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2025年10月04日 イイね!

チョークケーブル直したり

チョークケーブル直したり
8月の納車直後の頃に、チョークの反応が悪く暫定的に直したところがやっぱりおかしい‥‥‥チョークノブの遊びがやたら大きくて、かなり引かないと効かないのです。 

これがそのときに手を入れる前の写真で、ワイヤーがズルズル中に入ってしまう状況だったので、


タイラップを何本か巻いて、一応入らないようにしていましたが‥‥‥


でもこれ、ちゃんと確認すると、留め所がそもそもおかしいですね。詳細は後述しますが、今日はそれを直したりしていました。


まずは、邪魔なエアクリーナーを外すところからです。


ところで、エアクリーナーを外そうとすると、その前を通る燃料ラインに前々から気になることがありました。後ろキャブ→ホース→銅管→ホース→前キャブと配管されているんですが、真ん中の銅管のところに中途半端に付けてあるホースで作ったカバー的なものがあるんです。


これ、なんでしょうね?? あまり付けられている理由が思い浮かばないんですが、パーコレーション対策なのか銅管保護なのか、いずれにしても後方にずれていて前側に盛大に隙間もあるし謎なんです。

とりあえず取っぱらいました。

目的がわかりませんが、きっとカバーをするご利益があるのだろうと、355の排気バイパスバルブで使っていた古いホースがちょうど良さそうだったので、長さを合わせて切り、


ホースを切り開いて、カバーしておきました。柔軟性が失われてホースとしては使いたくなかったので、第二の人生にちょうど良さそうです。


このカバーにご利益はなさそうにも思うのですが、少なくとも見た目はスッキリしました。素材感がそっくりで前後のホースに馴染んでいます。


寄り道はそれくらいで、エアクリーナーを外すと、チョークワイヤーのキャブ接続部が露出します。


ワイヤーがちょっと長めに余っていて、しかもほつれていますね。チョークワイヤーが若干張り気味だと思っているので、この余りを使って、多少なりとも余裕を持たせたいのでほつれを直します。

で、YouTubeで見た伊東家的なやつをやってみることにしました。タイラップをほつれの手前に巻いて、


クルクル回しながら先に方に進めて行くと、


まあまあ、元に戻りました。

これが接続部の全体像ですが、やっぱり上側がおかしいのです。


以前の暫定修理では、黒い被覆を延長するようにタイラップを巻いたのですが、その下の金属管(?)に力が掛かるようにしないといけないと思われます。

一旦ワイヤーをキャブから外して、改めて確認すると、


赤矢印のところの被覆が、タイラップで押されてめくれ上がっていますね。そもそもそこで力を受けるのが誤りで、オレンジ矢印の金属管のところで力を受けるようにしないといけない。

何か修理に適したものがないか考えながら手持ちをものを漁っていると‥‥‥‥つぶす前のハンドリベットの頭が使えるんじゃないかと思い付きました。

リベットを潰すピンをハンドリベットから抜いてみます。


ピンの太さが1.9mmで、


ワイヤーの太さが1.4〜1.5mmくらいなので、ワイヤーを通せますね。


このリベットの頭をこんなふうに通せば、金属管に突き当たって力を受けられるんじゃないかと言う作戦です。


ちょっとアレコレやったんですが、結論から言うとこれではちょっと長すぎたので、短く切って、逆向きにこう通すことにしました。


それをキャブの取り付け部に挿し込むとこうなります。


これで、リベットの頭の出っ張りがキャブ側の穴の周りに突き当たり、ワイヤーの金属管とも突き当たるようになります。

でも、この下の方のレバーにワイヤーを固定するワイヤー押さえの穴に、どうやってもワイヤーが入りません。ほつれを直したとは言え、若干ワイヤーが膨らんでしまっているからだと思います。

しょうがないので、ワイヤー押さえの穴を2.5mmに拡げました。ビフォーの写真は撮り損ねました。


これで、なんとか取り付けできました。


これでチョークノブの遊びも適正になって、今まで以上にちゃんとチョークが引ける(チョークレバーのストロークが長く使える)ようになりました。これで恒久修理ということでいいでしょう。

多めに余っていたワイヤーの余りも適切になったと思います。逆に言うと、実は元々これくらいの余りだったのに、上側がおかしくなって、無理にワイヤーだけ引っ張ってごまかしていたんじゃないかと言う気もします。


さて、午前中にこのチョークの修理をやって、お昼過ぎから雨の予報だったので、今日はランチドライブはやめて、近所のこちらのフレンチへ。


Le Poulailler(ル・プライエ)さんです。今の家に引っ越してから、前の道をしばしば通るようになったのですが、なかなか行くタイミングがなくて初訪問です。

こちらの「鴨のチョコレートソース」をいただきました。


フレンチなんて滅多に食べませんが、チョコレートと言うかカカオのコクと苦味が効いた美味しい料理でした。嫁さんは仔羊のコンフィを食べたのですが、それも美味しかったようです。

こちらのお店は、フランス人シェフのワンオペです。陽気そうなフランス人のおじさんが、楽しげに接客されています。


調理に給仕にめっちゃ忙しく走り回っていて、提供までに少し時間がかかるので、ゆっくり急がない日にゆったり気分でランチするのがいいと思います。

デザートはイチジクのタルトにしました。


これも美味しかったですね。


家に帰ったら整備の続きです。


せっかくエアクリーナーを外したことだし、チョークは良くなったので、エンジンを掛けてのキャブ調整です。

と言っても、エンジンに不調があるわけではなく、ちょっとエンジンが温まった後にアイドリングが低すぎになることがあるので、若干上げることにしました。

これが調整前の前後風量で、前後ともに5−α [kg/h]で、



以前に調整したときから、まったく変化していません。そりゃそうか。

ほんのちょっとだけいじって、前後ともに5+α [kg/h]にしました。



ラジエーターファンの駆動等で変動がある中でも、1000回転弱くらいになるようにしておきました。


それから、燃料がちょっと薄い気がしていたので、ついでにジェットの上下調整も多少やりました。

明日雨でなければ、少し遠出をして、こちらにあるライダーズミーティングに行ってみようと思っているので、そのときに調子を見てみましょう。



《おまけ》朝食のパンはちょっと小さく、ランチもちょっとお上品だったので、今日はおやつにカップヌードル(無印)。たぶん発売された頃に衝撃的だったことが原体験として刷り込まれているのか、このオリジナルのやつがやっぱりうまいのです。

Posted at 2025/10/04 20:37:24 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2025年09月30日 イイね!

SA-GIRLとしよう

SA-GIRLとしよう
ドライブ後に邪魔な排気ガス排出ノズルに、自ら下がってもらおうという装置の製作について、もう少し考えてみました。

まずは、類似製品が世の中にないため、ブログを書くにしても、
 「邪魔にならない位置まで下がる自走式駆動装置」
と毎回書くのは面倒なので、装着の名前を付けるところからです。(笑)

その前に、355側にある既存のModdoreは、

【名称】 Moddore
【読み】 モドーレ
【アクロニム元】 Move-to-Origin Device Drives Original Rear Exhaust
(訳:原点復帰装置が、自作の後方排気を駆動します)
【説明】
・装置の動作を説明する文章のアクロニムとなっている
・日本語の「戻れ!」をもじったモドーレ(小林製薬風)
・母音で終わる言葉の響きがラテン系言語っぽい
・「Ferrari」と母音と子音の並びが同じで、Ferrariと同じフォントを使うことでFerrariのロゴっぽいロゴが作れる

という4点から命名しました。

今度のスピットファイア側の装置についても同じように特徴を踏まえて考えて、

【名称】 SA-GIRL
【読み】 サガール(サ gə'ːrl (英国発音で))
【アクロニム元】 Self-propelled Automatic exhaust Gas nozzle Inaccurately Returns to its original Location.
(訳:自走式自動排気ガスノズルが、不正確に元の位置に戻ります)
【説明】
・装置の動作を説明する文章のアクロニムとなっている
・日本語の「下がる」をもじったサガール(小林製薬風)
・RとLの登場するのが英語っぽい

とすることにしました。

別体のノズルを腕で引き戻す装置のModdoreは、命令形(戻れ)なのに対して、自らが下がる装置のSA-GIRLは、自動詞基本形(下がる)です。


ということで名前も決めたことだし、早速、SA-GIRLの基本設計からです。

いつもより評判の良くない前回のブログでは、こういう感じで駆動輪を上下する機構を作ればいいのではないかと述べましたが、


この基本機構を現状のキャスター付きフレームの後側に、こういうふうに取り付けるイメージです。


これで、駆動輪が上に上がっている間は、今まで通り手で自由に動かせるはずです。車が出発していなくなったことを検知して、駆動輪を下げてある程度後ろに下がってくれれば、駐車時に邪魔にはなりません。

ある程度と言ってもちゃんと壁との距離に基づいた方が良さそうだし、最後には次に備えて駆動輪を上げておく方がいいので、そう言った諸々のことを考えたおおよその電気系の全体構成がこういう感じです。


距離を測るところに関しては、Moddoreの自動化のときに作ったPCB(プリント基板)が4枚余っているので、それが使えるでしょう。


リレーやタイマーやドライバー等は、基板レベルの製品が安くいろいろ売られているので、そういうのが活用できます。

そして、日頃は電気設計などしないので、動作フローと言うかタイムチャートを考えたりすることはありませんが、それも考えてみました。


でも、わざわざタイムチャートを書くのは大袈裟でしたね。特に複雑なロジックはなく、センシング結果やスイッチをきっかけに順に動かしていけばいいだけです。したがって、高級な頭も必要なく、単純な回路で実現できるでしょう。

とはいえ、物理的なメカ系の加工・製作は結構大変そうだし、電気系製作もそれなりにたいへんそうです。作ってみないとちゃんとできるかどうかわからないところもあるので、作るのには時間が掛かりそうです。

余っているものに加えて、新たに買った部品も入手でき始めてきたので、ぼちぼち作り始めたいと思います。
Posted at 2025/09/30 20:20:03 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2025年09月28日 イイね!

人生初3台乗り(‥‥‥たぶん)

人生初3台乗り(‥‥‥たぶん)
最近355にあまり乗ってなかったので、今日は355でランチドライブに行くことにしました。

早いもので、355には4年近く乗っています。さすがにすっかり馴染んでいるはずなんですが、最近乗ることが多めなスピットファイアの方に体が最適化され過ぎたせいか、びっくりするくらいに乗り出しに違和感がありました。逆方向のペダルオフセット、シフトノブの大きさと位置、ブレーキタッチ‥‥‥大きく違うのはこの3点なのですが、左ハンドルマニュアルであることの共通性が、違いを強調するようです。

家を出て交差点を2つ曲がる頃には、体が思い出しましたが、もう少し両方に乗ることに慣れないと、しばらくはこの乗り出しの違和感が続きそうです。

2台を乗り比べることに意味はありませんが、355は355でやっぱり楽しい車です。昨日は南に向かいましたが、今日は北に向けて下道を走らせ、小一時間のドライブでこちらのお店に行ってきました。



「菜胡野家」さんです。なごやかと読むそうです。こちらも古民家改装系のレストランです。

開店時間の11時より少し前に到着したのですが、店の前の駐車場はほぼいっぱいで、大勢の人が店の周辺で開店を待っていました。
駐車場は裏にもあるので、そちらに駐めましたが、裏の駐車場も埋まりつつある状況で‥‥‥いやこんなに人気店だとは予想外‥‥


それでも開店直後の最初のターンで入れるんじゃないかと期待したんですが、ダメでした。1巡目のお客さんが食べ終わって帰り初めて、ようやく席に着くことができました。

店内は梁と長押の間隔が広く、小屋組が見えているわけでもないのに天井がすごく高い立派な建物でした。大きな古民家です。


メニューはこんな感じで、待っている間に注文を終わらせ、


テーブルに着いてしばらくすると、こちらがやってきました。

お店のイチオシメニューの「定番シチューハンバーグ菜胡野屋風」です。

煮込み系なので、焼きが美味しいハンバーグとはまたちょっと違うんですが、シチューも含めてなかなか美味しかったです。人気店なのも頷けますね。

お昼の後は、また小一時間のドライブで宇都宮へ戻りました。がっつりドライブもいいですが、これくらいのお手軽距離のちょいドライブが車を楽しむのに私には程良いんです。


その後、最近展示車両が変わったという話を聞いたマキナに行くことにしました。355でそのまま行ってもいいのですが、まだスピットファイアで行ったことがないので、今日は乗り換えて行くことにしました。

スーパーカーではないですが、着座位置の低さなら負けてないので許してもらうことにして。


店内展示車両は、フェラーリのワンメイクレースのレース車両の296 チャレンジに変わっていました。


この車では、ステアリングをクルクル回すことはないようですね。謎のスイッチがいっぱい付いていました。


この車とスピットファイアを入れて。


外からも。


前回来たときには、コーヒー単品(700円)にしましたが、今日はバターサンドとのセット(1000円)にしました。


バターサンドって‥‥‥‥これなのか‥‥

‥‥‥‥これで300円‥‥‥単品をお勧めします。

気を取り直して、自分の車を眺めながらコーヒーをいただきました。


まだ見慣れないせいだからでしょうか、さっきまで乗っていた車なのに魅入ってしまいます。何気にこの角度が良いです。


外には5月の開店時から変わらず、テスタロッサが置いてありました。


ところで、マキナに行きたいと言う人は一巡しちゃったんですかね。今日は日曜なのに、駐車場もガラガラでかなり空いていました。平日はもっと空いていそうだし、経営大丈夫でしょうか。

そのまま少しゆっくりしてから、家に帰りました。


そして、今日は散髪に行きたかったので、またまた乗り換えて出掛け直しました。


これで今日乗った車は3台目。

1日に3台の車に乗ったのは、たぶん人生初です。だから何って話かも知れませんが、ちょっとした記念日にします。
Posted at 2025/09/28 20:54:35 | コメント(3) | トラックバック(0)
2025年09月27日 イイね!

お上品なランチからのショップ訪問

お上品なランチからのショップ訪問
今日のランチは、宇都宮からは少し南にあるのこちらのお店に行ってきました。金・土の昼間(〜5時)しかやっていない「ごはんカフェ 坂の途中」さんです。



メニューは週替わりのこれ一つしかありません。


クラシックではなくネオクラみたいというか、古民家と言うよりは昭和な一軒家です。



こういう上品な感じの定食と、


デザートとコーヒーのセットをいただきました。


こちらはこういうコンセプトだそうです。


で、ご飯は美味しかったのですが、この手の違いがわかります系の上品なお店だとしても、ちょっと量がお上品過ぎるかも知れません。それぞれ味わうには、もうちょっとずつ盛って欲しい気がします。絵面も寂しいですが、本物はさらに寂しい感じでした。

ところで、このお店はその名の通り、ちょっとした坂の途中にあります。おそらく平地より数m程度高いだけだと思いますが、それでも見張らしが良いです。


ちょうど開けた方向には、ロールベール(牧草ロール)が点在する平地があり、その向こうには国道4号を跨ぐ橋、背後には筑波山が見えました。なかなかいい景色です。

栃木は畜産が盛ん(生乳は北海道に次ぐ第2位)なのですが、ロールベールを見るのは県北の方であって、下野のような県南の方で見たのは初めてな気がします。この辺りはほとんど田んぼなんですけどね。

そして特徴的な橋は、ここから見る角度の関係でたまたま急な橋に見えるのでしょう。場所はここだと思います。



さて、悪くはないけどちょっと寂しかったランチの後の午後には、まだ決まっていないスピットファイアを診てもらう候補のショップに行ってきました。

うちからは、距離にして7, 8km、時間にして20分くらいのところにあるそのショップに到着すると、敷地に入るなり入庫している車にびっくりしました。

以下は一部ですが、車を見るとクラクラしそうになります。










他にも、アルファやビートル、デイムラー等々、たくさんのクラシックがメンテされていました。下から2番目のダットサンは、地名の入っていない一桁ナンバーだったりします(東京だけ地名なしの時期がありました)。こう見ると、328がまるで新しい車に見えますね(ホントは他にも新しい車もありました)。

都内ナンバーの車が何台もあって、皆さん昔からの馴染みのお客さんなのだそうです。遠方なのに懇意にされているんですね。関西ナンバーの車すらありました。

今日は社長さんに対応していただきまして、私のスピットファイアを見てもらいながら、いろいろお話しをさせてもらいました。
プロから見ても、私の車の程度は良いようです。お話を伺うに、既存のお客さんでかなり混んでるのがやや難点に思ったのですが、今後こちらのお店で診てもらえることになりました。

ひとまずは車に大きな問題はなく快調なのですが、納車のときのブログで書いたように、助手席のドアがボンネットフードと干渉するマイナーな問題があるので、まずはそれを調整してもらおうかと思っています。大物で物理的に重いので、自分でやるのが億劫なんです。

ただ問題は、それをいつにするかなのですよね。いい季節に車に乗れなくならないように日程調整しなきゃ。
Posted at 2025/09/27 18:32:10 | コメント(3) | トラックバック(0)
2025年09月26日 イイね!

邪魔対策

邪魔対策
休みの日のドライブは、キャスター付きフレームに取り付けた排気ガス排出ノズルをマフラーエンドに合わせるところから始まります。

355に、


スピットファイアも。



シャッターを閉めたままのガレージでエンジンを掛ける車は、長らく355しかなかったので、壁の送風機から垂れ下がっている排気ダクトホースは、最近まで常に355用の排気ガス排出ノズルに取り付けてありました。

※一昨年、送風機と355用の排気ガス排出ノズルをダクトホースで始めて繋いだとき

今はスピットファイアが増えたために、直前に乗っていた車に応じて、排気ダクトホースを付け替える作業が増えました。




355で出掛けたときには、排気ガス排出システムの使用後すなわちドライブに出発した直後に、自らのホームポジションに戻る装置(Moddore)を作ったので、家に帰ってきたときにスムーズに車を入れられます。


これを使い始めて1年半になりますが、もうない状況には戻れません。

それに対して、スピットファイアの方にはそんな装置はないので、排気ガス排出ノズルは出しっぱなしのまま。駐車していた場所でマフラーエンドに合わせていたということは、次の駐車のとき、すなわち戻ってきたときに自ずと邪魔になるのです。



そして、うちの近隣は住宅街です。355もスピットファイアもかなり勇ましい音がする(@保安基準内)ので、出発時も帰宅時もエンジンを掛けた状態で外にあまり停めておきたくはありません。

シャッターを開ければ一刻も早く家から離れ、戻ってきたら一刻も早くシャッターを閉めたいわけです。が、物理的に邪魔なものがあればそうもいかず、帰ってきたときには仕方なくガレージの外に車を一旦停めて、降りて排出ノズルを後ろに下げ、再び車に乗り込んでガレージに入れることになります。

納車前にスピットファイアの排気ガス排出ノズルを作ったときには、新たに排気ダクトホースを付け替える作業が増えるため、戻す装置はなくてもいいかもな、なんて思っていました。が、実際には、シャッターを閉めたガレージ内でゆっくりと行う出発前の儀式と、早くガレージに入れたくてやや慌てながら片付ける作業とでは、まったく心持ちが違うのです。

納車後1ヶ月半が経ち、すでにスピットファイアで出掛けた後に何度かやっているわけですが、毎回毎回、この一手間を何とかしたいと思わせられるわけです。ちょっとした作業なんですけどね。


ということで、スピットファイアの排気ガス排出ノズルの方も、出掛けた後に元の位置に戻る装置を作ることにしました。

ただし、Moddoreは「固定された壁際に引き寄せる装置」なので、後ろがシャッターとなるスピットファイア側には向いていません。また、車が小さいこともあって、355よりもガレージ内での駐車位置の自由度が高く、駐める可能性がある範囲をリンク機構でカバーしようとすると、かなり大きくなってしまいそうなのです。

そこで今度は、ノズルが取り付けられたキャスター付きフレームに駆動輪を付けて、自走で下がってもらおうと思っています。

出発前にマフラーエンドにノズルを合わせるときには、手で自由に動かせないと困るので、必要なときだけ駆動輪を出すような機構にするのが良いかなと思います。

それを踏まえたおおよその構造は、こんな感じですかね。黄色が駆動輪、紺が駆動輪を回すモーター、緑が駆動輪を上下に動かして必要なときだけ接地させるリニアアクチュエーターです。


装置の動作イメージとしては、
(0) 出発(これは人の行動)
(1) 車がいなくなったことを判定する
(2) 駆動輪を下げる
(3) 駆動輪を回転して後ろに下がる
(4) シャッター(壁)に近づいたことを判定する
(5) 駆動輪の回転を止める
(6) 駆動輪を上げる
とこんな感じです。

Moddoreのように「ホームポジションに戻す」ものではなく、「邪魔にならない位置まで適当に下がる」イメージ。

部品は、Moddore製作で余っているものも使えますし、すでにアリエクで発注を始めました。例えば、こんなリニアアクチュエーター用のドライバー基板とか。


全体像がきっちりと固まっているわけでないので、基幹となるところを部分的に作って実験したりしながら、構造や作り方を考えながら作っていこうと思っています。


車には乗りたいし、車をいじるところもあるし、新たにこれも作りたいし、休みの日が少し忙しくなりそうです。
Posted at 2025/09/26 18:40:09 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

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「@downforceさん、 税抜だと545円ですからね。古い店で場所代はほぼなしだと思いますが、それにしても考えられない安さだと思います。やり過ぎですね。県外からの常連さんもいるみたいです。」
何シテル?   10/01 20:27
2021年にF355を購入したことを契機にみんカラを始めました。案外向いているようで、今のところ続いています。 スーパーカーブームの頃、一番好きな車はミウ...
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