我が家で日々稼働中のドラム式洗濯乾燥機:シャープES-V600。既に購入から5年経つ。
最近家族に「乾燥の自動で十分に乾かない」「乾燥運転でエラーU04を常に表示している」と言われるようになった。
以前から自身で
内部の埃取りを半年おきかに行って延命?してきた。しかし当初から数回かは目立って効果あったものの、この2年ほどは芳しくなく。
そこで、シャープにメンテを依頼することにした。
乾燥機能の加熱や槽回転の機構には、特に問題はない模様。
おそらく、掃除機のノズルを突っ込んで届く範囲の温湿気経路よりも奥のほう=熱交換器:水道水を使って温度を下げて結露・除湿させる機構 に長年の使用に伴う繊維ゴミや埃が付着・堆積してしまい、満足に内部の湿気を結露させ排出する~内気をスムーズに循環させることができなくなった、と見る。
シャープの場合、こんな場合の修理までいかないメンテナンスをオンラインで申し込めると知り、今回申し込んでみた。
シャープのWebサイトから申し込める。
我が家のES-V600みたくヒーター式機種の場合、かかる費用は¥8,250税込(シャープの会員制サイトCocoro Membersの会員価格)。
ヒートポンプ式だと¥22,000税込(同)というから、ヒーター式=安物買いしてて正解だったか(笑)。
パナソニックほかのドラム式を売っている各社が、シャープ同様のサービスを用意しているかは不詳。
DUSKINなどその道の専門業者にこの手の作業を頼むと、¥2万前後掛かるらしい。
それが自身の場合で¥1万も掛からず、中身の勝手を熟知したメーカーの技術屋が来てやって貰えるなら頼まない手はない、という気になった。
#とは言うものの、上記申し込みサイトには「ヒーター方式は、分解を行わず専用工具による洗浄を行います」と注釈があるのが気になる。。。それでもちゃんと効果あるんだろうな?もしや素人な俺でも出来てる程度の作業しかやらんで金取るんでないよな?という一抹の不安が無くもない。¥8,000の出張作業ったら実質せいぜい30分かの時間だろうし、それでどれだけの事をやってくれるのだろうか、と。
申し込み時には、シャープ側から折り返し電話を貰うに希望する日時を指定できる。
最短で申し込んで2日後以降の希望時間帯を第一・第二希望まで申告し、掛かってきた電話にて訪問してもらう日時を決める流れ。
2日後の指定した時間帯に、地元のシャープ修理拠点から日程調整の電話が来た。
師走で忙しいらしく、来訪可能な日として候補提示されたのは約2週間後の平日。自分が在宅できる日を指定した。
作業を始終見届けつつ、次は見よう見まねで自身でやっちゃえ、の魂胆(笑)。
なお、予約した日までまだ間があることから、
その間の繋ぎ(不満タラタラな家族への気休め)として、取説に記載されている「槽洗浄」をやってみることにした。
詳細は
別エントリにて。
槽洗浄だけで現状改善~完全解消してくれたらベストなのだが、果たしてどうなることやら。
(2020/12/17追記)
その後結局、メンテナンスではない「修理」としてシャープのサービスを呼び、診てもらった。
別エントリーに書いた槽洗浄を掛け、更に以前からやっているドラム背面側ダクト部分の「埃取り」も行ってもなお、乾燥運転を30分か1時間かするとエラーU04を吐く状況から、これはもしや メンテナンス の領域で解決するレベルではないのでは?という気がしてきたので。
また、その洗濯機自体が今12月末で購入日(生産年)から丸5年となり、普段から使っているヤマダ電気の
年払い家電保険「New the安心」の対象から外れる期限を迎える。
従い、もし故障の場合にその保険で無償修理してもらうには、今が依頼のタイムリミットだった。
もし故障と判断されればその保険で直してもらって出費は無し、もし故障じゃなく「埃」の問題のみだとなればその時は¥8,000なにがしを払ってメンテして貰えばいい、の算段。
ということで、ヤマダ電機経由でシャープのサービス拠点に連絡を取り、修理(診断)に来てもらうことにした。
ちなみに機体は地元のヤマダ電機実店舗で買ったもので、修理依頼はヤマダ電機のスマホアプリで閲覧できる購入履歴を遡ってのオンライン手配で済む。
購入履歴から修理依頼したいモノを選ぶ→状況を簡単に書く→[依頼する]クリックで依頼終了。
あとはヤマダ電機からメーカーに連絡が行って、追ってメーカーのサービス拠点から自身へ直接電話連絡が来るから、それで日程調整&予約をする。
#通販の対応には
難癖ある同社だが、修理依頼に関しては面倒ないようだ(笑)
当日。サービスマン氏が来訪。
乾燥運転で暫くすると高頻度でエラーU04を吐いている状況がここ暫く続いていること、槽洗浄も本体背面側の乾燥用通気ダクト部分の埃取りもつい最近やった→それなりの量の埃は取れた→それで以前よりは乾き具合は良くなった、しかしエラー出現頻度は多少下がったかも?位で相変わらずなこと、を伝えた。
故に、背面側ダクト掃除と槽洗浄では効果の及ばない箇所を中心に診てほしい、と依頼。
氏曰く、「ならば乾燥運転用の送風モーター自体の劣化か、それの前後が埃で詰まり気味かで風量不足な状態になっているか、でなければセンサーか制御基板かの故障でエラーを誤検出してるか、って辺りでしょう」とのこと。
その後、機体天板を開けた状態にて乾燥運転の作動の様子を見た氏曰く、 「送風が弱いみたいなので、送風ファン部分の分解清掃を兼ねて、送風モーターを新品に交換しちゃいます。ヤマダ電機の保険の範囲で可能です」てな具合。
いいぞ期待通り(笑)。送風モーター回りは自身でも手を入れてない、診てもらうついでに清掃してって欲しかった箇所だ。
結局あれこれで2時間くらい掛け、乾燥用送風モーターの交換とそのファンおよび前後の通気経路を掃除してもらった。
モーター交換する前のファン部分の中の様子を見せてもらったら、粉塵のようなゴミが至るところに付着していた。
前段の乾燥フィルターの網目をすり抜けた、恐らくは土埃の類。我が家の野球少年が日々グランドから持ち帰ってくるそれに違いない(苦笑)。
その直後の乾燥運転(試運転)にて送風部分からのブォー的な風音もはっきり聞こえるようになり、明らかに風量?風通し?が良くなっている。
#そういえば新品当時はこんな音がしてたかも?。
氏曰く「たぶんこれで直ってるかと」。元通り組戻してもらい、一連の修理は完了。
目論見通り「部品代や工賃はヤマダ電機から頂くので無料でOKです」と、作業完了のサインだけ貰って帰っていった。
もし実費ならおそらくは、モーターの部品代で¥7,000、作業工賃1.5h+出張費で¥1.5万は下らないだろう。
都合¥2~2.5万かの出費を免れた、とみる。
あとはここ数日間か様子を見て、エラーU04が再発しなければ一件落着である。
後日に予約してたメンテナンスはキャンセルした。もうセンサー/制御基板の故障以外のエラー要因は無くなったので。
もし再発したら、それらを交換=修理してもらうのみ。
ともあれ、エラーU04が当分?再発しないことに期待しよう。
(2020/12/22追記)
結局エラーU04は再発してしまった。。。
もう一度メーカーのサービスに来てもらうことにした。
(2020/12/28追記)
サービスマン再来訪。
ヒーターユニットを丸ごと交換してってくれた。その後は調子良いようだ。
ヒーターユニットの温度過昇=エラーU04になる、という事で、ヒーターユニットを丸ごと交換したことでセンサー誤作動の可能性?を潰した格好。
氏曰く 、「今後も時々『槽洗浄』しつつ様子見てください」とのことだった。
この機種では槽洗浄を作動させると、機体背面側のダクト上部の黒い蛇腹から水道水を流し、ダクト内に溜まった埃を排水フィルターへ流し落とす機構があるとのこと。
ダクト上部の黒い蛇腹に繋がっている透明ホースがその仕掛けです、と今回教わった。てっきり温度センサーか何かに繋がる配管かと思っていたが、全くの誤解だった。
取説に「U04表示が出やすくなったら槽洗浄を」と書いてあるのはその為だったのね、と今さらながら納得。
(2021/02/04追記)
その後1ヶ月ちょっと経過。
以後U04エラーが出ることもなく順調。
以前同様に日々洗濯×2回、乾燥1回程度稼働中。
今度こそ直ったっぽい。良かった。
(2021/4/27追記)
その後も順調。以来U04エラーは見ていない。
そろそろまた槽洗浄するかな。。。