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宇都宮なんて知るかって方、ごめんなさい、きっと興味ないです。

宇都宮のLRTの開業までまだ１年程ありますが、JR宇都宮駅を超えた西側への延伸先が具体的に決まったようです。宇都宮の経済の中心は西側にあり、そちら側にLRTができるのはとても大きいことだ思います。（LRT：関連URL参照）

既存路線がないゼロからのLRTの導入は宇都宮が全国初らしく、完全に車社会のこの地でどれくらい社会基盤として定着するのか、どれくらい車社会から脱却した生活スタイルが一般的になるのか興味津々です。
私自身は車も運転も好きですが、社会全体が老齢化していくことは明らかな中、また高齢者による踏み間違い事故が絶えない中、地方でも車に依存せず利便性が確保できる生活スタイルを選択できる意義は大きい気がします。路線は限定的ではありますけどね。結果が出るのは20年後くらいになるでしょうが、ここに住んでいればじっくり観察していけるでしょう。

来年8月に開業する当初の駅東側の路線（下図）は、工業団地と駅とを繋ぐ色彩が強いものです。路線図だとこんな感じです。

開業に向けて線路もかなり敷かれてきました。

当初のこの路線の通る東口側も近年の発展が著しくはありますし、飛び地的に形成された新たな街、ゆいの杜も繋がることになるとはいえ、やっぱり西口側に延伸するのは大きいと思います。
ひとまず決まった延伸先は、学校がたくさんある護国通り界隈を超えて、宮環ちょっと手前まで。その先に住んでいる人にとってはちょっと残念かもしれませんが、なかなかいい塩梅なのではないかと思います。


でも、完成にはまだ10年はかかる模様なんですよね。その頃には運転はほどほどにして、LRT中心の生活をしたくなっているかも!? ・・・いや、きっとまだそんなことないな。

現状の設計を基に「外皮平均熱貫流率(UA)」と「冷房期の平均日射熱取得率(ηAC)」とをシミュレーション計算してもらいました。
平屋かつロの字の中庭ありにしているため、外と面する面積が大きく、表面積・体積比的にも不利です。一方、UA値は0.56 W/(㎡K)、ηAC値は1.8となり、なんとか等級5になるようです（それぞれ0.6以下、3.0以下で等級5）。UA値はちょっとギリギリですね。ちょうど東北地方向けにお勧めくらいの性能です。外断熱工法なので、通常の内側での断熱も併用できるため、先の不利さもあることだしもうちょっと断熱をおごるかも知れません。建具もまだ性能が上のものがあります。費用対効果の高い方法を考えます。

また、ガレージは外のつもりで、ガレージと居室との間を断熱し気密性も確保しますが、ガレージはガレージで外からは全体を包むように断熱する設計にしてもらいます。シャッターの断熱性能が低いのは仕方ない（一応薄い断熱材が入ったものを選ぶ）ですが、ガレージはそれ単体で空調を効かせることもできるようにしておくということです。居室込みで同一空調にすると損失が大きすぎるという判断でもあります。絵にするとこんな感じ。一番右にします。

最近の40℃になろうかという異常な暑さは問題だと思うので、まだ決めていませんが、ガレージに居室とは別の空調を付けるかも。

個々の仕様の前に、まだまだ図面を詰める段階で、いろいろ考え中です。設計に詳しい方がいらっしゃいましたら、ご意見ください。

さてガレージに入れる車側は、、、？ 特段何もありませんね。