※2010年10月の記事です。
今日は久々に愛車の重整備。
平成10年式のわが愛車、マツダロードスター。
初年度登録から今年で12年、走行距離も10万キロを越えました。
これまで様々な整備及び修理を行っておりますが、今回行う作業は12年にして初めての作業。
22ヶ所ある足回りのブッシュ交換です。

早朝からLockeガレージで作業開始。

町は秋祭りの真っ最中で、お神輿が今日の作業の応援をしてくれました。(違うか?)

鬼さんもクルマが珍しいようです。(違うか?)
数々の重作業をものともしない猛者たちの勇姿。
今回は4人での作業ということで、ひとりひと足であっという間に各アームがクルマから取り外されていきました。

汚れていますが、サビもそんなにひどくないようです。
Lockeさんが作ったSSTと市販のツールを駆使して、外したアームからいとも簡単にブッシュを抜いていきます。

外したブッシュたち。

ワイヤーブラシとリューターでサビと汚れを落とした後はシャシブラックで塗装します。

少々やっつけ作業ですが、ずぼらな私の作業としてはまずまずでしょう。
新品ブッシュを圧入します。

これはナックル部分。
新品ブッシュが輝いています。(気のせい?)
ブッシュを圧入する作業と、圧入したアームを組み付ける作業を分業して行いました。
私は組み付け班。
艶やかな黒に塗装されたアームと新品のゴムの香りがするブッシュを組み付けるのはなんとも気持ちが良いですね。
途中、空いた時間を利用して10万キロ交換の燃料フィルターを交換しておいたのですが、これが最後にトラブルにつながるとは・・・
全ての作業が順調に進み、タイヤまで取り付けられたのは午後3時すぎ。
途中で休憩も挟んだので、作業時間は実質6時間程度。
フルブッシュ交換でこの時間は相当早いんじゃないでしょうか。
さてフィルター替えてるし、エンジンかけて漏れを確認・・・って、じゃばじゃばじゃば!!!!!!
ガソリンだだ漏れです・・・
何故?
ただ外して取り付けただけなのに。
再度取り外して取り付けてみるものの漏れは止まらず。
よく見てみると直径5ミリ程度のゴム製のOリングがちぎれた状態で地面に転がっているではないですか!
近くのホームセンターで応急処置用のOリングを購入し、3度取り付けますが、ガソリンは点滴のごとく漏れ続けます。
結局Oリングの取り付け場所が間違っていて、取り付けカプラーの奥に先に挿入した後にフィルターを取り付けなければならなかった事が判明し、漏れ発見から約1時間半後にやっとの思いで作業を終了しました。
その後はLockeさんのお母さんの美味しいコーヒーを頂きながらLockeさんのお母さん、おじさん夫妻と暗くなるまでローカルネタで盛り上がってしまいました。
帰り道、ブッシュ交換の変化はすぐに体感できました。
段差を超えた時のガクガクブルブルが明らかに軽減されています。
良く言えば新車の乗り味。
クルマの反応もかなり良くなっている様な気がします。
ハンドルもなんとも軽い!
ボールジョイントブーツの交換も効いているのでしょう。
しかし、良くないところもありました。
ハンドルが真っ直ぐになっていない。
事前にマーキングをしていたのですがアライメントが狂ってしまったのでしょう。
ブッシュがなじんだ頃にアライメント調整の必要がありそうです。
Posted at 2015/02/15 19:05:16 | |
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