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2020年10月03日

フェアレディZプロトタイプを見てきました

フェアレディZプロトタイプを見てきました 先日発表された
次期型フェアレディZ プロトタイプ
フェアレディZとしては12年ぶりとなる新型の発表です。

現在、10/4までの期間限定で、横浜みなとみらいのニッサン パビリオンに展示されています。
まもなく終了してしまうので、遅まきながら見に行ってきました。



日産が語る、"過去から未来へ引き継がれるもの"
そのエクステリアデザインは初代S30型を彷彿とさせます。
発表されてから話題騒然で賛否両論あるようですが、自分は好きです。
黄色のボディカラーはソリッドではなくパール塗装のようでした。



プロトタイプのサイドビュー
初代S30型のシルエットを、よくぞここまで今風にアレンジできたなと思います。
複雑な三次曲面のデザインが多い今時の車の中で、潔くシンプルな面の構成にも好感が持てます。
複雑なデザインを量産するための生産技術は凄いものがあるのだと思いますが、それぞれが感性に響くかというと話はまた別です。



「こ」の字型に光る、S30型をイメージしたディアドロップ形状のヘッドライト。
S30型の奥まった丸目は、おそらく現在の新型車として生産するには灯火基準を満たさないと思われ、現在風にどうアレンジすればいいのか、苦労した部分ではないかと推察しています。



フロントバンパーの大きく四角い開口部。
もっとも物議を醸し出している思われる箇所です。
機能面から言えば「V6ツインターボエンジンを積むのでよく冷えた方がいいよね」ということなんでしょう。
後ほどご紹介するZ33のコンセプトでも、生産型ではフロントバンパーは若干デザイン変更されるので、生産型ではリファインされるかもしれません。



リアビュー
テールランプはS30型と言うよりZ32型のイメージ
やっぱりすっきりとした印象です。



S30型と同じように、トランクリッドに斜めに取り付けられたエンブレムが泣かせます。

・・・・・・・・

一方、こちらは範となる初代S30型。並んで展示されていました。
1972年式の240ZGです。
車体の空力を改善するために、フロントにGノーズが採用され前方が延長されています。



240ZGのサイドビュー
改めて見ると、直6を積んだS30型は思いの外ロングノーズだったんですね。
Gノーズで余計に長く見えます。



リアビュー
ルーフラインやウエストラインが新しいZプロトタイプに受け継がれていることが分かります。

・・・・・・・・
さて、近隣の日産グローバル本社ギャラリーにも、歴代Zの一部が展示されているというので覗いてみました。


手前から、「Z33コンセプト」「Z33先行検討ミドルスポーツ」、そして「1970年式S30Z-L」です。



先ほど取り上げたフロントバンパーの開口部について。
Z33のほぼ生産型と言われたこのコンセプトでも、開口部の形状は生産型と少し異なっています。
生産型では開口部下部のラインがリップスポイラー風になりました。



ミドルスポーツ(Z33先行検討車)
Zのあり方を検討するために、S14シルビアをベースに作られた試作車だそうです。
そのフォルムを見ると、この車もS30型を意識していたんだなという様子がうかがわれますが、S15型の片鱗も少しあるような。



テールランプもS30風に見えます。



1970年式のZ-L
Gノーズもオーバーフェンダーもないシンプルなこのベースモデルの方が、先ほど紹介した240ZGよりもZの原型に近いと思っています。



よく見ると実はS30型のフロントグリルも四角いことがわかります。
グリル前にメッキのバンパーが横切っているので、大きく開いてる感じはないものの、新型Zプロトタイプの四角い開口部もこの辺りをアレンジした結果のように思えます。



リアビュー



そしてトランクリッドに斜めに取り付けられたエンブレム。
新型Zプロトタイプに受け継がれた部分の一つです。

・・・・・・・・

新型フェアレディZ(Z35型)の発売は来年(2021年)になるようです。
あの天下のトヨタでさえスープラのエンジンとプラットフォームをBMWと共用してる中で、崖っぷちの日産が"スポーツカー"を自社開発するということはむしろ驚くべきことなのかもしれません。
ただ、日産のショールームに行くと一推しはとにかく電気自動車のARIYAと自動運転。
そんな中でもフェアレディZのマインドが生きていることを信じたいです。
ブログ一覧 | | 日記
Posted at 2020/10/03 23:29:49

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この記事へのコメント

2020年10月4日 1:37
Zの生産も未だに続いて制作側も結構大変な思いで作っていると思います。
現在風のデザイン(流線的・風抵抗を抑えて)でやっていくのにもかなり限界を感じて如何に購入者の気を引かせるかがポイントですね。
コメントへの返答
2020年10月4日 19:30
日産としてもZは日本だけではなく世界へ向けてのイメージリーダーだと見てるのでしょう。
今まで出てきた初代Zっぽい試作車を含めても一番初代Zっぽいと思っています。
反応するのは古い世代なのかも知れませんが、今後の動向には興味深いものがあります。
2020年10月5日 23:49
こんばんは。

新型のプロトタイプ出ましたね。

12年ぶりの発表、Z34が発売されてからそんなに経つのですね。

画像を見るとデザインはシンプルが一番良いなと。

ミッションはスープラには設定の無いMTが用意されるし、エンジンもスカイライン400RエンジンのVR30DDTTも搭載するので日産らしさが少し戻ってきたかなと個人的に思いました。

コメントへの返答
2020年10月6日 19:59
こんばんは。

AtoZの真打ですね。

日産が国内でほとんど新型を出さなくなってから久しいですが、Z34もすでに12年。
心機一転の原点回帰で盛りかえしてほしいものです。

MTも自社製V6エンジンも今の時代だと存在感がありますね。
電気自動車だけでなく、こちらの路線も大切にほしいです。

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