放送作家で マルチタレントとしてテレビ ラジオで幅広く活躍した永六輔さんが7日に亡くなったことが分かりました
謹んでご冥福をお祈りします...
放送作家でタレントの永六輔さん死去 83歳
放送作家の草分け的存在で、マルチタレントとしてテレビ、ラジオで幅広く活躍した永六輔(えい・ろくすけ、本名・孝雄=たかお=)さんが7日に死去したことが11日、分かった。83歳だった。
東京都出身。高校在学中からNHKラジオに投稿していたコントを放送作家の三木鶏郎氏に認められ、放送作家としての活動を始めた。ラジオに加え、テレビ草創期から番組の企画や構成を手掛け、NHKのバラエティー番組「夢であいましょう」などの人気番組を送り出した。
作詞家としては、坂本九さんの「上を向いて歩こう」や「見上げてごらん夜の星を」、梓みちよさんさんの「こんにちは赤ちゃん」などのヒット曲を手掛けた。北島三郎さんの「帰ろかな」など、作曲家の中村八大さんと組んだ楽曲も多く、永さん、中村さん、坂本さんのトリオは「六八九トリオ」とも呼ばれた。
タレントやラジオパーソナリティーとしても多くの番組に出演し、読売テレビの紀行番組「遠くへ行きたい」では主題歌の作詞も担当。NHK「夢であいましょう」終了後はラジオに活動の軸を移し、TBSラジオ「永六輔の誰かとどこかで」をはじめ、軽妙でユーモアに富んだ語り口で支持を集めた。
エッセイストとしても活躍し、大ベストセラーとなり映画化された「大往生」や、自伝エッセー「生き方、六輔の。」など著作多数。平成12年、菊池寛賞。
22年にパーキンソン病と診断されてからもラジオ出演を続けてきたが、腰の手術のため、今年2月から番組を休養。退院後は自宅で療養していたが、「体力回復にメドがつかない」として、番組は6月27日に終了していた。
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永六輔さんが手掛けた主な作品、番組は次の通り。(敬称略)
【作詞】
「黒い花びら」(水原弘)
「上を向いて歩こう」「見上げてごらん夜の星を」(坂本九)
「遠くへ行きたい」(ジェリー藤尾ほか)
「こんにちは赤ちゃん」(梓みちよ)
「帰ろかな」(北島三郎)
「いい湯だな」(デューク・エイセスほか)
【テレビ】
「夢であいましょう」
「遠くへ行きたい」
「テレビファソラシド」
【ラジオ】
「永六輔の誰かとどこかで」
「永六輔その新世界」
【著書】
「大往生」
「芸人」
「あの世の妻へのラブレター」
Posted at 2016/07/11 18:02:01 | |
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