「コスキン」初の夏ステージ 川俣で開幕、5年ぶり通常規模に
2023年08月12日 09時45分
息の合った演奏で開幕を飾った「アミーゴ・デ・川俣」のメンバーら
国内最大規模の中南米音楽祭「コスキン・エン・ハポン2023(コスキン)」が11日、川俣町中央公民館で開幕した。13日までの3日間、国内外から約100の演奏グループが集い、初めてとなる夏のステージで民族音楽「フォルクローレ」の哀愁漂う素朴な音色を響かせる。
フォルクローレ団体「ノルテ・ハポン」(北日本中南米音楽連盟)の主催、町教委、ケーナの響くまちづくり実行委員会の共催、福島民友新聞社などの後援。
オープニングでは、地元の演奏団体「アミーゴ・デ・川俣」が、中南米楽器の縦笛「ケーナ」や弦楽器「チャランゴ」を使って定番曲「コスキンマーチ」を披露。息の合った音色で聴衆を魅了した。子どもたちでつくるダンスグループ「コンフルエンシアジュニア」は色鮮やかな衣装を身にまとい、華麗なダンスで会場に花を添えた。
開会式では、ノルテ・ハポンの斎藤寛幸代表が「今年のコスキンのテーマは『笑顔で汗をかいてみなさんをおもてなしする』。コスキンを楽しんでもらい、思い出に残る夏にしてほしい」と来場者を歓迎。藤原一二町長とエドゥアルド・テンポーネ駐日アルゼンチン大使があいさつした。
昨年は新型コロナウイルス感染症対策のため、会期を2日間に短縮するなど規模を縮小して開催した。今年は5年ぶりに会期を3日間に戻した。また、開催時期は例年秋だったが、会場の同公民館で改修工事が行われるため、前倒しした。
第2日の12日は午前10時~午後9時半、最終日の13日は午前10時~午後1時半。問い合わせは町中央公民館(電話024・565・2434)へ。
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2023/08/12 11:53:32