
昨日、Moddore電気系を収める箱の厚みが足りなくて、部品が入り切らないことに気が付き、どうしたものか‥‥となった続きです。
ドライブから帰ってきた後に、検討しました。
問題発覚後に、追加の電源の向きを以下のようにすることで、辛うじて蓋が閉められることがわかったので、

まずは、配線後に蓋を閉めた状態でリモコン系なしでの基本機能が動くのかを確認しました。
昨日は部品が入り切らないことに凹まされて、まだやっていなかったのです。
きちんと箱の蓋を閉めて、モーター、トラベルスイッチ、ソレノイド、金属近接センサーを全部繋ぎました。
で、ちゃんと全部思った通りに動きました!!
モーターが始動しないようなこともありません。スイッチング電源を追加していますから、そうでないと困るのですけど、問題が解消するとうれしいですね。
とりあえず一安心です。
これで、箱の狭い隙間に入るサイズで、なんとか送風機の電源のリモコンを動かすことができれば良いということになります。
まずは改めて、リモコンのスイッチの両端の特性を確認することにしました。
これまでのように、スイッチをリレーに置き換えるのであれば、スイッチの両端がどのような特性になっていても関係ないので、調べてもいなかったのです。リレーはメカニカルなスイッチそのものですからね。
それで、スイッチの両端から引き出した電線間の電圧をチェックしてみると、スイッチがオープンの状態で6.25Vの電位差がありました。電池の電圧そのものです。
これを短絡させるとスイッチが入るということですね。これならば、物理的なスイッチからトランジスタによるスイッチングに置き換えるので、問題なさそうです。
一応、短絡させたときに流れる電流をチェックしてみると、0.3mA程度でした。まあコイン電池で動くものですから、そんなに電流を必要とするもののはずがありません。
Moddoreのメインの制御系とこのリモコンとは、電源電圧も違いますし、アースの共通化もしていません。なので、単なるトランジスタではなく、フォトカプラを試してみることにしました。
こういう感じの回路をバラックで組んで確かめます。
フォトカプラは、デジタル遅延タイマーの出力のところで使う必要があったときに、予備で余分に買っていたので手持ちにあります。
それをワニ口クリップで繋いで、

出力側(黄色、緑)をリモコンスイッチに繋ぎ、
汎用電源に抵抗を介して繋いでみます。奥にはリモコンで動かすACリレー本体側もセットしています。
それで、試してみたところ、問題なく動きました! それならサイズの小さい電子部品の組み合わせで、リモコンを動作させられそうです。狭い隙間に入るものが作れそうです。
ということで、DPDTリレーに合わせた信号をそのまま使えるように、入力部の回路を考えました。
前段にNOT回路を入れる必要があるのでそれにトランジスタを一つ使い、その出力信号でフォトカプラ内のLEDを駆動するトランジスタのスイッチングを行う設計です。回路設計のスキルが上がってきました。必要に駆られることは重要な意味を持ちますね。
ユニバーサル基板への部品配置も考えました。
これを2セット実装すればいけそうです。
今日はここまでですね。昨日はどうしようかと思いましたが、なんかできそうな気がしてきました。
《つづく》
Posted at 2024/04/28 22:11:24 | |
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