
ためると書くのが大変になるので、きりは良くないのですが、SA-GIRLの製作状況を記録しておきます。
前回書いた通り、ケースに距離センサーの固定部を作ったところまででしたので、次は蓋の固定部の作成からです。すき焼き肉の入っていた木箱は、箱に蓋が重ねてあっただけで、蓋は固定できるようにはなっていません。
まず、15mm角棒を切り出して、サイコロ状の木片を作り、
箱の内側に貼り付けました。上の角2つは、距離センサー固定のために着けた木片を蓋固定にも使うことにしました。
蓋を重ねて、サイコロ木片ごと蓋の上から穴を開けます。まずは、1.5mmでガイド穴。
蓋はM3のボルトで固定することにして、ガイド穴を拡げるように、ボルトを逃がす3.5mmの穴と、ナットを埋め込む5.5mmの浅い穴を開けます。
ナットを手で少し押し込んで、
Cクランプを使って無理矢理奥まで押し込みました。
ナットにボルトを挿して引き抜くと、木が潰されてナット型の穴ができているので、
この穴に接着剤を入れてナットを固定しました。これで蓋をボルト止めできるようになりました。
木にナットを埋め込むときには、鬼目ナットを使うのが普通だと思います。が、M3の鬼目ナットはその辺では売っていないんです(M4〜ならある)。そして蓋は軽いので、普通のナットを接着剤で着けたくらいでも大丈夫でしょう。
次に、このケースの排気ガス排出ノズルのフレームに固定する固定部を作ります。ケースの後ろに板を貼り付けて、その板をフレームにボルト止めすることにしました。
と言うことで、MDF板を350mmで切ります。
木箱の底板は若干内側に入っていて、そのままでは貼り付けにくいので、余った部分から20mm幅の板を4枚作り、
こういう感じで貼り付けてスペーサーにしました。
この上から板を貼って、フレームへの固定部も完成。
ここでボルト止めします。
電気系のケースの前後に距離センサーを内蔵したので、このケースだけで車との距離、後ろの壁との距離を測ることができることになる予定です。
ついでに駆動系を固定する板も用意しました。
ケースの次は、電気系。
この小さいコネクターのコンタクトを、
カシメ工具にセットして、
カシメて、
距離センサーを基板に繋ぐコネクターを付けました。
距離計測基板と制御基板を繋ぐハーネスも作り、
平端子をはんだ付けして、
こういうハーネスも作り、
直接ケーブルをはんだ付けしたりもして、
まだ全部ではないですが、試しに動かしてみることができそうな程度には、ハーネス類ができてきました。
動作確認はこれからです。自分で書いた設計図を見ながら作ったんですが、なんか間違えていそうな気がしなくもないので、じっくり進めます。
Posted at 2025/11/09 22:02:56 | |
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