
さて、筋肉痛で階段がやばい今日は、昨日の現場確認の続きを書きましょう。
みんカラなので、基本的には車関係ということでガレージにまつわる話を中心にしたいところですが、(今日も?)若干横道に逸れます。途中と最後にはガレージに戻ってきますので、悪しからず。
その前に、外張り断熱が不連続だった件は、設計もミスっているし、施工現場での問題指摘もできていないし、素人の施主(私)に指摘されてようやく問題が詳らかになったということで、設計事務所の中でかなり大きな問題となったようです。なぜそうなったのかの真因追及と今後の対策について、社を上げた会議で議論されたそうです(ん-、それに参加してみたかったな、部外者だから無理だけど)。
これからインナーガレージをここにお願いして建てる人は安心ですよ。
ガレージと居室境界で問題があった外張り断熱に関連する話として、お風呂回りの断熱の確認ができたので、まずはその話を。
お風呂は、大手のユニットバスを設置するというごく一般的なものにします。強いて言えば、ホーロー製(=表面が硬度の高いガラス製)で手入れが楽そうで、躯体側の構造ががっちりしているらしいタカラスタンダードにしたというところが拘りといえば拘りです。ホーローと言えばのタカラですね(ある意味強力な差別化ポイント)。ホーローは硬いので傷を気にすることなくゴシゴシいけます(
https://www.defraglife.net/mohs-hardness/)。
ユニットバスは部屋の壁が入る前の今の段階で、すでにこんな感じで設置が済んでいます。

大きさは、1.25坪タイプのものです。今の賃貸の住まいのお風呂が1坪タイプなので、実際に現物を見てみると洗い場が広くていいですね(写真だと広さが伝わらない‥)。
このユニットバスは、浴室全体を保温材で包み込んだものとなっています(
https://www.takara-standard.co.jp/product/system_bath/heat/)。
これが、このように壁から少し空間を開けて設置されています。
壁そのものも室内扱いですが、間の空間はもちろん室内扱いですので、「完全室内に保温材で包まれたユニットがポンとおかれている」ような状態です。
ひと昔前には、ユニットバスが外壁に直接接して設置してあって、さらにその接した外壁に断熱材が入っていないことが多くあったそうです。しかもユニットバスに断熱材は使われていませんでした。それでは、冬に寒いお風呂になって当然といったところですね。
戸建て住宅の印象として、水回りが寒かったり暑かったりするというのがあると思いますが、そんなに昔でもない過去のそういう家の建て方に原因があるんだと思います。
そして次に床下です。建築中の家は、家全体の床下を室内扱いとする工法で建てています(基礎断熱工法)。床下空間を外気から密閉したうえで、ベタ基礎と基礎立ち上がりの内側全面に硬質ウレタンフォームが吹き付けてあります。以前に撮った写真がこちら。

第一種換気を行う熱交換器の吸排気口のところだけ穴が開けてあって、床下全体を全館の24時間換気の風路として使うものです。さらにその前に撮った穴がこちら。

床下も室内同等の空調レベルとなるので、湿気たりすることもありません。
なので、自ずとユニットバスの下側も室内扱いの空間となります。
それで、ユニットバスの下を覗ける状態だったので、覗いてみました。今回導入したユニットバスは、湯船の下にも断熱材が吹き付けてありますので、こんな感じになります。
基礎にもピンクの硬質ウレタンフォームが吹き付けてあるのが見えますが、上述の通りこれが家全体に施工してあります。したがって、ユニットバスの下を見ても「完全室内に保温材で包まれたユニットがポンとおかれている」のです。タカラスタンダードのガッチリした躯体も見えますね。
多くの戸建て住宅は、今でも床で断熱を行い床下は外気の流れる外扱いにしていることが多いと思います。
ユニットバスの下に床は貼れませんので、そのままユニットバスを設置してしまうと、ユニットバスの底が外気に触れてしまうことになります。それではお風呂が寒くなるだけではなく、家全体の断熱性能を落とすことにもなりますね。ユニットバスの底側に保温材があるとしても十分ではないでしょう。
そのため、現在、ユニットバスを施工する場合、ユニットバスの下の床下だけは基礎断熱工法を用いることが推奨されているようです(
http://www.house-support.net/toi/yokusitudannetu.htm)。でも現実には、そういう施工がされていないことが多いそうです。家をこれから建てる方や建売を買われる方はよくご確認ください。工務店によっては、無知でやらない場合も多く(新しい工法の勉強をしていない)、知っていてやらない場合も多い(手慣れた方法でしか仕事をしない)ようですので。
ただし個人的に思うに、推奨の通りユニットバスの下の床下だけは基礎断熱工法にするとすると、そこだけ空気が循環しないことになりますので、万が一水でも入ってしまったとしたらと考えると、ちょっと気持ち悪い感じはしますね。そんなことは気にする必要はないのかもしれませんけど。そういう意味でも、床下全部を室内扱いにして、空調風路にして室内と同じ空調レベルにする今回の工法は、このユニットバスの下に着目しても良い方法だなあと改めて思いました。
最初のユニットバス全体を見た写真を撮った辺りがキッチンになるのですが、キッチン設置の前に換気扇のダクトが先に通してありました。

最近は高気密の家が増えてきているのでそんなに珍しくはないと思いますが、キッチンの換気扇のダクトは、吸気と排気の2経路となっています。昔のように排気だけしようとしても、空気が流入してくるところがほとんどなくて吸い出せないのですね。
さて次ですが、ここは寝室の壁です。

上部に明り取りのFIX窓があることからわかるように、この壁の向こうは外です。そして、部屋の角や窓の両サイドに見えるのは家を支える柱です。
通常の工法の場合、窓の下も含めてこれらの柱と柱の間には断熱材を充填することになりますが、今回は外張り断熱工法ですので、壁の中は空洞になります。
寝室には2台のベッドを並べて置くのですが、この窓の下にベッドボードが来るように配置する予定です。
それで、この壁の中の造作物は何か?‥‥それは、壁の中に設けるニッチ収納なのでした。部屋の電気を枕元でON/OFFできるようにスイッチも収納内横向きに配置します。目覚まし時計やちょっとした本などをここに置く予定です。外壁なのにも関わらず壁の中を収納として使えるので、若干ですが部屋を広く使えるのです。
ちょっと移動して、リビングの窓から、昨日ブログに書いたガレージ排気のための送風機を設置予定場所を見るとこんな感じです。

まだ際まで天井が貼ってないので、天井を貼った合成画像を作ってみました。さらに送風機を設置予定場所に描いてみると、おそらくこんな感じの見た目になると思います。

ちょうど送風機のプレートファン部分が見える感じですね。想定通りです。
次のこちらは北側に並ぶ部屋です。

北側なのですが、中庭に面しているので陽の光が差し込んでとても明るいです。「内に開いて外に閉じる」イメージ通りの家になりそうです。
この奥側の東側の部屋の中からガレージを見るとこんな感じ。

ガレージを挟んだ向かい側はさっき送風機をみていたLDK(リビング部分)です。
この部屋を少し西に移動して中庭を見るとこんな感じ。

ガレージと中庭の間にはほとんど開けないであろうシャッターがありますので、こういう見え方になることはあまりないでしょう。中庭とタイルデッキを挟んでの向いはLDK(ダイニング部分)です。
少し上を見上げると、そこには空。

視界には自分の家しか見えないので、なんとなく独り占め感。
今いた北側の部屋をガレージ南東角から逆に見るとこんな感じ。
いい感じです。
完成後の姿がはっきりとイメージできてきました。
急遽の断熱材の補修工事が入ったものの、他で何とか挽回することで、大工工事の日程は予定通り4月いっぱいを維持できてます。
6月末には完成するはずです‥‥待ち遠しいですね。