
※内部断線しやすい「壊れやすさ」への対策として、他製品とのニコイチ改造を試している。
こちらのエントリーにて。
移動中のスマホのお供としてここ2年ほど、有線イヤホンマイクを愛用している。もって半年かの消耗品と割りきって、百均¥100のしか使っていない。
そんな中でここ最近、ダイソーの¥300なイヤホンマイクが優秀だという評判をネットで見かけるようになったことから、ここらでちょっとリッチ?な¥300商品に浮気してみることにした。
買ってみたのは、ダイソー「高音質ステレオイヤホン(マイク付き、AL-002)」。¥300税別。
ここ暫く気に入って使ってきたのが、丸七
XYY-32B。¥100税別。ここでの比較対象。
日々持ち歩いて半年か使うと、次第にコードが硬化してくるかプラグの根元で内部断線するかで不調になり、その都度買い換えてきた。
イヤーピース部分が斜め出しな作りで我が耳への収まりがよく、音質も(当時の百均商品にしては)比較的まともだったのが、買い続けてきた理由。
しかし以前からの不満もいくつか。
コード部分が線長1mで、スマホをネックストラップで首から吊り下げ、イヤホンのコードを首の後ろに掛けて使うスタイルで使うことが多い自身にはちょっと短く感じていた。
また、音質的に個体の当たりハズレがあり、ハズレ品だとハウジング内の反響?で聞きづらく、自らティッシュを詰めて対策したりもしてきた。
さて本題のダイソーAL-002に戻る。
同種の型番違いが数種類ある中でこれを選んだのは、イヤーピースが斜め出しなタイプで黒いのがこれだったから。
斜め出しなタイプだと、左右どっち用かが手探りで判るのが利点。老眼な親父にはL or Rの小さな文字で識別する面倒が無いのが有難い(笑)。色は単純に好みで。
使ってみての感想は「これで¥300ならかなり良いかも」。
まず能率がいい。普段使いのスマホ(ドコモSO-02J)でちょうどよく使える音量設定が、今までの丸七のそれではフルボリュームの7割くらいだったのが、ダイソーのこれだと4割くらいで済んでいる。
インピーダンス16Ωという設計仕様ゆえか。
かつて百均イヤホンで散々経験したような「反響」の問題も無い。
低音の量感はかなり有る。パッケージに書かれた「迫力低音+ヴォーカル伸びやか」とあるのは、概ね偽り無しのようだ。確かに低音は出てるし、人の声(@トーク番組)も聞きやすい。
相対的に高域は控え目。故に音に迫力はほしいがシャリシャリするのは勘弁、って人向きな鳴り方だ。
丸七のそれが如何にスカスカだったかを改めて実感する。
#概して百均商品の謳い文句は話し半分なものが多いが、これのパッケージ表記に関してはちゃんと的を射ていると思う。予算を3倍かければこのくらい造作もない事なのか。。
マニアじゃないので、定量しにくいいろんな表現での評価は控えさせていただく。
ドライバー部分は丸七のそれよりも大型な寸胴型で、アルミ合金製というその見た目に高級感?がある。
#あくまでも¥300という価格にしては、なので念のため。
マイクの音量や音質も悪くない。普通に通話できる。
付属のイヤーピースは直径12mm。
一般的にはMサイズ相当だが、我が耳穴にはちょうどいい具合にハマってくれた。
ドライバー部分の密閉性が良いのとイヤーピースの球形な形状が(我が耳穴には)ドンピシャだったようで、ちゃんとハマったときに更に押し込むと「シュッ」「ボコッ」と外耳道から空気の抜ける音がするくらいにピッタリ。
#どうせ買ったままじゃサイズ的に合わないだろうと一緒に買っておいた、シリコン製イヤーピースのセットが丸々無駄になった(笑)。
操作系としてマイク部分にボタンが1つある。
音楽再生の一時停止/再開、電話着信時の応答/終話に使える(ドコモSO-02Jにて確認)。
少し前からあるダイソー¥300モデル HQ-xxx に有った音量調整のスライダーは、このシリーズ AL-xxx には無い。個人的に有っても使わないので不問ながら。
コードにはTPE=ゴム質の素材が使われている。
丸七のそれよりも弾力があるのと、手触りで滑りが悪いのは気になるが、温度によって変化あるか/使うにつれての経時的変化がどの程度かを含めて、今後の様子見である。
コードの長さは1.2m。丸七のそれより20cmくらい長いのが自身には好都合。冒頭に書いた如く。
Φ3.5の4極プラグはストレート型。
自身の用途にストレートなプラグでは不都合なため、以前から使っているL型プラグを継ぎ足して使う。プラグ根元の内部断線を予防する意図から。
今回買ったこのイヤホンマイクAL-002、今のところ概ねアタリと見る。
我が愛用のイヤホンマイクは当分これでいくことになりそうだ。
なお、¥300商品とはいえ品質面は所詮百均。ある程度は品質的バラツキでハズレを引く可能性も覚悟で購入を。
低域が思ったほど出ない?なんてハズレを引いたら、買った店舗で交換してもらえばいい。
「使ってみたら音が変だった」理由でも商品交換は可能な筈。店員がいちいち音の具合を確かめはしないので。
(2021/1/6追記)
外出のお供に使ってた上記AL-002だが、早くも内部断線で買い換えを迫られた。
断線箇所はコードがY字に分かれるところにつけられたマイク・操作ボタン部分の内部。
ここからΦ3.5プラグ方向へ伸びる側のコードを手でクネクネすると、耳に聞こえる音がジャリジャリし接続先のスマホが「ボタン押下」と誤認識してしまう。
おそらく、ここ数日内に不意にコードを引っ張ってしまったかで、マイク/ボタン部分で断線したのだろう。
コード自体が丸々抜けてはこないものの、触った感じでは抜け止め/引っ張り強度を特に意識した作りではなさそうだ。いや、対策されていた以上に強く引っ張ってしまったのかも。
自身ではそこの部分をバラして直せる気がしないので(小さい)、同じものを近々また買ってくるしか無い。
今度は買ってきた直後から某か補強策を採ろうと思う。
シリコンゴムの充填材(剤)の類で、マイク/ボタン部分のコードの出口を埋めるか固めるかしてやると良さそうな気がする。何となく、だが。
うーん、やはり操作ボタンなんて無くて良かったか。
同等の音質で操作ボタンも音量調整スライダーも無い百均もの、を探した方がいいか。。。
(2021/2/4追記)
その後AL-001の青を購入し使用中。
偶々寄ったダイソーにAL-002黒の在庫が無かったので、色違いなだけで仕様同一の001にした。聞こえる音的に001も002も同じっぽい。我が素人耳には(笑)。
それにしても、仕様同一の色違いで品番違いにするとは。。。ダイソーの品番付けポリシーは謎である。
とりあえず1ヶ月ほどノントラブルで使用中。
(2021/3/5追記)
上のAL-001青が故障した。
今度はΦ3.5プラグの根元で内部断線、プラグ直近でコードをくねくね曲げ伸ばしするとL側の音が出たり出なかったりし始めた。ゴミ箱行き決定。
うーん、壊れ方が前回と違うとはいえ、日々使って1ヶ月や2ヶ月で壊れるんじゃコスパ悪い。。。
他をあたってみるか?音質よりも壊れにくさで丸七に戻るか?思案中。
まぁそもそも扱いが雜なんでしょって言われればそうなのかもながら、同じように扱って片や半年、他方3倍の出費で1~2ヶ月しかもたないとあっては再考せざるを得ない。
(2021/3/28追記)
その後再びAL-001青を買って使ったが、3週間かでまた断線。今度もΦ3.5プラグの根元だが、GND線(L側R側の共通線)が切れたらしく、中央定位の音が抜けてスカスカになるわソニー純正NC付きイヤホンと誤認識してジャリジャリボコボコと喧しいわで散々。
結局丸七XYY-32Bをまた使い始めた。音質への不満はあるも。。。
(2021/4/10追記)
丸七XYY-32Bを暫く使ってみたがやはり音質的に不満。
結局、捨て損なってたAL-001青のドライバー部分を活かし、別の百均イヤホンマイクとニコイチすることにした。
詳細は
別エントリーにて。