
最近、E26口金のLED電球40W/60W型としては業界最安値級?の商品が、ダイソーで売られ始めた。
またダイソーお得意の「ウン百円商品」かとよく見たら、
40W型相当のが正真正銘の¥100(¥108税込)、60W型相当のがちょっと高くて¥150(¥162税込)。
発光色はそれぞれ昼白色と電球色の二種類。
以前から¥300/400で売られてた40W/60W型とは別物。
とりあえず1個、¥100な40W型で電球色のそれを買ってみた。
パッケージに書かれた規格型番は LDA5L-G-T2/40W。
全光束485lmや配光角度180°って表記スペックは、以前からダイソーにて¥300で売られているE26口金・40W型LED電球と同等。但し密閉型器具に
非対応 なので、もし密閉型対応品が必要なら¥300/400な方を選ぶことになる。詳細は写真参照。
(↑2019/01訂正)
違いは、表記された定格寿命が類似同等品より短いこと。
定格寿命に関しては、今回の¥100/150のそれは公称15000時間。確かIKEAで扱ってるのが15000時間で同等だったか(¥99で買えるそれは40W型とは呼べない400lmながら)。
以前からダイソーにある¥300/400のほうは公称40000時間で有名他社品レベルだが、それに比べるとざっと1/3強。
しかし値段が1/3なことからしたらほぼ同等か、むしろお得かもしれず。あくまで書かれた数字を信じれば、の話ながら。
密閉型NGなのは実際問題、風呂場や洗面所などの水回りや玄関など外回りに使おうとするとダメかも、って程度。
まぁそんな場合は密閉型OKな同店¥300/400な方か有名他社品で対応すればいい。
買って帰って直ぐに点灯テストしてみた。
当たり前ながら、ごく普通に明るく光った。
#百均商品のお約束、お試しは返品交換期限内に済ますべし(笑)。
普段使いの某社40W型LEDとは、ほぼ同等の明るさだ(あくまで感覚的に)。光り方も特にどこか安っぽいとかいう感じはない。
手にして容易に気がつく/気になるのは「軽さ」だ。実測30g前後で、他社同等品が70g前後なのに比べると半分以下。なぜここまで軽いんだ?と、分解したい衝動に駆られるくらい(笑)。
球体部分にガラスを使ってないから、かもしれず。素材の表記が無いので詳細不明ながら、触った感じで樹脂製なのは確か。爪先で弾いてみてもガラス独特の硬質なキンキン感はない。
とりあえず、今度我が家の電球型蛍光灯がダメになったとき用にストックしておこう。壊さずに。
確か2年か3年か前?に電球型蛍光灯が百均から姿を消して以来、次はLED電球かと考えつつも、世間のLED電球への品質的評価が固まるまで我が家への本格導入は待とう、と、百均のそれに次いで安価だったオーム電機製の電球型蛍光灯を買って繋ぎにしてきた。
15年かくらい前に照明を白熱灯から電球型蛍光灯に替えたときとは違い、LED電球と電球型蛍光灯とでは消費電力にそう大差あるわけでなし、同等の明るさなら決してエコ(ノミー)とは言いがたいLED電球の導入を急ぐ動機が、これまでの我が家には無かった。
そこに今回出現したダイソー¥100/150なLED電球。
これが使い物になるなら、いよいよ我が家もLED電球の本格導入に踏み切れる、かも(笑)。
いまの我が家の主力光源(?)であるオーム電機の60W相当電球型蛍光灯は実売¥350/1個(2個パック¥700@ヨドバシ通販)、定格寿命が12000時間だから、今回のダイソーのが同等以上もってくれるなら、我が家の家計的には御の字だ。
幸い我が家の照明はほぼすべて容易に手の届く高さにあるから、仮に灯体の交換周期が多少短かったとしても、交換の手間はさほど問題にはならない。
配光角度の関係からか、60W相当の電球型蛍光灯から今回買ったような40W相当のLED電球に変えてみても、実用上は何ら遜色なく感じる。スペック上の全光束の値で見れば当然だが 60W型蛍光灯>40W型LED である、にも関わらず。比べる蛍光灯のほうが既にそれなりの時間使われて劣化している、にしても。
因みに我が家の主力照明は
シーリングファンライト、斜め下向きに露出した電球型光源の数個で下方を広く照らす形で使っている。
LED電球といえば長寿命、の謳い文句を捨てて低価格攻勢に出たかの如く見えるこのダイソー商品、果たして吉と出るか凶と出るか。
点灯させるに半導体を用いた電子回路を要し、且つそれを電子回路にとっては劣悪な環境:熱源と隣り合わせの狭い密閉空間に内蔵させたのがLED電球、それに5年だの10年だのの長寿命って普通にあり得んだろう、と、個人的にはハナからメーカー各社の謳い文句を疑問に思ってきたクチ。職業柄で。
でもまぁ、この値段なら割りきって使えそうだ。うんと低消費電力な白熱電球、として。
#LED電球もとうとうここまで来ちゃったか、な感もありつつ。
さてこの先、LED電球業界はどう動くんだろうか。
今までの踏襲でメーカー長期保証付きの高価なものと、これみたく保証無しの廉価なものとに、市場が大分されるんだろうな。。。恐らく。
長期保証付き=もし短命だったらメーカーに文句言えば代品に替えてもらえる、といっても、その時の為に購入時のレシートを何年も保存しておいて何時でも提示できるように備えておくとか、現品を都度メーカー送りにして代品を入手するとか必要とあっては、結局ユーザーには手間の掛かる話。実際どれだけのユーザーがこのメーカー「長期保証」を活用しているのかは知らないが。
そんな手間をかけるくらいなら、点かなくなった時点で運が悪かった・天寿だったと諦めて新品を買いに走ればそれまで、って思えるくらいの低価格で買えたほうがいいような気がするのは、自分だけだろうか。
無論、かつての白熱電球よりは長持ちしてくれれば、の話。白熱電球の定格寿命は1000時間かそこら、このダイソーLED電球が安価だとて、公称値15000時間に対して実力が1/10にも満たないハッタリもんだなんてことはないだろう、と信じたい。
ともあれ、今回のダイソー¥100 LED電球 E26 40W型、個人的には「買い」だと思う。現時点では。
(2019/10/30追記)
ここ最近、近所のダイソーで上記¥100/150なE26電球は品薄な模様。なかなか見つけられない。
従来からある¥300/400なほうは容易に見つかるのだが。
40W相当品が1個¥300+税なら、何もリスク負ってダイソーから買わないでもいい。
一例、
ヨドバシ通販でアイリスオーヤマ製のが僅差な値段で買えちゃう。
2個組で¥668税込送無、電球色・昼白色とも同価。
どうやらメーカー型落ちの在庫処分特価っぽいので、いまいま買うならば、だが。
(2019/12/25追記)
久しぶりに近所のダイソーで現物を発見。40W/60Wの各色ともに。
すかさず40W電球色を4個ゲットした(笑)。
↓外装箱のデザインが一部変更されていた。記載された仕様には変更なし、中身の同一性は不詳。
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2018/11/05 12:38:17