
会社の制度である年に一回の連休は、5日連続で休みを取得することが原則になっています。先週の月曜日が祝日だった関係で、先週だけではなく今日までお休みでした。10連休も今日で終わり‥‥‥あっという間でした。
昨日開催された幸手でのクラシックカーイベントには行きたかったのですが、あいにくの雨でしたね。行くのをやめました。去年、そこでスピットファイアを見て、欲しくなったきっかけになったので、今年も行きたかったのですよね。雨にも関わらず、大事にされているであろう車両を展示されていた方には敬服します。見学に行かれた方もいらっしゃることでしょう。
さて今日は、昨日から一転していい天気になりました。でもタイトル画像の予定があったので、遠出はできません。それについては後ほど。
遠出をしないならばそこそこ時間があります。昨日SA-GIRLのハーネスを作ったので、触りたくて朝からいじり始めました。
でも、いきなり電源が入らない問題発生。100V系で怪しいと言えば、ラッチングリレーくらいしかないので、改めて単体で動作確認してみると、
リレーがスイッチングしてくれません。使い方に難しさはあまりなくて、この図にある通りなんですが、テスターで調べてもスイッチが入らないんです。
トリガーをアースに落とすと、リレーのカチッと言う動作音は聞こえるので、リレーを駆動する回路はおそらく生きていて、青いリレー本体が死んでいるんだと思います。初期不良ですね、たぶん。う~ん、ラッチングリレーの予備は持っていないので、改めて買うしかないです。
と言うことで、ラッチングリレーはひとまず使わずに、距離計測周りの動作確認を始めました。が、うんともすんとも言いません。
確認してみると、昨日作ったハーネスが思いっきり間違えていました。
ここは間違えてないと思っていたところなのに‥‥‥思い込みはだめですね。一番間違えていないと思っているようなところに、落とし穴があったりします。
あれこれ確かめながらやっていたので、ここまでで思いの外時間がかかっています。今日は遠出はできませんが、天気も良いことだし、このあたりで少し早めにランチドライブに行くことにしました。気温も15℃くらいになっていたので、オープンでも寒くないでしょう。
今日は、鹿沼方面に行くことにして、比較的新しくできたお店に行くことにしました。こちらのFARRさん。
ここは、古民家をセルフリノベーションしたお店らしいです。
駐車場が2台分しかないのが、少し懸念だったのですが、早めに行ったので問題なく駐められました。
お店は外壁も土壁のまま。
軒が長いから大丈夫かも知れませんが、何か塗った方がいいと思いますね。昔、古い実家も外壁が土壁のままで、台風で壁が落ちて来たことがあります。
店内はこんな感じ。
で、こちらを頼みました。塩チキンカレーです。
このカレーはかなり独特でした。あまり食べたことのないカレーですが、旨味を感じるかなり美味しいカレーでした。ご飯はクミンで炊いてあるっぽいですね。ルーはサラサラ、香辛料はきつくはなく、あまり辛くもないです。もちろん日本のカレーではないですが、どこのカレーなんでしょう。ひよこ豆と紫玉ねぎを加工した何かもいい感じ。
カレーの後は、家までちょいドライブです。鹿沼と宇都宮との間は、鹿沼街道(県道4号)を通るのが王道ですが、国道293号と大谷街道(県道70号)を通る方が、田舎道の雰囲気が良いのでそちら経由で。短時間でしたが、やっぱりこの車は乗っていて気持ちいい。寒くないとアクセル踏めます。
さてさて、最初に述べた今日の予定の話に移りましょう。それは何かと言うと、355の12ヶ月点検のために、積載車で車を取りに来てもらう予約をしていたのでした。これまで、355の点検整備はいつも自走で整備工場まで行っていたのですが、今回初めて取りに来てもらうことにしました。
ガレージから車を出して、
すぐ近くまで動かすだけなので、めっちゃ楽ちん。
車趣味も長いですが、これまでで一番ブルジョワ感を感じたかも知れません。帰りに電車に乗らなくていいし、何よりも時間がかからないのがすごく良いですね。忙しい方は、そんなこと当たり前にされているかも知れませんが、お初だった私は何か新しい扉を開けた気がしました。
ところで、355はここ1年くらいは調子が良いです。一昨年にはオイルホースからのオイル漏れ、去年はガソリン臭があったり、排気バイパスバルブが動かなくなったりがありましたが、今年は特に何もありません。まあまあ乗っているのが良いのかも知れませんね。
でも実は、11/2の桐生のイベントのとき、群馬大学に駐車中にバンパーに車を当てられてしまいまして、それも直してもらう予定です。凹んだりはしていませんが、ちょっと傷になっています。頑張って傷が目立つように撮った写真がこちら。
ぶつけられたときに車にはいなかったのですが、相手が誠実な人で私が車に戻るまで待っていてくれていました。警察にも届け出て、保険屋さんに対応してもらうことになりました。
洗って少し磨くと傷が消えてしまいそうなので、車屋さんに現認してもらいたくて洗わずに温存しているのが今の状況ですwww
たまたま12ヶ月点検で入庫予定だったので、修理の手配の手間が省けました。相手方の保険屋さんとは話ができていて、車屋さんに保険屋さんとのやり取りも全部お任せします。きっとぶつけられる前より綺麗になって帰ってきそうですwww
時間が前後しますが、積載車を待っている間に、ハーネスの間違いを直していました。
それで、一応、距離は測れるようになりました。手をかざすとセンサーの出力が変化します。(これの確認ができたところで、積載車を待つことにしました。)
でも、まだ問題があるんです。
その問題の前に、車を預けた後はせっかくの天気なので、並行して塗装も始めました。これは塗り始め。
塗って乾かしている間に、電気系のチェックをしようという作戦です。
で、その問題というのは、距離センサーは計測できているのですが、障害物が遠くに行ってしまった後に出るはずの出力が出ないんです。そのため、入口となる距離センサー側から回路を順に追って、どこでおかしくなるのか調べていきました。
結構頭と根気を使いましたが、右上の大きめの電解コンデンサに充電される挙動とその直後のトランジスタまでは、想定通りの動きをしていて、最終段のトランジスタが正しく動いていないことがわかりました。
ハーネスを間違えていたとき、思いっきり逆電位になっちゃっていたので、それで壊しちゃったのかも知れません。5Vだと逆電位でも壊れないと思いますが、このトランジスタだけ12Vの逆電位の直撃を受ける場所にあるんです。
とりあえず外して、
外した状態で念のため挙動を確認し、
そこまではやはり問題なさそうなので、トランジスタを付け直しました。
どうしても、GNDの1本のはんだが外せないので(全面GNDにしていて熱が逃げしまって外せないんです)、足を曲げてジャンパーを飛ばして誤魔化すことにしました。
それで動作確認してみると‥‥‥‥
思った通りの動きになりました!! 良かった〜直った!! 全体を作り直すことも頭をよぎりましたが、トランジスタ1個の付け替えで済みました。
もう一つの方も確認すると、こちらも最終段のトランジスタの動きがやはりおかしい。
ハーネスはまったく同じに作った(=同じに間違えた)ので、こちらも逆電位を食らったはずで、それで壊してしまったんでしょう。
あれこれ触っていると、今度は距離センサーのコネクターのコンタクトの根元で線が切れてしまう別問題発生。あれれ、かしめるときに断線していたんでしょうか。
気を取り直してコネクターを付け直し、最終段のトランジスタも付け直して、動作確認してみると‥‥‥
こちらも直りました!!
確認不足で壊してしまったのが発端ですが、何とかリカバリーできたので良かった良かった。まだ全体の確認には及びませんが、かなり進んだ気分になりました。
でもね‥‥‥‥並行してやっていた塗装の方が‥‥‥
一見そこそこ塗れていそうですが‥‥‥
アルミ部品の方は、塗料がはじいてまだらになっちゃっています。
あぁぁぁ、急いでいて下地処理を適当にやっちゃったからなぁ、やっぱりだめですね、手を抜いては。後日塗り直しかな。
と言うことで、今日はいろいろありました。