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吉田 匠のブログ一覧

2009年01月30日 イイね!

SLRマクラーレンのコクピット。

SLRマクラーレンのコクピット。いやいや、やっと“ブログれる”(笑)余裕ができたので、遅ればせながらアップといきましょう。

そこでこの画像、すでに何人かのスペシャルブロガーがアップしている28日の自動車誌『ENGINE』大試乗会で乗った、メルセデス・ベンツSLRマクラーレン・ロードスターであります。

外観その他はすでにほかでアップされているので、僕はこのコクピットを、というわけですね。

7000万円もするクルマとしてはかなり普通っぽいですが、僕はけっこう気に入りました、特にこの赤いレザー張りのバケットシート。

クッションは薄めで、カツンとスポーティな座り心地なんですが、それでいて快適だし、もちろん身体のホールドもいい。

このシートと同様に、SLRマクラーレンというクルマ自体、僕の期待以上のモノだったといえます。

リアアクスルの直前に座る、巨大なスーパーセヴンを駆るようなドライビングポジションから繰り出されるハンドリングにはちょっとクセがありますが、このクルマはなんたってエンジンが素晴らしい。

5.4リッターV8をスーパーチャージャーでチューンして626psのパワーと780Nmのトルクを叩き出し、ドヴァドヴァドヴァッという爆音を奏でながら、1750㎏の車重を頭から血の気が引くような勢いで加速させます。

だから、直線を走っているだけでも愉しく、もちろん「低速官能」も充分。

というわけで、スポーツカー親爺の好みとは異なる種類のクルマではありますが、想像していた以上に刺激的な、存外に魅力のあるスポーツマシーンだったのは間違いありません。

こんなサプライズを実現してくれた『ENGINE』編集部と、太っ腹なMBJ広報に、感謝、感謝であります。


★ なお、僕の別ブログ『SSCC』に、この『ENGINE』大試乗会で乗った6台すべてについて写真とリポートをアップしました。興味のある方はぜひ覗いてみてください!
Posted at 2009/01/30 13:54:59 | コメント(5) | トラックバック(0) | 日記
2009年01月26日 イイね!

シシリー島から、次世代のボクスターに望むこと。

シシリー島から、次世代のボクスターに望むこと。今回、シシリー島で乗った新型ボクスターS、まだこんなに好くなる余地があったのか、と感心するほど好くなっていました。

特に、乗り心地とハンドリングの両立、それに直噴エンジンとPDKのコンビなど、現状のプラットフォームを使う限り、ほとんど文句なしの出来といっていいんじゃないでしょうか。

それにスタイリングも一段とチャーミングになっています。

そこで僕なりに、次世代のボクスターに望むことを書くと、お隣の頑固一徹親爺が書いているように、エンジンの4気筒化、もしくは4気筒+過給器化もありだとは思いますね僕も。

ただしその際は、僕としては断じて直4ではなく、フラット4+過給器でいって欲しいですが、あくまでポルシェなので。

それにもうひとつ僕が強く望むのは、ボディのダウンサイジングですね!

これが可能になれば、僕のようなスモールでライトなスポーツカーが好きな人種には、今以上に魅力的なボクスターが登場することになるはずです。

そのサイズは、90年代前半に登場して僕らを夢見心地にさせたボクスター・スタディ、少なくともあれと同程度にはダウンサイジングして欲しいと思います。

あるいは、ボクスターのダウンサイジングが難しければ、ボクスターとは別に、もっと小さいミドエンジン・ポルシェが登場するのも大歓迎です。

というようなことを望みつつ、30分後にはこのシシリー島のホテルを出てパレルモ空港に向かい、ミュンヘン経由で成田を目指すスポーツカー親爺であります。
Posted at 2009/01/26 13:52:42 | コメント(8) | トラックバック(0) | 日記
2009年01月26日 イイね!

ポルシェ・ミュージアム、リポートその3 「T7のリアスタイル」。

ポルシェ・ミュージアム、リポートその3 「T7のリアスタイル」。これが皆さんご所望のポルシェ911のプロトタイプのひとつ、「タイプ754“T7”」の斜めリアスタイルです。

さて、皆さんの印象はどんなものでしょうか?

フロントスタイルと違って、911の面影はあまり強くありませんが、テールランプやリアバンパーの造形に関していえば、市販型911のスタイルがすでに確立されていることが分かりますね。

tugaru964c4さんのエンジンに関する質問にお答えすると、これはあくまで911のプロトタイプの一形態としてつくられたクルマなので、エンジンは当然フラット6を想定しています。

しかもこの写真のエンジンルーム下のフロアの部分をよく見てください、何やらオイル漏れ風のシミがありますよね。

ということは、このT7も実際に走れるプロトタイプだという証拠ですね。

まつしゅうさん仰るとおり、この上品なグリーン、メタリックが入っています。

ただし、つくられてから50年近く経ったクルマなので、オリジナルのペイントではない可能性はかなり高いでしょうね。

そう、ポルシェはやっぱりグリーンですかね、996WGさん。

ところで、昨日に続いて本日も、シシリー島の狭くてスリッパリーで危険がいっぱいのワインディングロードで、ニューボクスターを走らせてきました。

その印象については、また後ほど・・・。
Posted at 2009/01/26 01:15:00 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2009年01月25日 イイね!

ポルシェ・ミュージアム、リポートその2。

ポルシェ・ミュージアム、リポートその2。僕自身はすでにタルガ・フローリオの故郷シシリー島にいますが、ポルシェ・ミュージアムのリポート、その2を。

このクルマ、バンパーのモールが太いことなどを除けば、前半はどう見ても初期の911、つまりナローの初期型ほとんどそのままですが、キャビン部分が普通の911クーペより明らかに背が高く、ウインドー面積も広い。

実はこれ、911開発中に生み出されたプロトタイプのひとつで、開発コード「タイプ754“T7”」と呼ばれるモデルなのであります。

その存在は以前からポルシェのヒストリー本などで知っていましたが、現物を見るのはもちろん初めてのことでした。

しかも、年式表示によれば1959年の作とのこと、911プロトタイプの901が1963年のフランクフルトでデビューする4年も前にこれがつくられていたとは、ちょっと驚きです。

それに、ボディカラーがメタリックの入ったグリーンだったのも想像と違っていましたが、実はグリーンはフェリー・ポルシェの大好きだった色とのこと。

ということは、ウチの964C2GTのシグナルグリーンもフェリー・ポルシェの遺志を継いでいるわけね・・・、というのは余談ですが。

キャビンを覗いてみると、たしかにリアシートはレッグルーム、ヘッドルームとも通常の911より広く、大人もなんとか座れそうな雰囲気で、たしかにフル4シーターの356後継車に成り得るような気がします。

そのわりにはデザインのバランスは悪くないと思いますが、だとしても911がこういうスタイルで世に出てこなくてよかったというのが、僕の正直な見解でありますね。

あの流れるようなファストバックスタイルがあればこそ、911のスポーツGTのイメージが鮮明になって、モータースポーツでの活躍もリアリティを持ってくるというもの、このスタイルでルマンやモンテカルロラリーで活躍するというのは、ちょっとイメージし難い。

後ろに大人は座れなくても、911はやっぱりあのファストバックスタイルで生まれてきてよかったと、あらためて実感したスポーツカー親爺であります。

このクルマのリアからのスタイルを見てみたい方は、コメントでリクエストしてください。後ほどアップすることは可能です。
Posted at 2009/01/25 13:24:13 | コメント(5) | トラックバック(0) | 日記
2009年01月24日 イイね!

ポルシェ・ミュージアム、スポーツカー親爺リポート。

ポルシェ・ミュージアム、スポーツカー親爺リポート。ポルシェ・ミュージアムのプレスお披露目会、まなブログ君に親爺2人のアホな姿をスクープされてしまったけれど、あの写真ではミュージアム全体の雰囲気は伝わり難いので、まずはこんな写真をアップ。

これ、1948年以前の、つまりポルシェという名のスポーツカーが世に出る以前のポルシェに縁のあるクルマを展示したブースに向かって階段を下りていく、僕ら日本人グループのためのガイド氏他、であります。

ちなみに左端で僕のレンズに視線を送っているのが、他ならぬ河口まなブログ君ですね。

まなブログ君のまなブログにもあったように、このミュージアムは素晴らしい出来なんですが、その要因のひとつはこの写真からも伺えるように、展示車の周囲に無粋な柵がないことにあるといえます。

これ、今回のプレスお披露目のためだけでなく、一般公開してもどうやら基本的にこのままいくようなんですが、だとしたらポルシェは太っ腹ですね。

でも逆に、マナーをわきまえない見学者がいなければいいがと心配になってしまいます、なにせクルマが超貴重なものばかりですから。

ウィーンの建築事務所が設計した建物ももちろんかなりの見モノなんですが、なんたってこのミュージアムの最大のポイントは、展示されているクルマそのものが魅力に溢れていることにあると思いました。

このポルシェ・ミュージアム、1月31日をもって一般公開されますが、その暁には日本語のガイドもできる体制を整えているとのこと。

シュトゥットガルトもしくはドイツに出掛ける予定のあるポルシェ好き、スポーツカー好きは、ぜひ足を運んでみることをオススメします。

これ以外にも興味深い画像がたくさん撮れたので、チャンスがあれば続編をアップしていきましょう。
Posted at 2009/01/24 14:47:55 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記
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