2013年08月25日
あの車に乗った!BRZ試乗記!・・・試乗?
-BRZ試乗?記-
みなさんこんにちは。
いきなりですが・・・
先日、BRZに乗る機会があったので、それをまとめてみたいと思います。いわゆるインプレッションってやつですね。感想文です。

今まで助手席には何度か乗せてもらっていたのですが、今回思いがけなく運転する機会をもらったので、遠慮なく値踏み(?)してみたいと思います。
と、いうのも、県内某所へこの人と車遊びに行った時のこと。
何本か消化して、ガソリンがなくなった!とのことだったので、隣に乗っけてもらって、ガソリンを入れに行ったのです。
その帰りに、何の前触れもなく「乗ってみる?」と・・・
掲げられた手にはBRZのキーが。
思わずでかい声で「いいんっすか!」って言っちゃいました。
以前、彼にはスイスポを運転させたことがあったのですが、そのお返しだそうで・・・
思いがけず、BRZという車を操る機会をいただいたわけです。
さて、まずはチューニングポイントについてですが、この車にはオイルクーラー、車高調、マフラー、そしてタイヤホイール。室内は、シートとステアリングが装着されています。
主に今回影響するのは、マフラーと足回りですね。
ノーマルよりも若干パワーが出ていて、足回りも違うということを念頭に置いておきます。
・・・
BRZに乗り込んでまず驚いたのは、クラッチの軽さ!
S15はそこそこの重さがあり、スプリングの力・・・でしょうか?ある程度反力があって、それを利用してクラッチミートができるのですが(左足は常に押し付ける力を加え、その強弱でクラッチを切ったり繋いだりするイメージです。)、BRZのクラッチペダルは、そのような感触がありません。反力が非常に弱いのです!
乱暴な言い方になるかもしれませんが、スイッチのような感触です。
その為、すべて左足の仕事になり、シルビアのように古い車から乗りかえた人には、強い違和感となっているようです。
シフトの入りはカチッと入る印象で、非常にショートストロークです。
ギアが入った!という感触がはっきりしているので、シフトミスなども少なくなりそうです。
またS15の場合、どこかにギアを入れていてもある程度左右に動く、いわゆる「遊び」があるのですが、特段そのような遊びもなく、現代のMT車なんだな・・・という印象を受けます。
クラッチを踏みながらセルを回す、現代のMT車特有の操作に戸惑いつつ(1年前にはそういう車に乗っていたのに・・・)、エンジンを始動し、クラッチを切りギアを1速へ。
クラッチのミートポイントが分からないので、アクセルを煽りつつじわじわと繋げて行きます。
じわじわ
・・・
じわじわ
・・・
じわじわ
・・・
まだ動かないのかよ!!!
ミートポイントは結構手前な印象です。
正直、クラッチが軽すぎて、どこが半クラッチの領域なのか分かりづらかったです。
しかしまぁ・・・この辺りは慣れですから、しょうがないですかね・・・
・・・さて、走り出してすぐ、気になるポイントを発見しました。
シフトアップする際に、エンジンの回転数が500~1000rpmほど上がってしまうのです!
これはどういうことかというと、要は電子スロットル(DBW)のタイムラグがあり、S15のタイミングでアクセルを戻し、クラッチを切る動作をすると、そのDBWのラグのせいでスロットルが閉じ切る前にクラッチを切ってしまうことになり、結果回転数がブンと上がってしまう・・・ということの様です。
ここもまた慣れの領域で、しばらくすると普通にシフトップ出来るようになりました。
さて、車に慣れてきたところで、運動性能の確認をしてみます。
この車に乗って一番感じることと云えば、堅いこと。
車体の剛性感が非常に高く、無駄がないように感じます。
215/40R18とS15の45偏平よりエアボリュームが少なく、横方向の剛性感があるため、ステアリングを切り込んだ時の動きがシャープなのもこのような印象を抱かせた要因ではないでしょうか。
ちなみにパワーステアリングは重めに設定されているようで、ステアリングホイールがφ34のため、さらに重くなっているようです。
フロントの接地感は明瞭で、回頭性もさることながら、リアのトラクションも抜群に良く、シルビアよりも2テンポほど早く踏んでいける感じで、とても安心感があります。
ハイスピードになればなるほど、その傾向は顕著に表れてきます。おそらくエアロパッケージによる車体下面のフラット化も効いているのでしょう。
元々FF乗りだったため、フロントの接地感に違和感を覚える場面はあまりなかったのですが、S15に乗りかえてからというもの、速度が増すにつれてフロントの接地感が希薄になっていくのが気になっていました。
おそらく駆動輪がリアの為、フロントが浮き気味になる傾向なのだと思いますが、BRZにはそれがあまりありません。
単にアライメントや車高の設定がそうなっている事も考えうるのですが、フラットボトム化によるダウンフォースの獲得も要因の一つなのでしょう。
また、HKSのハイパーMAXⅣダンパーの味付けが絶妙で、純正サスペンションをそのまま底上げしたような(純正は助手席にて確認済みです)減衰特性だと感じました。
・・・実際にそうなっているかどうかはわかりませんが、非常にいい感触です。
本人の話を聞くと、この車高調、限定モデルらしく、一般的なハイパーMAXⅣダンパーより、スプリングレートが高く、減衰特性も違うとのこと。
スプリングレートは前後8kgf/mmだそうで、それでもロールはS15のそれよりも少なく感じます。
この辺りは重心高の低さが効いているようで、ロールだけではなく、ピッチングも少ないと思いました。
S15のほうがスプリングレートが高いのですが(フロント10kgf/mm、リア9kgf/mm)、直列4気筒と水平対向4気筒のハイトの違いと搭載位置の違いが顕著に現れた結果だと思われます。
これ、思った以上に体感できます・・・!
コーナーリング性能は、215幅のタイヤなのにもかかわらず、トータルのグリップレベルは235タイヤ装着のS15よりも高そうです。
前後重量配分が優れたBRZとごく一般的なFRであるS15の特性差が如実に表れた結果かな?と思います・・・!
癖らしい癖は見当たりません。素直だと思いました。
また、ミッションの繋がりも絶妙です。
確かファイナルギア比は4.1だったと思うのですが、スポーツ走行をするのなら、絶対こっちを選びたいですね・・・!
エンジンを回し切ってシフトアップはしていないのですが、感触的には5000rpm以上をキープ出来るのではないでしょうか?
BRZ、いい武器持ってますね・・・!
エンジン特性的には4500rpm付近からトルクが増して、7000rpm位までパワーが追随してくれます。
2L自然吸気エンジンで200ps(実測180ps前後とも・・・)ですが、それ以上に速く感じました。
例えばS15とBRZで追いかけっこをしたとして、50馬力のパワー差はバッチリ埋まるでしょう。
正直、びっくりしました。ここまで完成度高いとは。
S15はパワーがあるから・・・なんて言ってられません。戦闘力はほぼ互角でしょう。
正真正銘、コーナーリングマシンだと実感した、今回の試乗?でした。
-------------------------------------------------
・・・ざーっと思い返しながら書き綴ってみましたけども、いかがでしょうか?伝わりましたかね・・・?
起承転結をまったく考えない悪い癖のまま、思うが儘つづってみたわけです。
非常に読みにくくて申し訳ないです・・・orz
かねがね文才無いなぁと思っているのですが、今回も思いっきり露呈していますね・・・!
拙い文章から感じ取っていただければ幸いです(^^;
ブログ一覧 |
解説シリーズ | 日記
Posted at
2013/08/25 19:01:59
タグ
今、あなたにおすすめ