
※2021年1月現在、ダイソー¥300のマイク付きイヤホンを常用中。詳細は
こちら。
ここ1年半ほど、日々の通勤のお供はスマホのFMラジオ機能。地元AM民放のFM補完放送で、ローカルな情報番組を聞きながら歩くのが日課。
そんな時は当然だがイヤホンを使う。専ら百均商品ばかりなのだが(笑)。
ここ数年のmyお気に入りはセリア/シルクで手に入る、
丸七XYY-16・グロスカラーイヤホン。数ヵ月か1年か経つと、コードが硬化したり断線したりで都度更新しつつ。
だが、目下使っているスマホのドコモ・ソニーXperia Compact SO-02Jとのプラグ~ジャックの接触がイマイチならしく、イヤホンのプラグは挿したままなのに時々「イヤホンが抜かれました」表示とともにラジオが聞けなくなる。XYY-16に限らないのだが。
スマホ本体側のジャックのへたり?とも思ってみるのだが、考えてみるとスマホがまだ新品近かった頃からの事象、イヤホンを買い換えても状況がさほど違わない。どうやら接点の接触状態レベルではない本体内の要因を抱えているっぽい。
たかがイヤホン周りで故障修理に出すって費用的にも手間的にも自分にはあり得ない行動。
だったら表題の如し、イヤホンマイクにしたら解決したりしないのか?と思い始めた。
ということで最近使い始めたのが、百均のイヤホンマイク。これまた丸七の XYY-32-A。以前から百均にしては音質も悪くないと定評のある一品。
レシーバー部分はイヤホンXYY-16同様のグロスカラー、音質的にもほぼ同じっぽく自分には不満無し。コード長さも同じ1.0m。左耳レシーバーから下がるコードの途中にさりげなく小型のマイクが付いている。時々通話にも使うが、マイクの感度も悪くはなく、マイクを意識的に口元へ持ってきたりしないでもいい。
このイヤホンマイクに取り替えて以降、「抜かれました」表示が出ることが減ったというか、ほぼ皆無になった。
#思惑が当たるって快感。。。
推測ながらどうやら、スマホ本体の「挿されたのがイヤホンかイヤホンマイクか」を判断する仕掛けの動作が、イマイチ不確実なようだ。
イヤホンでは使われないでイヤホンマイクでのみ使われる、ジャックの第四の電極の接触状態があまり良くないのか、その接触状態を監視するソフト/ハード的な設計問題なのかは、よく判らない。
まぁ真相解明には至らずとも、実用的に見て3極イヤホンよりは格段に良いので、これで様子を見ようと思う。
この丸七XYY-32-A、個人的な唯一の難点はプラグ形状がストレートなこと。移動中はスマホ本体を常時ネックストラップでぶら下げる&胸ポケットに入れているため、本体が常に逆さま状態、プラグが本体の下に出っ張って/ポケットの底を突いてしまう。結果、プラグ直近でコードが強く折れ曲がりがちで、内部断線のリスクが高い。
イヤホンXYY-16だとプラグがL型なので、スマホ本体に挿した状態ではコードが横出し。自分にはそっちの方が都合がいい。
(数ある百均を)見回す限り、この手の安価イヤホン類でプラグがL型のものって少数派のようだし、そこに贅沢を言うつもりは無いが。
あとひとつ難を言えば、付属のイヤーピースが異常に小さい点。これは丸七製のイヤホン類に共通するが、一般的にはSサイズ相当の小さなイヤーピースが何故に標準付属なのかが不可解。
#せめてMサイズだろうよ、付けるなら>丸七さん。
丸七製に限ってそうなのかは不詳だが、Sサイズのイヤーピースでは自分みたく大柄の大人にとっては最初からゴミ箱行き。買ったままがフィットするのは小学生の子供くらいだろう 。
最初からイヤーピースの大中小セット¥108と抱き合わせて¥216で販売して稼いでるも同然、と言ったら言い過ぎだろうか。
ともあれ結論、
スマホでイヤホンを挿すと頻繁に「抜かれました」表示になるって場合は、いっそイヤホンじゃなくイヤホンマイクに変えてみることをお勧めする。
プラグが3極なイヤホンを幾らとっかえひっかえしてダメでも、百均でも買える4極ジャックのイヤホンマイクならちゃんとイヤホンとして機能するなら、それも代替策としてはアリだろう。修理に出すとかそれ用の対策アプリを導入するとかするまでもなく。
イヤホンとしての音質云々はこの際さておき、で良ければ、だが。
(2019/2/6追記)
上の内容でブログを書いた途端、XYY-32-Aのコードがプラグ根元で内部断線。左耳レシーバーから音が聞こえず、スマホのラジオ機能が強制終了してしまうようになった。
恐れていたことが現実に。。。
レシーバー側の断線なら殻を割って半田付けして直そうという気にもなるが、プラグ側なのが明らかなので諦めてゴミ箱行きにし、速攻で買い換えに走った。
近所の百均ミーツで同じものを買おうと思って行ってみたら、今度は微妙な仕様違いのXYY-32Bしか無かった。
レシーバー部分がグロスカラー、ストレート4極プラグなのもコード長さ1.0mも32-Aと一緒なのだが、マイク部分の形状&位置が違っている。
32Bのほうは左右レシーバーがY字に分かれる分岐点に、ダンゴ状のマイク部分がある。32-Aの方がマイク部分はスリム&コンパクトで、個人的な好みは32-Aのほう。
レシーバーの音質はというと。。。残念ながら要細工。ハズレ個体を引いたのかもながら。
買ったままだとレシーバー内空洞での残響感があるため、あとで殻割りしてティッシュの切れ端を突っ込んでみることにする。広く?知られた定番的小細工、これで残響感は大幅に減る。
実は上述32-Aは実働2週間足らず。ストレートプラグに負荷のかかる使い方なので心配はしていたが、あまりに早い内部断線発生で、ちょっとガッカリ。
今回の32Bには、せめて数ヵ月かもってほしいところだ。
なお補足、
上記XYY-32-AもXYY-32Bも、我がXperia SO-02Jでは何ら問題なく使えている。
Xperiaでは使えないイヤホンマイクがある云々の過去記事があるが、それは2013年以前に発売された旧機種に関してであり、それ以降~最近の機種には当てはまらない。当該旧機種にては4極プラグの電極の配置の仕様が最近のそれとは異なっていたことによる。
#最近のXperiaではノイキャン対応で5極仕様だったり、USB Type-Cジャックに統合されΦ3.5ジャック自体が無かったりするが。
(2019/2/12追記)
XYY-32がストレートプラグなことへの不満軽減策として、L型変換プラグを購入してみた。
COMON 435-L、実売¥160前後~。
コードの延命効果は果たして如何に。。。
(2019/3/27追記)
とりあえず1ヶ月半経過。
上記プラグ併用でのXYY-32Bは特に問題なく使えている。
不意の「抜かれました」表示で音が切れることもなし。
上記のXYY-32-Aがハズレ品質な残念個体だったのかもながら。
(2019/7/30追記)
上記XYY-32Bが故障した。
最近コード部分に柔軟性が無くなってきたと思ったら内部断線。我がXperiaでプラグ挿入を認識しなくなったり、イヤホンマイクなのにイヤホンと認識したりするようになった。
プラグ付近の断線ではない模様、マイク部分を何かの拍子に引っ張ってしまったか。
見切ってゴミ箱送り、少し前から通勤鞄に入れていた同型の新品に交代した。
平日毎日約1時間×半年間使って百円なら文句はない。
なお上記L型プラグは健在。
(2020/02/14追記)
去る1月、再び上記XYY-32Bが故障して買い換えた。前回同様、プラグ根本の断線、コード部分の硬化・脆化。このところの寒さも一因ながら。
どうやら自分の使い方だと、およそ半年毎に買い換え必要ということで間違い無さそうだ。
あとはメーカーの丸七がいつまで販売継続してくれるか、が気になるところではある。
上記L型プラグが健在なのは相変わらず。