
今日はModdoreのコントローラの中の部品たちを繋ぐ基板を作成しました。
この箱の中の部品配置図の

中の

この赤丸のところです。
これは、ユニバーサル基板に、部品間で
信号を変換する機能と、
+12Vとアースとを各部品に分配する機能をまとめた回路を実装するものです。
昨日ここまで作っていたので、今日はその続きです。
ここから、もう少し電子部品を載せて、

ひとまずここまで作りました。アース側はケーブルも付けましたが、+12V側はまだです。
回路図で言うと、この範囲。
かなり密に配置しないと入らないので、細かいところで
配線をクロスさせたりしています。ルーペで見ないと作業できません。
基本的には事前に、考えたこの図の通りにハンダ付けしていくのですが、

この図のフォトカプラは
サイズを間違えていて、実際はもっと小さかったので、多少配置に余裕が生まれました。
そこからさらに、+12V系も実装し、

ルーペ目視とテスターでしっかりチェックしてから、動作確認を行いました。
その様子がこちら。
電源を入れて少しした後にモーターを逆回転させるトリガー信号と、プッシュボタンを押した後デジタル遅延タイマーで待った後にモーターを順回転させるトリガー信号の両方ともに問題なく所望の波形が得られました。
特に、デジタル遅延タイマーの負荷出力(load)を共通アースにできなかったことから、フォトカプラで絶縁する回路にしたところも問題なく動きました。
次に、プッシュボタンを押した瞬間に
音を鳴らしたいので、そこを実装します。
回路図で言うとここです。
ブザーがどんな感じで鳴るのかは鳴らしてみないとわからないので、まずはバラックで試します。
上の回路図だと、0.9秒くらい鳴ることになるのですが、もっと短い方がよさそうだったので、コンデンサ容量と抵抗値を変えて時間調整しました。
この図の
黄色のコンデンサの容量と
青の抵抗の抵抗値で、コンデンサに電荷が溜まる時間が決まります。

その時間でトランジスタがONになる時間が調整できるわけです。
いろいろ変えてみたのですが、
思い切って20msくらいに短くするのがいい感じでした。コンデンサは1μFに、抵抗は10kΩにしました。
ブザー両端にプローブを付けて波形を見てみると、こういう感じです。

この表示モードだと、横軸の1divが50msなので20msくらいだけ電圧が上がっているのがわかるかと思います。
動画だとこんな感じです。
この動画では、横軸の1divを20msに変更しています。
これで良さそうなので、ブザー系もユニバーサル基板に実装しました。
コンデンサ容量を小さくした結果、電解コンデンサではなくなっています。
仮にプッシュボタンも繋いでみて、動作を確認しました。
その様子がこちら。
スイッチを押した瞬間だけ、「ピッ」とまあまあ大きな音がします。このプッシュボタンには並列でリモコンスイッチも付けるので、
離れた場所で操作したときに、
スイッチが入ったことをわかりやすくしたいのでした。
この後さらに、ヒューズソケットを付けたりして、この基板のハンダ付けは完了しました(写真ありません)。
いや〜、今日は細かい作業で結構大変でした。
《つづく》
Posted at 2024/03/31 21:26:54 | |
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