
アマゾンのプライムデーには、
"先行セール"なるものがあるようで、プライムデー期間になる前にセール品になっている商品があります。
それでポチりました。
これです。
ご存知の方も多いと思いますが、
70maiは中国のメーカーです。が、良くわからない雑多な謎なところではなく、ドラレコとしては世界的なトップブランドです。少なくとも世界的にはマイナーな日本のメーカーよりはずっとメジャーでしょう。確か、スマホの巨人のXaomiと技術提携もしていたと思います。各国対応も万全で、
日本語ローカライズも完璧です。
私が買ったモデルは、最新機種のA810。
(
参考紹介記事:https://s.response.jp/article/2024/01/30/378937.html)
70mai特有の
合理的でスタイリッシュなデザイン、ソニーのイメージセンサーの
STARVIS 2(超強暗視、感度はSTARVISの4.5倍)の4K、
前後HDR、GPS内蔵、Wifiでスマホ接続、ADAS搭載、等々、スペックは文句なしです。
むしろ高スペック過ぎるかも知れません。
昨日ポチって、今日の昼頃には届いたので、早速取り付けることにしました。
梱包箱はこんな感じです。

印刷も紙質ももっと高い製品で使われているようなクオリティの良いものですね。
開けると、上にマニュアル等の薄い箱があって、綺麗に梱包された製品が出てきました。
薄い箱には、

マニュアル、SDカード128GB、ガラスに静電気で貼り付く静電シート、忠告ステッカーが入っていました。
その下には、本体、リアカメラ、ケーブル、シガーソケット用電源、内装剥がし等。
まずは、電源だけ入れて初期設定をせよとのことなので、車でやらずに12V電源で家の中で動かします。
言語設定と時間だけ設定して、ちゃんと絵が出ました。
これで初期設定と動作確認ができたので、ガレージに移動して車に取り付ける作業に移ります。
まず、ドラレコ本体をどこに付けようか少し考えて、極力
真ん中から撮影した方がいいだろうと言うことと、運転席からの
視界の邪魔にならないところということから、ど真ん中のルームミラーの裏に付けることにしました。
早速取り付けます。
脱脂した後に、マステで目印を付けて、

静電シートを貼りました。
最近は、両面テープで直接貼るのではないのですね。静電シートならそもそも接着ではないので、もしも撤去する場合に綺麗に剥がせますね。
本体をそのシートの上に貼りました。
運転姿勢だとミラーに隠れて見えません。
次に電源ケーブルを本体側から天井の隙間に隠しながら通していきます。
運転席のウェザーストリップを外して、
Aピラーの内張りを引っ張って外します。
上の方にプラ製紐状の外れ留が引っ掛けてあるので、90°回して外します。そうすると、Aピラー内張りを完全に外せます。
ウェザーストリップを下の方まで外すと、ダッシュボード
横の隙間にアクセスできるので、そこに電源ケーブルを通しておきます。
ひとまず電源ケーブルはこれで保留で、
リアカメラの設置と配線に移りました。
室内からリアハッチにカメラケーブルを通すところからです。そこがたぶん
最難関。
右リア周りの内張りを動かしやすくするために、まずはこの赤丸のところにある2個所のねじを外しておきます。
蛇腹の穴に指を入れて、どういう感じで穴が開いているのかを探って、

まずはワイヤーを通しました。ちょっと苦労しました。
使っている道具は、配線通しとかの専用工具ではなく、ただの1mm径のステンワイヤーです。
これで使った余りで、家にあったものです。
ワイヤーの端っこにリアカメラケーブルのコネクタをマスキングテープで固定して、
コネクタ部分がやや太いですが、内張りの隙間をなんとか通過させ、ワイヤーを引っ張ってコネクタを通しました。
ここまでが難しかったですね~。書くと簡単ですが、ここに至るまでに
あれやこれや苦労しました。
次は蛇腹ですね。先にワイヤーを通します。
ここもなかなか通すのがたいへんでしたが、シリコンオイルをスプレーして滑りを良くして、なんとかギリギリ通せました。
コネクタの太さ的に
蛇腹を膨らませながら通す感じになります。文字通り、卵を丸呑みした蛇の腹状態。ちょっとずつ通します。コネクタが通ってしまえば、ケーブルは余裕。
次は、リアハッチ側の蛇腹の穴からハッチ上部の内張りまで通します。
昨日剥がした内張りの真ん中辺りまで一気に通そうと思ったのですが、鉄板が入り組んでいて通りません。右端の内張りも少し剥がしてずらして、近場で通す必要がありました。
ここはすんなりコネクタも通ります。
ようやくここまで来ましたね。
ここまでくれば、もう峠を越えたと言っていいでしょう。すっかりできたも同然な安堵感に包まれながら、続きの作業をしました。
荷室に入って、リアカメラを貼り付けました。ここも静電シートを貼ってから貼り付けています。
リアハッチを再び開けて、カメラから垂れているケーブルの先のコネクタと、頑張って内張りと蛇腹通してきたコネクタを繋ぎます。
コネクタのところはやや太いので、
既存の太いケーブルに沿わすことにして(赤矢印)、既存のケーブルの下を通して(橙矢印)、タイラップで固定しました(緑矢印)。ケーブルの長さを調整するために、少し中に入れています(青矢印)。
内張りを戻して、リア周りは完了ですね。
室内に移動して、リアカメラケーブルを天井の隙間に通していきます。
Cピラー辺りの写真を撮りそこねましたが、基本的には内張りの隙間に押し込んでいき、リアドアの上までもっていきます。
リアドアまで来たら、ウェザーストリップを外すと天井の隙間が現れるので、ケーブルを天井の中に突っ込んでいきます。
で、Bピラーまで来たところ。

Bピラーはこの隙間に押し込んでクリアします。
フロントドアまで来たら、こちらもウェザーストリップを外しながら、天井の隙間にケーブルを入れ込んで前まで持っていきます。
Aピラーまで来たら、エアバッグの後ろを通して、エアバッグの前側に持っていきます。
ここまで来たら、ドラレコ本体に接続して、電源ケーブルと同じ要領でフロントガラス上の天井の隙間にケーブルを通していきます。
余ったケーブルをAピラーの前側を一往復させてさばきました。
電源ケーブルとリアカメラケーブルをタイラップでまとめて、見えるところの配線をスッキリさせます。
Aピラーを戻して、ドラレコの
取り付けはほぼ完成です。
実は、まだヒューズから電源を分岐して奪い取る
ケーブルが届いていないんですよね。本日配送のはずなのに、まだ届いていません。
まあそれがなくても、本体とリアカメラの設置と配線は終わったので、ひとまずシガーソケットを使えば動かせます。今日のところは、それで動作チェックやら追加の設定をやりました。
70maiからアプリをダウンロードしてきて、Wifi接続の設定も行って、
スマホ操作で写真を撮影してみたものがこちら。
うん、いい感じですね。
電源周りは明日です。