
縁の塗装が剥げていてカッコ悪かった右側エアクリーナーボックスを外して確認してみると、底や内側の塗装もボロボロだった件(
こちら)の続きです。
劣化して剥がれてしまっているところは極力取り去って、艶消し黒スプレーで塗装の補修をしました。劣化がひどいところはパリパリに手で取れるくらいだったのですが、しっかり食いついたままのところもあって、本当は全部綺麗に剥離してやり直した方がいいでしょうが、今回は剥がせるだけ剥がして部分補修で済ますことにしました。内側は剥がすだけにして塗装はしません。塩を浴びたりしなければアルミ地はまあ大丈夫でしょう。
表側のざっくり弱っているところを剥がすと、こんな感じになりました。剥がれないところも脱脂すると白ボケた汚い感じになってしまっています。何か艶を出すものが塗ってあった模様です。
これを艶消し黒で塗装するとこんな感じ。
塗装の厚みが全然違うので、よく見ればまあ変なんですが、パッと見はそこそこ綺麗になったと思います。
下の箱も、本格的には直してないですがちょっとだけ補修しました。

見えないところは適当です。
今回の補修では、元々は、上から見てわかる右のエアクリーナーボックスの剥がれだけ直そうと思っていたのですが、思った以上に熱でやられてボロボロになっていたので、左もやっぱり確認することにしました。
遮熱対策も合わせてやろうということです。
左も外してと‥‥
左側は、パッと見そんなには劣化していません。
中はどうでしょうか?
右のようにボッロボロに塗装が剥げたりはしていないですね。
ついでに網の質問があったので外してみると、
こんな感じで、汚れまくった脱脂綿が詰められています。
ちょっと綺麗にして中の底を見てみると、やっぱりこっちもちょっと塗装がおかしくなっていますね。右よりはずっとマシですが、気泡ができたように小さく剥がれている部分があります。こちらも剥がせるところは剥がしました。
蓋側の塗装は大丈夫そうだったのですが、綺麗に洗うとこちらも白ボケた感じになりました。
これを見ちゃうと、左右で綺麗さが変わるのはカッコ悪いと思い、こちらも軽く塗装しておきました。
塗装の補修はこれくらいで、今までなかった遮熱対策を追加しました。
アルミとガラス布でできている1.6mm厚の貼り付けるタイプの輻射熱から守る遮熱シートを貼りました。この手のものって熱で剥がれる気がするので、とりあえず日本製にしておきます。素材自体は500℃くらいまでOKで、粘着剤が200℃くらいまで持つそうです。もしかすると熱で剥がれてしまうかも知れませんが、そのときはまた別のことを考えます。
どこまで貼ろうかちょっと考えましたが、底面だけで良かろうと思って、底だけに貼りました。3cm幅のタイプのものです。
これで熱対策はひとまずよしとします。効果の程はわかりませんが、ないよりはずっとマシでしょう。剥がれ落ちる前にある程度塗膜も剥いだので、しばらくはエンジン内部にゴミが入ってしまう心配もないでしょう。
ところで補修していて初めて気が付いたのですが、エアクリーナーボックスって左右対称ではないんですね。右の方が首が長い。その先のエアフローセンサーが両方とも右出しなので(すなわちそこが左右対称ではない)、フレームとの干渉を避けようとしてこうなったのかな。
今回はこんな感じでの補修にしましたが、どこかでもっとちゃんと直したいですね。暫定ということにして、今度また考えます。
タイトル画像が、補修後の結果です。まあまあかな。
今度はサイレンサーの遮熱板がちょっと気になるかも。
Posted at 2022/12/04 00:18:44 | |
トラックバック(0) | クルマ