
台風一過の8/16。
前の日に行こうと思ってた竹原に行ってきました。
言わずと知れた「たまゆら」の聖地
今回の旅行での第一の目的は、前のブログでも取り上げた
福山自動車時計博物館でしたが、地図を見ると、宿泊地の福山から竹原まで電車で1時間半弱ほどの距離だったので、この機会に行ってみることにしました。
まずは山陽本線で福山から三原まで。
新型の227系も投入されていますが、古い117系や115系もまだ数多く走っていて、乗った電車も117系でした。
JR西日本の単色化施策により広島地区の鋼製車は黄色一色です。
福山から40分ほどで三原に到着。
ここから1時間に1本あるかないかの呉線に乗り換えて竹原に向かいます。
接続時間は20分ほどでしたがホームにはすでに電車が到着してました。
たまゆらの頃は105系が走ってたようですが、今は新型の227系で運転。ワンマン化されています。
海岸線沿いを走る呉線の車窓には海がひろがります。
そして三原から40分ほどでようやく竹原に到着しました。
アニメ1期1話で出てきた、竹原駅「おかえりなさい」の文字。
まずは駅前の「たけはら観光案内処」へ。
建物に「アニメたまゆらの舞台」と書かれたイラスト入り看板が大きく飾られていて、力の入り方を感じます。
入口にはかなえ先輩の等身大パネル。
中では大きなぬいぐるみの隣でたまゆらグッズを販売していました。
メインとなる町並み保存地区までは徒歩15分ほどかかるらしいので、ここでレンタサイクルを借ります。3時間500円。
商店街を通って町並み保存地区へ。
途中の店先にも等身大パネルが飾られていたりします。
ぽってのマンホール発見。
今度は「ももねこ様おみくじ」
その脇にはももねこ様の石像。
鳥居と賽銭箱があって、さながらお地蔵様の扱いです。
ももねこ様は夏らしく花に囲まれていました。
この辺りは車で道の駅に直行してしまうと、見逃してしまいそうなポイントですね。
飛び出し看板も「たまゆら」
各お店の店先の看板もももねこ様がモチーフになってました。
道の駅たけはら。
ここにも「たまゆら」の大きな看板が。
たけはら町並み保存地区
国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されており、江戸時代後期に製塩や酒造で栄えたその町並みを見ることができます。
ほり川
たまゆら作中で登場するお好み焼き屋「ほぼろ」のモデルになったお店。
この辺りでは人気店のようで、外に入店待ちの列ができていました。
ほぼろ焼なるメニューもあるようですが、炎天下のお昼にお好み焼きを食べるほどの食欲はなく今回は店先だけ。
町並み保存地区の奥の方にある胡子神社
アニメ1期のオープニングで登場。ぽってがカメラを構えるところ。2期の冒頭でも登場します。
ももねこ様がこんなところにも。
お昼時になり通りがかりのお店に「ラーメン」とあったので、そこで食事休憩。
すると、その店内にも「たまゆら」
食後、お店の人に「日の丸写真館」の場所を尋ねると「たまゆらですか?」と言われました。
おかしい、それっぽい雰囲気は醸し出してないつもりだったのに。
旧日の丸写真館
アニメ1期のオープニングをはじめとして作中でたびたび登場する場所。ここ見たかったんですよね。
カメラが趣味のぽってが訪れる写真屋さんですが、実際はもうお店としては営業しておらず、風情のある佇まいの建物が残っています。
西方寺
町並み保存地区の中程に、本堂がある高台へ続く階段があります。
その階段の途中から町並み保存地区を見下ろした景色は、アニメ2期のキービジュアルにもなっています。
冒頭の観光協会の看板に描かれているのもここです。
本堂でお参りをして・・・
さらに上にある普明閣へ。
県の重要文化財になっている木造十一面観音立像を祀られている、舞台造りのお堂。
この舞台もアニメ2期のオープニングほか、度々登場します。
旧笠井邸
町並み保存地区の中の代表的な建物の一つ。
説明書きによれば”塩田(塩浜)の浜主である笠井清八氏が住居として、明治5年(1872)に建てたもの”だそうです。現在はNPO法人が管理して修復をしながら無料開放されています。
たまゆら作中でも「私たち展」の会場となるなど重要な場所として描かれています。
1階の広間
中庭
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そして、階段を2階へ上がると…
「着物姿のぽってがお出迎え、なので」
一室はたまゆらの展示スペースになっています。
あまり下調べしないで行ったので驚きました(汗;
歴代のポスターをはじめ、

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ほかにも設定資料などを展示。
その隣の部屋には舞台があり、ここもたまゆらで描かれています。
「私たち展」だけでなく実際にイベントスペースとして活用されているとのことです。
その後は駅前の観光案内処に戻って自転車を返却。
追加料金を払えば時間延長もできたのですが、炎天下の中を走り回って汗だくでもう限界です(汗;
今回行ってない場所もけっこうあるので、機会があればまた訪れたいと思います。
竹原駅の改札口。
ここもたまゆらで登場しますが、今はエレベーターが設置されていて当時とは様子が異なっています。
ホームへ出ると、自分が乗るのと逆方向の広島方面に「瀬戸内マリンビュー」が停車していました。
丸窓などは客船のキャビンをイメージしたものだとか。
ただ、来年導入予定の新たな観光列車と入れ替わりで「瀬戸内マリンビュー」は運行終了になる予定だそうです。
・・・・・
この後は、また電車を乗り継いで福山に戻り、
新幹線で帰京しました。
予め切符をおさえていた日が台風による運行休止日にならなかったのが不幸中の幸いでした。
Posted at 2019/08/17 20:35:02 | |
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