
我が9年落ちVOXY煌Z ZRR70W、朝イチの近所の用事に出ようとエンジンを掛けたら、いつもと違って エンジン警告 と スリップ表示 の黄ランプが点灯したまま、消えず。
実際の表示↓。
とはいえエンジンは普通そうに動いてるし一応普通に走るし、で、とりあえず目の前の用事を済ませて一旦帰宅。
取説の記載はこう↓。
クルマを動かすな/動いてるなら今すぐ止めろって程ではないも、なる早で診てもらえ、な状態。
かなり以前に買って持っていたOBD2ドングルの出番が、ようやく来た(笑)。
買った直後にちょこっとスマホをメーター代わりにしたくらいで以降、使ってなかった。そもそも On-Board Diagnostics、こんな時にこそ使ってナンボである。
そのOBD2ドングルとスマホアプリCarista OBDIIで、自己診断データを採取してみた。
得たエラーコードは3つ。
(1) P0420-Catalyst System Efficiency Below Threshold Bank 1
(2) P1605- Rough Idling
(3) C1201 エンジン系異常(分類はABS)
Carista OBD II の表示↓
これらを素直に捉えると排気系のトラブル:触媒の劣化が根本原因で排ガスの質を適正範囲に調整できてないよ、その波及でアイドル回転数が不安定だ、エンジン状態不安定だからエンジンの動力に頼る/操る機能であるABS/VSCがうまく働かないかもよ→根本は触媒がダメだから取り替えるべし、と言っている?感じ。
おいおい触媒の交換ってまともにやったら幾ら掛かるんだよ。。。んなカネないってば(泣)
#排ガス浄化がうまく行かないからアイドル不調ってことはないよな。。マフラーが詰まったとかで「ガスの出が悪い」なら、人間でいう「腹が張って食欲不振」ってなこともあり得るが。
まーとはいえ、
こういう自己診断系って、正常か異常かを測るセンサーの類いがイカれたかないしは一時的な不調って可能性もある。
とりあえず、ECUリセットで様子を見ることにした。
もし本当にダメな箇所があるのなら、リセットしても程なく同じ異常が検出される筈なので。センサーがダメでも実際に具合悪い箇所があるでも、いずれにせよ。
お約束の、エンジンルーム内ヒューズを2箇所外して5分放置して挿し戻す→エンジンを掛けて走らせる、をやってみた。
結果、ECUリセット後は件のランプは点かず(エンジン掛けたら直ぐ消える:普段通りの挙動)。
最初のアイドリング回転数が低めでエンストし掛かったが (ECUリセット直後のお約束的挙動らしく)、以降はこれと言って異状なしでランプ再点灯もせず。これで一旦様子を見ることにした。
#以前もそうだったし他でも聞く話ながら、ECUリセットの直後ってアイドリング回転数が異常に低くてノッキングしたりエンストしたりする。慣れないとかなり不安になる。。。あーなんか不味いことしたかな?ってな。
これでもし再発しなければ静観だが、また近いうちに再発するようなら、真面目に面倒見ないとなぁ。
O2センサー or A/Fセンサーの劣化故障くらいならいいが。
もしや、先日入れた
カインズの銀ボトル添加剤が効いてエンジン内の長年の垢が落ちて排出されたとか??ってなことなら尚更、再発しない可能性に賭けるのもアリか?(謎)
もし再発しなければ、追って履歴データをクリアしておくとしよう。履歴を残したままうっかり12ヶ月点検に出して「履歴に残ってるんで○○の追加点検が必要で、費用が余計に掛かります」なんて言われるのも癪なので。
Caristaアプリの有料機能を買えば履歴データのクリアが出来るんだったよな。。。サブスク1ヶ月で¥1400だったか。
そのうちにまた考えるとしよう。
(2023/7/19追記)
その後。リセットした2日後にまた同じく点灯。エラーコードも同じ。
案の定?ただリセットしても変わらないのね、ってことで、前々から試そうかと思ってた
スロットルバルブ清掃をしてみた。
結果、どうやらこのエラーも出なくなったっぽい。以降1週間ほど経過したが、当該ランプも点かずエラー無しな状態が続いている。
それ以前からのアイドリング不安定な現象も明らかに良くなった(直った?)ので、スロットルバルブをキレイにしたことが某かいい方向に働いたのだろう。
エラーが出なくなった理由/仕組みは不詳、素人考えながらこんな↓感じか。
積年のスロットルバルブの煤溜まりが増加→ECUによる同バルブ開度の自動調整の限度を越えるようになった(→アイドリング不安定に)→混合気の濃度(空燃比)調整がECUの狙い通りにならなくなった→エンジンから出る生の排ガスの質が劣化→それが触媒の処理限界を超えた?→触媒後ろ側のA/F(空燃比)センサーが異常を検出?⇒今回のスロットルバルブ清掃&ECUリセットで直った??
#あり得んこと書いてたら素人ゆえご容赦を。
まぁいいや、再発したらまた考えよう(笑)。
(2023/7/26追記)
その後も快調。スロットルバルブ清掃から2週間経つもアイドリングは安定、過日のエラー点灯もなし。
クルマの使用は片道15分~1hか程度のちょい乗り数回をほぼ毎日。連日暑い中、過日
ガス補充済みのエアコンもよく効いて問題なし(笑)。
(2023/8/14追記)
スロットルバルブ清掃後約1ヶ月経過。
変わらず快調&エラー発生無し。完治とみていいかも。
(2023/9/1追記)
その後半月、スロットル清掃後1ヶ月半でまたエラー点灯。コード内容はP1605 Rough Idlingが出てない以外は一緒。アイドリングは安定しているっぽい。スロットル清掃でアイドリング制御の不調だけは直せたようだ。
うーん、このまま夏が過ぎて涼しくなれば直るのか?数千円か1万かでO2センサーなり取り替えなきゃダメ??それとも数万円か出して触媒そのものの交換???気が重い。
今度こそエンジンコンディショナーをお見舞いするか。。。しかし本気でコンディショナーを掛けようにも、エンジンを3000rpmで回しながらがマストゆえ、吹かしてクサい排ガスを出してても文句言われない場所ってのがなかなか無いので保留。
とりあえず簡単に手を打てるところで、エアクリ直後についているエアフロセンサーを外して掃除してみた。それで直るって確信もなくての、ダメ元で。
ネジ2本で止まっているセンサーを外して、見えるセンサー部のキモである線2本とサーミスターに、過日買ってたDJエンジンコンディショナーを吹き付けた。その後流れた液体を振り払って(→これで汚れが飛ばせた?)乾いた頃合いを見て元通り再装着。専用のクリーナーの速乾性と違いなかなか乾かなかったが、手持ちの都合で代用。決してお勧めはしない(笑)。
あとはいつも通りECUリセット→全閉位置再学習→無事に始動。
まぁECUリセットでエラー点灯は無くなり、あとは数日かの様子見、再現待ち(謎)。
所詮薮医者の荒療治、たぶんまた点いちゃうんだろうけど。点かなきゃラッキー。。。
(2023/9/7追記)
エアフロセンサーのなんちゃって清掃から数日経過、ほぼ日々乗っているが今のところノーエラー。前回のECUリセットのみよりは長くノーエラー状態が続いている。
(2023/9/10追記)
結局エラー再発。
手持ちのDJエンジンコンディショナーをお見舞いした。
エンジン回転数を3000rpmに保つのは百均「突っ張り棒」70~100cmくらいのを使い、運転席バックレスト~アクセルペダルの間に挟んでクリア。※末尾参照
さて何日もつか。。。これでダメならO2センサー下流側(AFセンサー)の交換かな。部品代¥5000也を覚悟しよう。触媒交換は最後まで回避方向で。
続きはまた3日後?に。
※アクセルペダルの踏み込み保持について。
当初それ用の工具=ペダルデプレッサーを用意しなきゃダメ?とも思ったが、いとも簡単に百品グッズ流用の仕掛けでクリアできた(笑)。
百均とかで売っている70~100cmくらいに対応する細身の突っ張り棒を用意すればいい。
運転席のバックレストを目一杯起こして(=ヘッドレスト前面下部が若干下向きになる)、シートスライドでシート全体を前方に移動し、ヘッドレストの前面とアクセルペダルの踏み込み面とをほぼ正対させる=棒が突っ張れるように。
シートの位置関係と突っ張り棒の長さを粗調整する。
アクセルペダルとヘッドレストの間に突っ張り棒を挟んで長さを調整、ペダル側のバネの反力とヘッドレストの弾力と突っ張り棒の弾力が効いて、突っ張り棒が空中で固定されるようにする。
あとは、一旦突っ張り棒を外してエンジン始動→突っ張り棒を再びセット→突っ張り棒の捻りで長さを微調整して所望のアクセル開度・エンジン回転数に調整、で、「アクセルペダルの一定量踏み込み&保持」ができる。
エンジンが3000回転しているすぐ側にて、エンジンコンディショナーの缶スプレーを手持ちして噴射ボタンを数十秒?押し続けるって結構キツい。エンジン/電動ファンからの熱気でかなり熱く。。。火傷や怪我には充分に注意されたし。
(2023/9/16追記)
DJエンジンコンディショナー施工から5日経過、今のところノーエラー。ってか極く近場でしか乗ってないのでなんともながら。
(2023/10/13追記)
その後もエラーが点いてはリセットで消してを1週間おき?に繰り返していたが、今夏の猛暑が去り涼しくなってみたら、何故かエラーが点かなくなった模様。先の3連休に高速を使って数100km走ったが点灯せず。
うーん、暑さが遠因だったのか??
このまま来年の夏まで点かずにいくのか。。。まぁそれならそれで助かるが。
(2023/10/28追記)
更に2週間経過。エラーは点かず、いい感じ。
涼しいを通り越し肌寒くなってきて更に調子を上げたか?絶賛様子見中。
(2024/4/11)
暫く寒い時期は滅多に再発せずにいたが
桜の咲く時期になってまた月に1~2度か起きるようになってきた。
でもその場でスマホを使ってクリアしてやれば、その直後に高速で100kmかそこら走って負荷?を掛けたからって点灯するでもなければ、何かしら前兆があるでもなし、点いてるから特段不調を感じるでもない。
ええい、来る6月の定期点検でついでに見て貰うか。。。センサーだけ通販で買う→時間貸しピットを借りてDIY?交換、も選択肢にはなるが、しかし相手がマフラー周り&10年10万km超えとなると、果たしてネジが回せるかも怪しい。O2センサーを回す用の特殊形状なソケットも買わにゃならんらしいし。
続きは
こちら。