンチは、たぶん20年前頃に近くのどこかで買ったものです。数千円の後半だったと思います。996でタイヤ交換をするために買ったのですが、それ以前はトルク管理なんてせずに適当になんとなくで締めていたと思います。


メーカーを気にもしていなかったのですが、このトルクレンチはエマーソンのEM-29というもののようですね。そして、今も同じものがアマゾンで安物トルクレンチとして売られているみたいですね、ちょっとびっくり。

このトルクレンチは、今は持っているだけでほとんど使っていません。使っていないくらいですから、20年間校正なんて当然しておらず、トルクは狂いまくっているんじゃないかと思います。使わないでケースに入っているので、見た目はきれいなままなのですけどね。

で、トルクが狂っていないかをチェックするために用意した道具が、こちらの釣り用のデジタル吊り秤です。



楽天で790円送料無料でした。

これを使って実際に引っ張る力を計って、トルクレンチの精度を確認しようということです。トルクレンチがカチッと鳴るときの力を実測して、トルクレンチの設定値と突き合わせる作戦。


まず、トルクレンチの持ち手部分にはリング状の溝があるので、そこにタイラップを巻いて力を掛ける場所にします。トルクレンチの回転軸中心から、この力点までの距離を計ると388mmでした。


そうすると、トルクの設定値をTとしたとき、この力点に、1000[mm] / 388[mm] * T[N·m] / 9.8[N·m/kgf·m]の力をかけたときに、カチッと鳴るはずです。なので、その計算値と実測値を比較するわけです。

このトルクレンチの最小設定値は、28[N·m]です。グリップ1回転で14[N·m]ずつ強くなっていき、最大で210[N·m]までセットできます。そんなに強い力で使うことなんてないでしょうけど。


まずは、この下限値28[N·m]設定で実測してみることにしました。
計算上は、
  1000 / 388 * 28 / 9.8 = 7.36 kg
となるはずのところ、実際に計ってみると実測値は6.4 kgとなりました。約13%小さい値です。

次に、そこから2回転締め込んで、56[N·m]でやってみます。計算値が、
  1000 / 388 * 56 / 9.8 = 14.7 kg
になるのに対して、12.8 kgくらいでした。やはり、約13%小さい値です。

ということは、56[N·m]に設定していても、このトルクレンチで締めると実際には49[N·m]くらいでしか締まっていないということになります。逆に言えば、それを見越してトルク値を設定しておけばいいということです。おそらく、20年間のうちにバネが少し弱ったのではないかと思います。まあ、安物なのでそんなもんなのでしょう。本当は校正に出す方がいいのでしょうが、こんな安物レンチを校正に出す人はいないんじゃないかと思います。(だからこそ自分で計ったわけですが)

28でも56でも約13%の誤差だったので、おそらくは全体にスケールずれしているのではないかと思います。が、もっと上のレンジを使うならば、上の方でもできれば確かめておきたいところでしょうね。今日用意した道具では、一人では安全に強い力を掛けるテストができそうになかったので、56でやめておきました。

で、これで誤差が把握できたトルクレンチを使って、スピットファイアのホイールナットがちゃんと締まっているのかをチェックしました。

さて、スピットファイアのホイール用のボルト・ナットは、3/8インチ径のUNF(ユニファイ規格の細目)です。

ボルトは細目にすると、回転トルクに対して軸力が高まる関係になります。浅いくさびにしたようなものですからね。それもあって、規定トルクはかなり小さく、55[N·m]のようなのです。イマドキの普通車の半分か半分以下くらいですね。

それで、実効的に55[N·m]になるようにトルク設定して、ホイールナットを一つずつ締め直していきました。


で、フロントと左リアには問題なかったのですが、右リアの4本中の1本だけちゃんとトルクがかかりません。ナットの頭に問題はなく、スプラインがナメるようなこともないと思うので、ネジ山をナメているのかも知れません。業者さんからも一本怪しいと言われていたんですが、やっぱり明らかにおかしくダメでした。

このままでは危ないので、ボルト交換するしかないですね。ひとまず、今日のところは確認までです。
Posted at 2025/08/23 20:36:06 | コメント(3) | トラックバック(0)
2025年08月17日 イイね!

ひとまず、3連メーター追加ナセルを撤去する

ひとまず、3連メーター追加ナセルを撤去する
スピットファイアは、発売から3代目となるMk.3の途中まで、センターメーターでした。これは、右ハンドルと左ハンドルで共通の内装にするためだったようです。Mk.3のモデル途中の北米仕様の車から、運転席正面に変わっていったそうです。

68年式の欧州仕様の私のMk.3もセンターメーターです。


センターメーター下のボディ同色のコンソールパネルは、過去のオーナーのどなたかによって作られたもので純正ではありません。脇を飾る木目の装飾もそうです。なかなかうまくまとまっているんじゃないかと思います。
(なお、そこに入っているカーステは、敢えて地味な見た目をしているBluetoothオーディオにも対応した現行モデルのようです。それについてはまた追って。)

センターメーターは雰囲気があって見た目がいいなぁと思うのですが、最低限の計器しか物理的に配置できないのが欠点だと思います。
それを踏まえて、上の写真のステアリングの隙間を見ると、何やらメーターがちらっと見えますよね。そこをアップにすると、こんな感じになっています。


そうこれは、前オーナーさんによって作られた追加のメーターナセルなのです。思うことは同じと言うことでしょう。ハザードスイッチ、油温計、油圧計、電圧計の追加のメーターが並んでいます。なかなかうまくできていて、この車の特徴の一つになっていると思っています。

でも実は、この3連メーターはまだどこにも接続されていないんです。前オーナーが製作中に車を手放すことにしたため、メーターだけが付いている製作途上の状態なんです。
(なお、詳細は書きませんが、前オーナーが車を手放したのは健康上理由からです。車趣味も健康な体あってのものですね。)

この3つのメーターは実用的にも魅力なので、私がその製作の続きをやろうと考えているのですが、その前にちょっと残念なことになっちゃっているんです。



追加されたメーターナセルに貼られている革(と言うか合成皮革)が剥がれて、ベロンベロンになっているんですね。

ドイツにあるときはこんなことにはなっていなくて、横浜税関で見たときも端っこがちょっとめくれているなぁという程度だったのですが、納車のときにはもうこうなっていました。
横浜での予備検査前後での関東の高湿度の猛暑や、納車時に埼玉で豪雨に当たってしまった等々で、日本の夏にやられちゃったのではないかと思います。赤道直下のコンテナの中よりも、日本の猛暑の方が厳しいのでしょう。コンテナ輸送がきっかけで、日本がとどめを刺したのかも知れませんけど。

と言うことで、3連メーターはまだ繋がっていないことだし、合皮はベロンベロンだしで、一旦外してみることにしました。

スマホのインカメラで下から覗くと、メーターが接続されていないことがよくわかります。合皮が剥がれて合板の縁が露出していますね。


この合板は、L字のステーを使って、2か所各2本の木ネジで留められていました。


木ネジを緩めるのにメーターが邪魔なので、先にメーター外していき、


最後のこれだけ抜き取れないので、こういう感じでずらした状態にして


木ネジを外してメーターナセルを外しました。


家の中に持ち込んでチェックすると、接着剤がネッチャネチャのベッタベタ。




表側を見ても、しっかり貼り付いていなくて浮き気味になっています。


もうこれを貼り直すのは無理そうなので、この合皮シートは諦めることにしました。シートの接着剤の種類がよくないのですかね。なので、シートを全部剥がしてベタベタをきれいにすることにします。

で、剥がした合皮の下もひどいベタベタ状態。


テープの粘着力を使って、ベタベタを取っていきます。


根気がいりますが、こんなベタベタが


こうなりました。


時間を掛けて、だいたい取れました。



よく見ると合板の彫り込みの脇が剥がれていたりしたので、


接着剤を隙間に浸透させて補修しておきました。


現在、硬化待ち中です。


接着剤が乾いたら、どういう仕上げにしましょうね。他にも多少の修正をした方が良さそうなところはあるのですが、基本的には良くできていると思うので、この板は再利用したいと思っています。

前のように黒い革を貼るのが無難そうですが、いい柄の天然木の突板が見つかれば、そういうのを貼ってもいいかもしれません。センターメーターの木目と喧嘩しないようにしないといけませんけどね。車いじりというより木工です。

とりあえず、外したメーターは保管しておくことにします。


そもそも、油温と油圧を計るセンサーをどうやってどこに付けるのか問題もあったりするので、おいおいどうするかゆっくり考えます。オイルを抜いたときにやらないと、やりにくそうですしね。

と言うことで、ひとまず当面は、センタメーターだけのシンプルなダッシュパネルになりました。

Posted at 2025/08/17 20:55:54 | コメント(3) | トラックバック(0)
2025年08月16日 イイね!

穴場

穴場
冬時期には、テレビでもしばしば取り上げられることがある日光の天然氷。


これを使ったかき氷が、日光市内観光地を中心に各所で売られていますね。食べたことがある方もいらっしゃることでしょう。でも、この暑い時期には天然氷のかき氷は大変に人気で、たいていのところは行列必至だと思います。

それが、うちのごく近所にあるコンセーレ(一般財団法人栃木県青年会館)でも食べられるんです。徒歩圏内。


こちらは企業合宿とか業界会議とかで使うことを想定した会議室たっぷりの宿泊施設なのですが、ロビーにある「コーヒーコーナー2001」で天然氷のかき氷をやってるんです。

普通なら、あまり喫茶目的だけで人が立ち寄るようなところじゃないと思いますが、道路にはこんなのぼりも立っていて、天然氷の穴場になっています。

※画像左右反転して読みやすくしています

コンセーレの中に入ると、ロビーの奥の一角にコーヒーコーナー2001はあります。


かき氷が一番の売りになっていて、入口にあるメインメニューがかき氷です。


で、一番人気のとちおとめにしました。


いわゆる普通のいちごメニューは別にあるので、とちおとめを使った別物なんだと思います。

大きさは、高さ20cm弱くらいですかね。直径は15cmくらいだと思います。


久ぶりにこんな大きなかき氷を食べました。なぜだかわかりませんが、これ、頭にキーンと来ないんですよね。でも、口の中は死ぬほど冷えました。

今日はそこまで暑くはありませんでしたが、なんだかんだで食べ逃しそうなので、ちょっくら嫁さんと天然氷を食べに行ってきました。
‥‥というだけでございます。
Posted at 2025/08/16 15:49:39 | コメント(4) | トラックバック(0)
2025年08月15日 イイね!

人気の牛すじ屋さん

人気の牛すじ屋さん
お盆休みが続きます。今日も、355でランチ・ドライブに行ってきました。

そう言えば、ドライブ前の355からの景色も変わりました。ガレージのライトが消えて薄暗い中でも、フェンダーから徐々に下がっていくベルトラインがいいなぁなんて見てしまいます。


う〜ん、でも、それよりもぐちゃぐちゃな収納をスッキリ片付けたいところ‥‥‥ですね。背景の雑音が過ぎます。

さて、今日の行き先は、前々から行ってみたかった「やらいでか」さんです。


牛すじカレーで有名な茨城の筑西市にあるお店です。だいぶ前から行きたいと思っていたんですが、日曜休みのお店でなかなかタイミングが合わず、延び延びになっていました。うちからは、1時間ちょっとの距離なので、ドライブにちょうどいいと思ってもいたんです。

11時オープンのところ、11時ちょうどくらいに店に着いたのですが、なんとオープン待ちの列ができていました。列に並ぼうとするとほぼ同時に店が開き、人が店に入って行き始めたのですが‥‥‥


店の扉の内側にまでは入れたものの、すぐに席には案内してはもらえず。

人気店だと知ってはいましたが、11時で大丈夫じゃないかと思ったのがちょっとあまかったようですね。もう少し早く来るべきでした。

待っている間にメニューを渡されました。


まあ、家を出るときから決めていたので、見る必要はないんですけど。

少し待って席に案内されました。注文はすぐに取ってもらえたのですが、料理はなかなか来ません。てんてこを舞っているようでした。

12時頃になってようやく出てきました。
「牛すじ煮込み定食」です。



何本も入っている大きな牛すじは、超トロトロです。なかなか他所では見ない定食だと思います。さすが人気店、美味しいですね。

嫁さんは、「これぞ牛すじカレー」。


これも美味しかったようです。食べ続けているとちょっと辛くなってくる割と辛めのカレーだったみたいです。「これぞ」とメニュー名にあるように、これが一番の名物みたいですね。

食べるまでになかなか時間がかかってしまいましたが、今度はもうちょっと早めに来ることにしてまた来たいお店になりました。今度はカレーにしようかな。


家に帰ってからは、ドライブ前に届いていたこれを、


取り付けました。‥‥ざっくり省略。


なかなか難航して、汗だくになりました。
詳しくはそのうちに整備手帳に書くことにします。

今日はそんなとこですね。
Posted at 2025/08/15 21:33:26 | コメント(0) | トラックバック(0)
2025年08月14日 イイね!

モーニングからのアンカー発掘

モーニングからのアンカー発掘
今日は、朝の涼しい時間にモーニングへ。

この時期、クーラーのないオープンカーでの「ランチ・ドライブ」は死んでしまうため、「モーニング・ドライブ」をデフォルトにすることにしました。

問題は、ランチのようにはお店の選択肢がないことです。とりあえず、朝早くから営業しているお店を探すところから、新習慣(候補)を始めてみることにしました。

で、今日初めて行ったお店は、TOMOCRAFT 028CAFÉ (トモクラフトゼロニハチカフェ)さんです。


6:30から営業している珍しいカフェです。たぶん、カフェでは宇都宮一早いんじゃないかと思います。

モーニングには、洋風と和風の2種類があって、洋風にしてみました。


卵は調理法を選べて、私は目玉焼きで嫁さんはオムレツ。

これにドリンクバーがついて、880円です。


なかなかコスパがいいんじゃないでしょうか。一軒家を改装したと思われる店内は、こじんまりとしています。


営業時間もいいし、料理もドリンクも良くて雰囲気も悪くないんですが、ちょっと盲点がありました。こちらのお店は、狭い道を挟んで隙間なく住宅が密集しているような住宅街にあったんです。道路と家の距離がすごく近くて、静かではないエンジン音に思いっきり気が引ける場所でした。ほぼ開店時間の6:30頃に着いたのですが、今すぐスポーツマフラーを静かなマフラーに変えたくなるくらいでした。

う~ん、残念ですが、もうここには行かないかなと思います。もうちょっと大きな通りに面したところとか、田舎で空間がゆったりしているようなところを探した方がいいですね。


さて、お店探索には課題を残したものの、こちらのお店への道中で、オーバードライブのテストをしてみました。

ここで言うオーバードライブ(以下OD)とは何かと言うと、4速トランスミッションのギヤボックスとプロペラシャフトの間に入れる副変速機のことです。


スピットファイアには、オプションでこのODを付けることができました。3速と4速で使うもので、実効的に6速にすることができます。シフトレバーはなく電気スイッチでON/OFFを切り替える仕組みのものです。

私の車にもODが付いているんですが、どうやら後付けしたもののようで、どのギヤにあってもONにできてしまうそうなんです。意図せずONになってしまったとして、ハイギヤードになるだけならいいんですが、バックで使うのはダメらしいんですね。最悪壊れると言うことなんでしょう。

そのため、輸出入の間にトラブルがあってはマズいと言うことで、前オーナーさんがODのスイッチのコネクターを外していたんです。

スイッチはどこにあるかと言うと、この赤矢印の先のレバーです。青矢印がウィンカーレバーでその奥にあります。


少し奥まっているので、ウィンカーと間違って触ることはありませんが、何かの作業中に意図せずに触ってしまうことは十分あり得ます。

それで、前オーナーさんが外したというコネクタがどこにあるかと言うと、ステアリングコラムの下の方とのこと。


で、メモ書きを発見しました。


このコネクタを接続すれば、動くようになるはず。


日本ではギボシしか見ないので、馴染みのないコネクタでした。嵌ったときにカチっと節度感があっていい感じです。


‥‥‥と言うのを少し前にやっていたんですが、一昨日の朝の試走でテストをするのを忘れてしまって、今日試してみたということです。

結果、4速2000rpmのときのメーター読みで比較して、
・OD OFF時:68 km/hくらい
・OD ON時:82 km/hくらい
でした。ちゃんと機能していますね。これくらいのギヤ比になってくれれば、高速でも走り易いでしょう。なお、車が軽いせいか、2000rpmも回っていれば十分ODが使えそうで、もっと低い回転数でも問題ないくらいでした。
使った感触として、3速でODを使うことはなく、4速のときのみ使って5速マニュアルのようにするのが良さそうです。


さて、家に帰った後は、スピットファイアに3点式シートベルトを付けたくて、いろいろ探っていました。いつからなのかわかりませんが、この車には元々シートベルトが付いてないのです。

日本で予備検査を通すには、2点式シートベルトが必要だと思っていたので、保安基準適合のための作業として業者さんが付けてくれると思っていたんですが、年式的にそれもいらないらしく、日本に入ってからも付けられていません。

法規上はシートベルトがいらないとしても、安全上は欲しいので、なるべく早く付けたいと思っているところなのです。(もらい事故が怖いので、なるべく他の車があまりいない状況を選んだりもしていたり)

で、ないならないで、自分で付けるかとなるわけですね。と言うのも、元々、シートベルトを取り付け可能なアンカーナットが、車体に埋め込まれているはずなのです。

3点式シートベルトがどんな感じで付くかと言うと、これがわかりやすいですかね。


リアタイヤのホイールハウスの下部にベルトの巻き取り器を取り付けて、ホイールハウスの上部にピボットを取り付けます。そして、シートの左右下にも2点式シートベルトでも使うアンカーがあるというわけです。

ということで、私の車の運転席の後ろのホイールハウスを見てみると、こんな感じでボルトが刺さっていました。


アンカーナットを発掘しなきゃいけないかと思っていたのですが、もしかすると過去に3点式シートベルトが付けられていたことがあるのかも知れません。

次に下を見てみると、何やらテープで塞いであります。


それを剥がしてみると、


確かにアンカーの穴はあったのですが、リアパネルにギリギリ過ぎて、巻き取り器を取り付けられそうもありません。どうやら、スピーカーを取り付けるために、リアパネルを本来の位置から手前にずらして設置して空間を確保したのだと思われます。シートベルト巻き取り器は付けないという前提で、スピーカーを優先したようです。

う〜ん、ちょっとどうしようか考えましたが、少なくとも当面は、巻き取り器のない3点式シートベルトを取り付けることにしました。それならば、上側のアンカーだけあればいけます。

どんなものかと言うと、こういうやつです。

長さ調整はもちろんできますが、バネで巻き取られて収納されないタイプです。飛行機の2点式と一緒ですね。現在手配中です。

これで後は取り付けるだけとなるかと思いきや‥‥‥シートの後ろ辺りの下をチェックすると‥‥‥



シート横にあるはずのアンカーナットがどこにあるのかわからないんです。

少し探して、ドア側についてはカーペットをめくって見つけました。助手席側の写真ですが、運転席側にも同じようにありました。



でも問題は、残りの車体内側のアンカーなのです。一番表面のカーペットに何やら穴が開いているんですが、その下にアンカーはありそうもないんです。


と言うか、車体の鉄板にカーペットが密着して貼られておらず、柔らかい何かでなだらかな形が作られている感じなのです。

本当は狙いすまして必要な箇所に穴だけ開けたかったんですが、針を刺してみたりしてもどこだかわからないのですよね。カーペットをめくってみるしかなさそうなんです。でも、全部剥がすのは大変そうなので、目立ちにくそうなところを切って部分的に剥がしてみることにしました。

最初、この辺りからカッターで切り始めたんですが、どうにもうまく切れない。


なので、こういうのを買ってきました。


刃の向きが把手から見て斜めになっていて、ブリキもいけるやつです。ドイツ国旗にやられたんですが、新潟の三条製でした。

これでザクザク行きました。


で、こんな感じでめくれるようになりました。


助手席側も同じように切って、


センタートンネル部分をペロンと剥がしてみました。


下から現れたマットは、浮かして斜めに貼ってあるみたいで、これでもまだわかりません。仕方がないので、このマットも切ってようやく見つけました。


なぜか小さいワッシャーが入っていますが、それをとるとアンカーの穴がありました。

これで何とかなりそうな気がしてきました。カーペットが浮かしてある状態では、シートベルトを固定できないので、たるみをなくす処理を考えなきゃいけなさそうですけどね。

なお、ホイールハウス上側に残されていたボルトをチェックすると、



7/16インチのユニファイ細目ねじ(UNF)でした。こんなボルトはその辺では売っていないので、ネットで手配しておきました。

と、今日はここまでなので、追ってシートベルトを取り付けたいと思います。

なかなかちょっとしたことがたいへんです。
Posted at 2025/08/14 20:45:37 | コメント(1) | トラックバック(0)

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「@{ひろ}さん、 へぇ~そうですか、涼しかったのは良かったですね。宇都宮はエアコンフルパワーでも若干暑い鬼暑の天気でした。午前中に買い物に行ったとき、山の方は雲がすごくて日光連山もまったく見えなかったので、アイスアリーナのある山の麓の方でも今日は結構違ったのかも知れませんね。」
何シテル?   08/24 12:50
2021年にF355を購入したことを契機にみんカラを始めました。案外向いているようで、今のところ続いています。 スーパーカーブームの頃、一番好きな車はミウ...
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