
Moddoreの壊れたリンクの修理と、電気系の改良を始めました。
一番手前のリンクアーム上に取り付けたLアングルの剥がれは、とりあえず先週のうちに接着のし直しだけはしていました。
剥がれてしまった前回とは違って、今回は両方の接着面をペーパー掛けして、接着剤の食い付きを良くしてから貼っています。
加えて、接着面の圧着と接着剤の補強を兼ねて、左右2箇所のネジ止めを追加しました。
若干MDF板にワッシャーが食い込むくらいの強いトルクで締めています。
この状態で数日放置しておいたところからが、今日の作業です。
数日経っているので、接着剤は完全硬化していると思います。
まず、補強に使ったねじのうち、ベースに近い側のねじは良いのですが、遠い側はその先のリンクにナット側が当たってしまいます。
そこで、短いねじに取り替えて出っ張らないようにしました。

ネジ径を太くしてMDF板に噛み込むようにしつつ、接着剤も併用して固定しています。
こんな感じでまったく出っ張っていません。

これでいいでしょう。
今回はちゃんと貼ったので、接着剤だけでも十分強度はあると思いますが、さらにねじも使ったので、もうここが剥がれて壊れることはないでしょう。
もしも今後壊れるとすると、Lアングルとロック棒が中に通る角パイプの間も接着なので、そこが剥がれる恐れはあるかも知れません。
さて、固定し直しはいいとして、この面の接着剤のはみ出しが気になったので、紙やすりで削って、塗装も補修することにしました。
いつものように外のコンクリート面にマスカーを貼って、塗装準備して、

何度か塗りました
今日は天気が良いので、夕方には乾いて完成です。
補修作業で他の面も傷が付いたりしたところもあるのですが、そんなに目立たないと思うにでそのままでいいことにしました。
さて次は、モーターが回りっぱなしだった問題の改善です。
前回書いたように、ソレノイドがちゃんと元に戻っていたのは、デジタル遅延タイマーの出力時間を設定していたからです。
モーターに関しては、別のDPDTリレーであるモータードライバーで駆動しているので、デジタル遅延タイマーに直接は繋がってはいません。デジタル遅延タイマーの出力からモータードライバー用の信号を作って繋いでいます。
フォトカプラで絶縁した上で、出力がONになったときに短時間だけパルス信号を生成するワンショット回路を作り、DPDTリレーの開始信号に繋いでいます。なお、DPDTリレーがローレベルがONのタイプだったので、ワンショット回路後段をNOT回路にしています。
その接続として、今までは、回転開始だけしか作っていなかったのですよね。デジタル遅延タイマーの出力が止まったことを使って、モーターを停止するようなことはしていなかったのです。
そこで、フォトカプラで絶縁した後のところで分岐して、出力がOFFになったときにモーター停止信号を作る回路を追加することにしました。
考えた回路がこちら。
ピンクのところがその追加回路です。
今日はこのピンクのところを作りました。
コントローラボックスにスペースの余裕がないので、できるだけ小さく作る部品配置をいろいろ考えて、

穴で6x4のサイズで作ることにしました。
まず、実装前にユニバーサル基板をカットします。
両サイドを削って平らにして、パーツクリーナーできれいにして、基板の準備は完了です。
抵抗だけを入れたところがこんな感じ。
そこからトランジスタと電解コンデンサも入れて、はんだ付けもかなり進んだところです。
で、これで完成。

‥‥と思いきや、出力線(上の配置図の黄色線)を繋ぎ忘れていますね。この後、右下のトランジスタの真ん中の足(コレクタ)のはんだを吸い取って、線を入れて付け直しました。
書くと一瞬ですが、ずっとルーペ作業なので、なかなか大変でした。
一応、出力がOFFになったときに、ローレベルトリガー信号が生成できていることだけは確認して、今日は時間切れです。
詳細の確認もできていないので、後日そこからですね。たぶん、ブログでその様子も書くと思います。そのときに回路の説明もするかも知れません。
確認できたら、コントローラボックスの改造です。それが大変かも。
《つづく》
Posted at 2024/06/22 22:21:18 | |
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