
ヨーロッパから喜望峰を回ってアジアに向かうのは時間がかかりますね。
5/13にブログを書いた頃には西サハラ沖だったコンテナ船は、ようやく南アフリカ沖までやって来ました。
船は、西サハラを南下してダカール沖を通過し、
ギニア沖を通って、
シエラレオネ辺りから、ギニア湾に入らずに最短距離で進む帯状の船の道のちょっとだけ西側を進み、
ナミビア沖を通過して、
南アフリカ沖までやって来ました。
途中の西アフリカの国々の傍を通っているときに、
・奴隷貿易のアフリカ側の売り手、
・アメリカに連れて行かれた奴隷よりも南米に連れて行かれた奴隷の方がはるかに多かった事実、
・アメリカに連れて来られた奴隷は少なかったにも関わらず、現在のアメリカで黒人比率高い理由、
・解放奴隷が再びアフリカに戻った移住地、
・昔は無人島だった国サントメ・プリンシペ、
・ファミマな国旗のシエラレオネの内戦の歴史、
・‥‥‥
等々を調べたりしたのですが、あまりブログネタにはならなそうなので詳しく書くのはやめておきます。
さて、船はあと少しで喜望峰を越えるところなのですが、喜望峰ってなんとなくアフリカの最南端だと思っていましたが違うんですね。
ケープタウンと喜望峰をアップにするとこういう感じなのですが、
実は、この東側にもっと南に伸びた地があります。
Google AI概要によると、アフリカ最南端は、少し東側のアグラス岬だそうです。
でもちゃんと調べると、アグラス岬の先端よりも、その少し西側のなだらかな海岸線の方がより南にあるようです。
そこが、サザン・ティップ・オブ・アフリカと呼ばれる最南端のようです。
ここ、めっちゃ好評価ですね。ドライブで行ってみたい感じのところですが、ちょっと遠すぎるか。
喜望峰は、アフリカ最南端ではなく「最南西端」とのことです。45°方向で最も出っ張っているところということですね。
そんな喜望峰のある南アフリカ喜望峰西側の地には、サン人と並んで遺伝的に最も古い人類と言われているコイコイ人が住んでいる地域だそうです。
現在生きているすべての人類は、一人の最新共通祖先(Y染色体保有者)に辿り着くそうで、その人(アダム)は236,000年前のアフリカに住んでいたそうです。コイコイ人は、そのアダムから最も古くに分岐したA系統のY染色体を持つ人達だそうです。The ホモ・サピエンスな人達な感じがしますね。
なお、日本を含むユーラシア大陸に住む人は、69,000年前にアフリカに住んでいた一人の男性の子孫だそうですから、ずいぶん後に分岐したということになります。それにしても、高々69,000年前に戻ればご先祖様は一人なんだから、民族対立なんてほとんど意味がない気さえします。
話を戻して、そんなThe ホモ・サピエンスなコイコイ人を調べていると、「脂臀」という身体特徴を持つ人が多いのだそうです。脂臀とは、お尻のあたりの脂肪組織の蓄積の増大を引き起こす遺伝的特性のことです。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E8%84%82%E8%87%80
このWikipediaからの引用画像ですが、確かに背中とお尻の角度が90°を切る鋭角になるくらいお尻が肥大化していますね。こういう遺伝的特徴があるんですね。
これで思ったのが、アメリカ人に多い肥満の人達についてです。一部のアフリカ系の方は、肥満の仕方としてお尻が異様に盛り上がっている人がいるなぁと思っていたんですよね。アフリカ系ってすらっと細いというイメージだったので、ちょっと不思議に思っていたんです。が、それはきっとこの遺伝的特徴ですね。謎が解けた感じがします。
脂臀というのか。勉強になりました。
っと、これらもブログネタとして微妙な内容でしたね。
Posted at 2025/05/24 22:02:16 | |
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