2011年05月17日
仙台周りの被災地の一部を見てきました。
仕事で行っており、正確には被災地を見たのはついでなんですが・・・まぁ、細かいことなので。
今回は仕事で行っているので写真等はありません(あるけど・・・気が向いたら載せるかも)
津波の被害も北部と南部では様子が違いました。
南部の平野部分は、見渡す限り平地に成ってしまってました。(自分のイメージでは戦争直後の東京とか広島とか:涙)もっとも元々がある程度平地だったと思うんですが。
地元の方でも自分が何処にいるか解らなく感じると言っておられました。
北部の石巻は、海沿いはまだ撤去が進んでおらず、津波の跡がまだ残ってました。自衛隊の方がまだ撤去作業をされておられました。未だに行方不明の方がおられる為、撤去も進まない様です。
石巻よりさらに北部の街など、地盤沈下、津波被害等が重なり、建設業の方も街をどのように復興するべきか解らないまた、復興すべきかどうかも解らない・・・という感じらしいです。
また、仙台市内から被災地まで車で2~30分(高速あり)で着く範囲なのに、かたや通常の生活、かたや街自体が壊滅となり、心苦しく思うとか・・・
もっとも、復旧へ向けては確実にすすんでおり、各所で
「がんばろう東北」 「がんばろう宮城」 等の張り紙が見られて復旧意識は高いです。(ホントにこの張り紙は多いです)
被災されて何も無くなった土地に国旗が掲げてあったり、鯉のぼりが泳いでたり(それも数か所)、布袋さんが置いてあったりユーモラス?な一面も見られてました。
まぁ、自分も仕事の上でも協力出来たら良いなと思います。
ついでに道路状況等。
東北道や仙台周辺の高速道路:
東北道路は問題なく通れるようです。ただ、路面は悪い(アップダウン多い)ので100km/h以上は怖いかもしれません。
また、仙台周りの高速道路で石巻方面の高速は、支援車両やボランティア車両で
かなり渋滞するようです。特に土日等。また、朝と夕方等。
下道は未だに陥没している場所も見られたので車高の低い車は要注意です。
また、地域によっては高潮時に冠水します。
(今日は石巻付近では一部冠水してました。しかも海水)
仙台市内はお店等は普通に開いてます(多分)
ただし、ホテルは殆ど取れないようです。建設業者優先となっているとのこと。
海側は未だに撤去作業中で入れない場所も多いです。
放射線については、宮城県南部の100km~50km圏内に入りましたが、測定値は
0.000msv(ミリシーベルト)でした。(半日:車外作業が1時間程度)
他の人にも聞きましたが、反応しても一日で0.001~0.002ミリシーベルト程度らしいです。
0.001ミリシーベルト=1マイクロシーベルトのはずです。
↑いわゆる“直ちに人体に影響の出ない”範囲とおもいますが・・・
また、地域によって違うので参考まで。
Posted at 2011/05/17 23:56:42 | |
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