
毎度の排気ガス排出ノズル自動戻し装置の作成続きです。
まだ、こまごました加工が終わってなかったのですが、今日でだいたい終わりました。
まずは、このリンクの真ん中あたりの加工です。

この図の真ん中あたりのリンクが交差するところで、ボルトの頭が当たらなくなるように埋め込む加工をします。
使うボルトは頭が薄いタイプのものですが、それでもこれくらいは出っ張ります。

計ってみると厚みは1.5mmありますね。

重なるリンクの両方から出っ張ると3mmになるので、何もしないと当たってしまいます。
そこで、滅多に使わないこいつを引っ張り出すことにしました。トリマーです。

たぶん20年前くらいに買ったものですが、滅多に使わないので何年ぶりかに引っ張り出してきました。
ということで、まずは歯が1.5mm(強)出るように調整して、
こういう感じで目視でフリーハンドで削っていきました。
削った箇所は2箇所です。
これで、こういう感じに出っ張らなくなりました。

これで良さげです。
次に、この写真の下側にあるリンクのベース板の加工です。
このベース板には厚みが必要なので、板を貼ってカサ増しすることにします。表に出るわけではないので、材料としてはSPFの2x4材を使うことにしました。
2x4材をベース板の裏側に木工用ボンドで貼り付けてと。
ここからさらに両サイドをカバーするMDF板を貼り付けました。

使っている木工用ボンドは速乾性なので、サクサク進められます。
ちょっと高さがあっていないので、

あさりのない鋸ではみ出ている部分を切って高さを合わせます。
で、できました。

貼ってから切れば簡単にピッタリにできます。
このベース板の上に

完成済みのこのコントローラボックスを取り付けられるようにします。
コントローラボックスから、モーター、電磁クラッチ、トラベルスイッチへ繋がるケーブルは、ボックスの下から出しているので、ベース板にも乘せる位置に穴を開けます。

これは穴を開ける前のポンチを打ったところです。
で、

開けました。
開けた穴にケーブルを通してコントローラボックスを載せてみるとこんな感じ。
ちょっと持ち上げるとケーブルが通っています。

ケーブルのコネクタを通すのに片方の穴を少し拡げました。さらに、コントローラボックスを板に取付ける穴をあけたりもしています。
さて、あとはゴム足を付けたりする予定ですが、その前に塗装ですね。
とはいえ、塗装は外でやるつもりなので、今日は雪のためできません。塗装はまた今度やるとして、塗装の準備までしておきました。
具体的には、リンク板を塗装するのに使う台座を作りました。
リンクにはボルトを通すφ6mmの穴が両側に開いているので、小さいコーン状のものを立てて、そこに上から嵌め込めるようにすることにしました。
いろいろ考えて、そういえば8mmのラミン丸棒があることを思い出し、それを使うことにしました。
ラミン丸棒8mmを鉛筆削りで尖らせる作戦です。

削ると芯のない鉛筆状になります(当たり前)。
これを切っては削ってを繰り返し、

量産しました。
紙やすりでお尻を整えて、

こいつでダンボールに貼っていくことにしました。

熱で樹脂を溶かして貼るグルーガンです。
リンク板にちっちゃいコーンを実際に挿して、

グルーガンで固定して行きます。
ひたすら続けて、

台座ができました。
これにリンク板を嵌め込んで置いて、スプレー塗装の予定です。一気に塗装できそうですね。
と、今日はここまでです。
‥‥‥まだまだ続く。
Posted at 2024/01/13 21:29:17 | |
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