どうも、よしひこです。
前回のブログでは問題にしました次の車ですが、正解はS15シルビアです。
E/gはノーマル+αですが、ワイドフェンダーが装着された車両で、フロント+20mmリア+30mmと、GT-Rサイズのホイールを飲み込めるボディになっています。
エアロが割れている個体なので、とりあえずフロントリアサイドと新しいものにしてもらうことにしました。
何しろ10年前の車ですから、様々不具合が出るでしょうが、がんばって維持したいと思います。
というわけで、車はまだ納車になってないわけですが、乗り換えた理由というものをいろいろツラツラ書いてみたいと思います。
だいぶ生意気言いますが、ご容赦ということで・・・
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速く走りたいのです。
車というツールを使って自分の限界に挑戦したいのです。
目的はタイムを出すのではありません。思うが侭に操りたいのです。車を。
ZC31S、いい車でした。
FFであるにもかかわらず、素直なハンドリングと高剛性なボディ、雑味なく綺麗にフケるエンジン。
LSDと拘りぬかれた車高調等々で、とても気持ちの良い車に仕上がったと自信を持って言えます。
しかし、この車を乗りこなすことは、とうとうできませんでした。
これから先もこの車の性能を引き出すことはできないでしょう。
何故か。
この車のセッティングはアンダー傾向にしてあります。
何があってもリアがブレイクしない様、車高のバランス、減衰力、タイヤの空気圧をセットしてあります。
FFという車は、ご存知のとおり、フロントタイヤが駆動輪です。
リアタイヤはただついて回るだけです。
何が言いたいか。
リアがブレイクしたら修正が効かないということです。
正確には、その術を身に着けてないのです。自分自身が。
もっと言ってしまえば、単純に下手くそなのです。
これが原因で、この車を助けられなかったことがありました。
何もできない自分と徐々に近づく壁。時間は遅く流れ、しかし思考は一切止まったまま。
あの時、あんな状況に対応できる能力があれば。何度思ったか分かりません。
必要なのはテールスライドをコントロールする術。しかし、これを練習しようと思ったとき、この車で行うのは非常にリスキーであると判断しました。
ですが、車を本当に速く走らせるためには、必要な技術だと思っています。
コーナーでクリップに向かって進入するとき、ほぼ0カウンターになり、しかし、滑らせすぎず。
脱出方向に車をいち早く向けておく。
そしていち早くアクセルをあける。
非常に難しいことですが、これが自分の中で理想とするコーナリングです。
これがやりたいのです。これが速く走るために必要なのです。
リアタイヤが駆動する後輪駆動車であれば、スピンモードに突入しても、エンジンを吹かしてクルッと回ってしまえば、壁に激突という事態は避けられるでしょう。
しかし、前輪駆動のこの車では、リアタイヤは流れるだけです。
絶妙な滑らせ方を覚えるのに、スピン経験なしでは話にならないと思います。
FRなら大丈夫。というわけではありません。
それでも、テールスライドを勉強するならFR車程適した車はないと思います。
新しい世界を見るためにも、一度スイフトを降りる決意をしました。
たまたまそのS15を降りるという、友人の後押しもありましたが・・・
この車をコントロールする。
その為に離れること。しかしこの車にまた巡り合えることはもうないと思います。
4年半という長い時間を共に過ごして来た時間に、無駄はありませんでした。
いろいろな基本を教えてくれた初めての愛車、スイフトスポーツという車に、感謝を。
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というわけで、ツラツラ書いたわけですが、自分で読み返してもめんどくせぇ文章だなと思いますww
FR車であり、ターボエンジンという未知の車に乗り換えるわけですが、これも実は目標に対して2ステップ目であります。
シルビアが見せる世界はどのような世界なのでしょうか。楽しみです。
因みにスイスポとの馴れ初め(?)は
こちらでございます。
最後に。
長文・乱文であるにもかかわらず、最後まで読んでくださった方々へ。
ありがとうございました。
誤字脱字はご容赦ください。