
以前から使っている
ダイソー¥300のAC-USB電源アダプタだが、
ここ最近(2019/07時点)店頭で見かけないなぁと思っていたら、この新型に切り替わったようだ。
※同時期に登場したと思われる2口タイプは
こちら。
勤め先に近いダイソー店舗で発見、早速衝動買いしてきた。しかも2個、バラつき確認&予備用として(笑)。
値段は1個¥300(税込¥324)、従来のそれと変わらず。
以下勝手にスペック詳細。
●商品名:「AC充電器 自動判別機能付 USBポート 2.1A出力 ホワイト」
●価格:¥324税込
●メーカー:大創産業 ※銘板刻印はテラ・インターナショナル(株)
●型番:G208 ※またも従来品の踏襲…紛らわしい(苦笑)
●定格入力:AC100-240V 50-60Hz 0.3A
●定格出力:DC5V/最大2.1A
●出力端子:USBタイプAジャック×1口
●外形寸法:WHD=27×40×40mm ※実測
●重量:37g ※実測
●安全性認証表示:PSEのみ
●その他特徴:
iPhone/iPad/Android自動判別機能付き
ACプラグ:折り畳み式で収納可
色違い:白or黒あり(売り場にあったのは白のみだったが、ネットで黒も見かけた)
従来のそれとの大きな違いは外形サイズ。幅は変わらないが高さ・奥行きで各5mmほど小さくなった。角が緩やかに丸くなったのと相まって、小型になった感は数値以上。
重量は従来のより10g減、ざっと20%軽くなっている。容積が減った分見合い。
それに伴ってか否か、出力電流が最大2.1Aに小さくなっている。従来のは2.4Aだったのに対して。
また、自動判別機能を内蔵したことで、従来はiPhone/iPad用とAndroid用とで2品種あったのを1品種に集約したようだ。
従来品ではUSBジャックそばにあった「iPhone/iPad」「Android」の表示は無くなっている。当然ながら。
自分が持っている機器はAndroidなスマホやタブレット等で、2A超の電流供給を要するものは今のところ無いから、仕様的には最大2.1Aなこれでも充分使える。
ダイソーと同業のミーツ Meetsでも同様2.1A×1口のAC-USB電源が以前から¥540税込で売られているが、ダイソーで¥300な従来のそれを知ってただけに、¥500なそれを買うのは躊躇していたところ(笑)。
今回の¥300商品の復活は個人的に大歓迎。
さて使用レビュー。
折り畳み式プラグの刃先を立てた状態での保持は良好、コンセント挿入時に倒れてしまうことはない。従来品の構造を踏襲しているらしく好印象。
簡単に動作テスト(負荷試験)をやってみた。
本品の出力ジャックに簡易型USB電源チェッカーを繋いでの測定値。絶対値の精度としては参考程度に、あくまで傾向としてこんな↓感じ。
●出力電圧ー負荷電流特性
無負荷時:約4.85~4.90V。
負荷0.5A時:約4.80V
負荷0.8A時:約4.85V
負荷1.5A~2.0A時:約4.90V。
※購入した2個とも概ね同様。
手持ちのモバイルバッテリー(入力5V最大2.0A)の残量が少なかったので充電してみた。
負荷電流0~0.5A前後では電流増につれ出力電圧が若干下がるも、それ以上の範囲では電流増で電圧はほぼ一定~やや上がり気味の特性となっている。この手の電源に期待される「当たり前性能」は確保されているようだ。
品を変えて手持ちの現用スマホ:Xperia X Compact ドコモSO-02Jに充電してみた。ダイソー¥108なType-Cコード50cmを介して、約4.9Vの最大1.5Aで充電された。従来品を使っての普段の様子と特に違わない。問題なし。
更に手持ちのNexus7(2012)、バッテリー残量が約半分のところに充電してみた。
片や改造して5.2V前後出てる従来品とこの4.9Vしか出ないのとで、ほぼ同じ状況・条件で差し替え、各々1分後くらいの電流を上記チェッカーで読むと、前者が約1.4Aに対し後者のこれでは約1.1Aくらい。これを使ったときの方がざっと2割ほど少ない。
このNexus7(2012)は我が家でUSB電源を使う機器としては最古参の部類、設計の旧さ故に受電電圧の違いに敏感?過敏?なのかもながら。
もう少し出力電圧が高いといいのに。。。多少クタビレ気味なUSBケーブルで電圧降下しても大電流が出る(受電側で電流制限を掛けない)よう、せめて無負荷時で5.1Vくらい欲しいところ。
とはいえ従来品と違い、改造して出力電圧をアップするまでも無さそうだ。
やっぱり改造したほうが良さげ。
さて、殻割りの支度でもするか。。。(笑)
出力電圧の安定性やリップルの出具合は、測定機材が無く未確認。物持ちな諸氏の報告に期待。
使用時の発熱は月並みか。出力2A付近を長時間保ってみることができず、詳細未確認。
使用中の高周波音(いわゆるコイル鳴き)も、自分のアラフィフな耳の聴感ではほぼ皆無。なお高周波音の感受性には年齢や個人差があるとか、又個体差もあるはずなので参考程度で。
通電を示すLEDの類も無いことから、枕元で使っても耳障り・目障りになることは無い。少なくとも自身には。
自動判別機能の動作は未確認。iPhone/iPadの手持ちがないので。
正確に言えばAndroidの判別も試せていないに等しい。ダイソー他で市販のAndroid用Micro USB「充電専用」ケーブルでしか使っていないため。手持ちに充電・通信兼用の太く短いケーブルが1本くらいあったよな。。。追って試してみよう。
使い始めの現時点では、これといって致命的な欠点・難点は見当たらない。
日々使ってみることにする。
以下写真。
従来品との比較(左:本品、右:従来品)、パッケージ裏面の気合いの入った注意書き(文字が小さ過ぎて読めない…笑)、および銘板表示。
俯瞰の図。高さ・奥行きが-5mm&角丸で、かなり小さく感じる。
正面の図。
裏面の注意書き。
モバイルバッテリーには使うな的文言も見えるが、まぁ自己責任で。
何も迷惑被ってないかもしれない客にまで最初から「申し訳ございません」と謝ってしまう腰の低さ(下から3行目)(笑)。
銘板の刻印。当然ながらPSEマークは規格通りに表示あり。
(2019/8/16追記)
その後最近、外観やサイズが酷似?の2出力タイプを近所のダイソーで見かけた。
2.4A+1.0A同時出力可の2口タイプが価格¥500+税、2口合計で最大2.4Aなほうが¥300+税。
目下は手持ちが間に合っているのでまだ買っていないが。
前者の¥500+税となると微妙な価格だが、荷物を減らしたい外出時用になら2口タイプが1個くらいあってもいい。
詳細は
別エントリーにて。