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2020年12月頃から使い始めた
ダイソーのイヤホンマイクAL-001/002。
音質が比較的良いのと(音域が広くて低域が出る:百均商品にしては)、コードが全長1.2mなところが気に入って使ってきたのだが、どうも耐久性が足りてないように感じる。
毎朝晩の通勤時にスマホでラジオを聴く用に、週3~5回×朝晩2回のペースで4ヶ月弱使ってきたが、実は既に通算3個購入(2回買い直し)している。買う度に1ヶ月もったかもたずか内部断線で壊れてしまい、やむ無く。
壊れたうち1個はコード中間のマイク/ボタン部分にて、2個はΦ3.5プラグの根元にて断線。
これはもう個体の出来具合の当たりハズレっていう次元じゃなく、そもそも使用している線材が脆いか組立時の工法に問題がある=根本的な造りの問題としか思えない。
コード外被の強めの弾力性に敵うだけの引っ張り強度が芯線に備わっていない(≒芯線が細すぎ?)か、コードの曲げ伸ばしで伝わる外力がプラグやマイク/ボタン部内部の芯線接続部分に掛かってしまっている(≒コード外被の支持固定が不十分?)ってところか。
♯自身の使い方が世間一般のそれより特段ハードだってことはない筈。。。現に¥100で買ってた
丸七XYY-32Bなら、同等以上の使い方で半年かは使えていた。以前は今どきと違い自宅テレワークもなく、ほぼ週5で使っていたにも関わらず。
丸七のそれが百均水準を遥かに越えた逸品だった?とも考えにくく。
という訳で、次の手に打って出ることにした。
AL-のレシーバー部分は形状的にも音的にも気に入っているので温存し、1.2mのマイク付きコード部分を別物にすげ替えよう、という構想。無論、最小限の出費で。
両耳イヤホンマイクで線長1.2mのもの↓を、ダイソーにて発見したので買ってきた。¥200。
良く見るとダイソーオリジナルな商品ではない、(株)クリエーションの型番不詳。たぶんダイソー以外の百均:Meetsとか?でも、全く同じものが手に入るはず。
色は白と黒があったので、手持ちのAL-オリジナルの色に合わせて黒を選択。パッケージに書いてある使用素材名から、コード部分がTPE(熱可塑性エラストマー≒ゴムっぽい素材)「ではない」と判別ついたのは加点ポイント。AL-の壊れやすさがコードの素材に起因しているのでは?という疑いを持っている故に、AL-と同じTPEなものは避けたかった。
ちなみにダイソーで売っている両耳イヤホンマイクは¥100から各種有るが、¥100のは線長1.0mのものばかり。線長1.2mなものだと¥200~300に跳ね(?)上がる。
他の百均チェーンの商品ではこの辺どうなの?は未調査。
♯以前使ってた¥100の丸七XYY-32Bはコード長1.0mなのが我が要求に合わず、今回は不採用。コード部分の素材や作り的には実績あるも。
ダイソー¥200のそれを購入して家に戻り、改造開始。
まずスマホに繋いで、一通り普通に使えるのを確かめる。当然?問題なし。
レシーバー部分をバラし、半田付け部分を外す。外すオリジナルのレシーバーは以後無用→ゴミ箱行きなので、外装部分をニッパーなどで適当に壊した。線長を極力切り詰めたくないので、壊して露出した接続箇所を半田こてで溶かして外した。
♯どうでも良いのだが、今回の¥200なそれのレシーバーには左右用の別を示すL/Rの刻印が無かった。。。コード部分はプラグ~末端の剥き出し芯線をテスターで導通チェックして使ったから実害ないも。
次に、故障後に保存していたAL-001からレシーバー部を外す。
こちらは再び使うから丁寧に解体せねばならないが、構造的には単純でABS製と思われる先端部分とアルミ製の胴体部分とが接着されているだけ。
先端部分と胴体部分の継ぎ目を折り曲げるように力を加えると、接着が外れて2つに分かれる。外周側から切り込むとかする必要はなく、単純に力業。
あとは半田付けされた箇所を外す→新たなコードに半田付け→組み直す。
アルミの胴体部分に線を先に通し、線に抜け止めの結び目をつけるのも忘れずに。
先端部分と胴体部分との継ぎ目にABS用接着剤を適量塗って貼り合わせ、外れにくくする。でもどうせ数ヶ月か後にはコード部分を更新するためにまたバラすことになるから、普段の使用でレシーバー部分がバラけない程度の接着強度でいい。
で、出来上がったニコイチがこれ↓。
レシーバー部分だけがAL-001青で、コード以降は¥200のそれ。
コードの線材は触った感じ、AL-のオリジナルなそれよりも今回の¥200なそれはずっとしなやかで、取り回しもしやすい。外被素材がTPEかPVC(塩化ビニル)かの違い故なのか、メーカーの組成の塩梅なのかは不詳ながら。線長1.2mはAL-のそれと同じ。
コード途中のマイク/ボタン部分が、長さ3.5cm×太さ最大1.2cmと大きめの樽形で気にはなるが、まぁ使って邪魔にならないか次第なので様子を見よう。AL-のそれは長さ3cm×5mm角の棒状でスリムだったが。
当然ながら音質的にはAL-001/002のままで文句無し。
プラグ先端に繋がっているのは、Φ3.5・4極メスto4極オスのL型アダプタ(
COMON 435-L)。
個人的にイヤホンを繋いだままのスマホを胸ポケットに入れて歩くことが多く、百均イヤホンマイクお決まり?のストレート型プラグをそのまま使うと邪魔なので。以前からのお気に入り。
この手の4極to4極アダプタって、近所の電気屋やスマホ屋ではなかなか見つけられないが、通販なら
ヨドバシで扱いがある。ヨドバシの実店舗に在庫はしておらず、通販のみの在庫or取り寄せ対応。注文時に宅配or店頭受け取りを指定可能。
2021/4月時点で¥261税込送無。
これで使って3ヶ月か半年かはもってくれるといいのだが。
思惑通りいくことに期待しよう。
♯最初から¥1000内外の(百均商品でない)イヤホンマイクを買えば良いんでないのかい?>自分
(2021/5/20追記)
その後約1ヶ月、断線トラブルもなく使えている。ほぼ週5~6で朝晩約1時間ずつ使用中。
どうやら目論見通りいっている様子(笑)。
(2021/7/29追記)
その後更新が滞ったが、状況はあまり芳しくない。
上記の同じニコイチを計2セット作ってあったが、いずれも1ヶ月半くらいしかもたず。
1組目はΦ3.5プラグの根本でR側が断線。2組目もR側断線、部位は未確認(たぶん中間のマイク/ボタン部分?)。
上記の¥200タイプもあまり丈夫じゃなかったっぽい、という事で、手は変えずに品を変えてみることにした。懲りずに(笑)。
今度も同じダイソー扱い¥200のマイク付きイヤホン・線長1.2mながら、上記のごとく袋詰めではないブリスターパックのものを見つけたので買ってきた。表示のごとくダイソーオリジナル商品で、線色は白しか見当たらず。
それと使い回しの¥300レシーバー部分とでニコイチにしてみた↓。
色がチグハグ:レシーバーが青・黒で線が白のパンダな仕上がりなのがイマイチ。
今回の¥200はマイク部分が細身で取り回し面では好印象。マイク部分から上下へのコード引き出しに遊びもなく、作り的には上の¥200や¥300のそれらより良い感じ。
コードの素材がPVCで柔軟性がよいのは、上の袋詰め¥200と同様かそれ以上。時節柄、気温が高いせいもあろうか。
まぁこれで数ヶ月~半年か使えて当初目標をクリアできそうなら、同型の黒を探してみるか。そもそも黒が有るのか無いのか謎だが。
あぁそっか、もし白しか無いなら、AL-002の白を買ってきてニコイチし直そう。。。ってなんか泥沼な気がしないでもないが(苦笑)
さて結果は如何に。たぶん続く。
(2021/09/04追記)
上記を日々使って約1ヶ月。今の所問題なし。
(2021/12/10追記)
4ヶ月経過して内部断線発生。今回はGNDラインが切れたらしく、中央定位の音がすっぽり抜けた。
うーん、使えた期間的にはまぁ許容範囲か。
また帰り道のダイソーで¥220のブリスターパックなイヤホンマイクを買ってくるとしよう。。
(2022/9/1追記)
続編は
こちら。