
我が常用のスマホを機種変更した。
今までがソニーXperia10II(ドコモSO-41A)、今回入手したのは同5II(同SO-52A)。
機種名からして判る通り、発売時期が数ヶ月と違わない「なんで今さら?」な組み合わせである。
購入先はドコモオンラインショップ、無論でその5IIは再生品(リフレッシュA品)、値段は¥3.7万。36回分割払いで月¥1000ちょいの支払い。
●何故に今更Xperia 5IIを中古で購入?
数年前とはいえ当時のほぼハイエンドな機種だったXperia 5II(もっと上には1IIやPROがあるも)。同時期のミドルレンジな我が10IIよりは、何かとマシであろうという期待からの選択。
#今やハイエンドな新品は¥20万、ミドルで¥10万ってなご時世、かつての型落ち処分セールで¥2万か¥3万か出せばそこそこ高性能なモノを新品で買えた10年前?が懐かしく。
なんで最早メーカーサポートが終わる間際の4年落ち機種の中古を、しかも市場的に割高なドコモから買うのさ?だが、狙いは無論でドコモのサポートだ。
いくら中古とはいえ、普段使いの生活道具であるスマホだから、もし壊れたらの備えも必要。
その点、ドコモオンラインで月々¥550ケータイ補償サービスをつけて買っておけば、故障は勿論もしバッテリーがダメでも外装が傷んでも、ドコモが一時の出費上限¥3300で一通り直してくれる。もしかして今後「画面に緑線」が起きても然り。
もし部品在庫の枯渇orサポート期間満了で直せないとなれば、その時は¥8800払えば同等クラス(以上)の新し目な機種に取り替えてもくれる。ただしドコモいわく、今回の我みたく中古購入な機体への交換機体にはリフレッシュB品が充てられるらしいが。
ともあれ、ここで中古とはいえ「ほぼ」ハイエンドな機種に機種変更しておけば、以降も数年かおきに同等クラスの数年か落ちな機種に乗り換えていける、と考えればそんなにコスパ悪くはないだろう、と皮算用。
毎月¥550=年間¥6600の固定費≒保険?を掛けたにせよ。まぁ懐具合が常に・・・な我にはこのくらいが丁度いい。
#にしても修理サービス期限まで1年もない中古機体を36分割で買うってどうなのよ?>俺
●使ってみて:おー狙いどおり(笑)
さて¥4万弱で入手した今回の機体、早速使ってみている、ってか速攻で一通りの移行を済ませ100%の実戦投入済み。
結果は概ね期待どおり。再生品とはいえパッと見の外観は使用感ゼロだし、有機ELな画面に擦り傷等や焼き付きの兆候も見えず。バッテリーも状態表示上は「良好(80%以上)」。文句なし。
まー画面に関してはもしかして「緑の縦線」事象か既に焼き付き顕著な状態かで引き取った→画面パネルを新品交換済みな個体なのかも。ともあれ、再生品とは言いながら前ユーザーの使った痕跡は全くないのは期待以上。
また、今までの10IIで不満だった点はことごとく解消。
主だった10IIでの不満点というのはこの↓辺り。
1) カメラ機能の始動の遅さ/トラブル改善。
10IIでは毎度の始動が遅いのが当初からなのに加え、最近はカメラアプリの初回始動直後に高確率で「SDカードエラー」でアプリが終了することが頻発、必ず2度起動しないといけなかった。正直使いにくいってか使う気にならないレベル。
⇒5IIでは何ら問題なし、一発起動で即写せる。独立カメラボタンがあるのも便利だし、カメラアプリも10II同等の標準なそれのほかに高級コンデジ相当?エントリー一眼以上?の高機能なのが付いてて、弄り甲斐もある(まぁ弄るのは興味本位な最初のうちだけ…笑)。
2) アプリの起動の遅さ、動作中のスムーズさの改善。
⇒5IIでは良好。概ね文句なし。10IIでは何にしてもアプリの起動がやや遅い。まぁ突然落ちるとかは無かったが。
但しこの5II、個々のアプリに対する「バッテリー使用量の管理」設定ってのがやや曲者。それをデフォの「最適化」のままにしていると、当該アプリの始動直後に本来の初期画面が出るまでの待ち時間がやたら長い(場合がある)。よって頻繁に使うアプリについては予め「制限なし」に変えておく方が調子よく、早速そうしている。
もっと言えばいっそ「バッテリー使用量の管理」を対象アプリ不問の一括一律で有効化/無効化できるか、「制限なし」をデフォにしてくれるか、の方がいいような。
まぁ普段からそんなに沢山のアプリを使っている訳でもないので現状でも許容範囲ではある。個人的には。
3) マルチタスク(複数アプリを起動しての行ったり来たり)でアプリが落ちちゃう事象の改善。
⇒5IIでは良好。スマホで多段階認証を求められる昨今しばしばあるケース、片やワンタイムパスワードをメッセージアプリで受け取りつつ他方のアプリでそれを入力ってなときに、どちらかのアプリが初期画面から起動し結局振り出しに戻る、ってなことが無くなった。10IIでは分割表示で同時に必要なアプリを表示させたりの工夫もしてたが、それも最早必要ない感じ。よほど多数のアプリを開きっぱなしにさえしなければ、たぶん。
4) イヤホン使用時に、電話着信その他の通知音がイヤホンで聞けない事象の解消(→たぶん10IIのOSバグ)
⇒5IIでは問題なし。イヤホン音声に通知音や呼び出し音がちゃんと割り込んでくるから聞き逃す心配無し。本来これが当たり前で、10IIの動作がそもそもおかしかったのだが。
5) LINEアプリの起動の重さ・新着通知の表示遅れ(→たぶん10IIのスペック不足が主因?)
⇒5IIでは問題なし。初回起動(特定トークルームへのショートカット起動)は体感3秒以内で十分許容範囲。10IIだと下手すると10秒くらい掛かってた。まぁ使用につれてトーク履歴が長大化してて、ただでさえ狭い10IIの4GBなRAMを相当割合で食ってたとかいう個別事情の可能性→今回5IIに移行ついでに履歴データが整理縮小されて軽くなったって可能性も否定はしないが。結果オーライ。
通知遅れも気にならない。他のひとから「暫く前にLINE送ってたの見てくれた?」言われて我が機体を弄ると今ごろ慌てて受信してる?ってなことも無い。
搭載されたRAMの容量が10IIの4GBじゃそもそも辛く、それが8GBに増えてラクにこなせるようになったからなのか。
●個人的な満足ポイントやら諸々
・機体外観が10IIそっくり。同居の家人にも機種変したとは一切気づかれず。持ってる本人も忘れちゃうくらい(おいおい)。
・重さ違いも許容範囲。カタログスペック上の差分は+12g、総重量の1割未満の差だから許せる。
・バッテリーのもちは10II同等?やや勝る?程度。充電の頻度はさして違わない。同等未満じゃないので許せる。
・バッテリーがほぼ空状態からの充電速度が速い。10IIはPD非対応ながら、PD対応充電器に繋いだときが最速だが残量ほぼゼロ→50%には所要約1h。対して5II+PD充電器では、残量ほぼゼロ→50%には所要約0.5h。
この数年来の世間一般レベルな「急速」に我が漸く追い付いた、ってだけだが。ともあれ、あーやばい急いで充電しなきゃ、な場面では有難いことに違いはない。
・有線イヤホンジャックが健在。FMラジオがイヤホンでもスピーカーでも聞ける、これぞ「有事対応」仕様(笑)。
・非公式ながら「オート・スリープ」対応。別名「マグネット・スリープ」、手帳型カバーを装着し前蓋を閉じると画面が勝手に消える機能。機体を縦持ち正立させたときの左下角付近に当該磁気センサーあり(磁石でなぞって確認済)。但し当該機能に対応した5II用カバーは売られていない:メーカー非公表だからか。
なお、5Gバンド対応機体に変わって何か違う?得してる?って実感はない。
SIMは少し前からahamoにしてるので5G/4G対応。でも5IIにして以降アンテナピクトの横に「5G」と出てるのに気づくことは稀で、大抵は今までの10II同様に「4G+」か「4G」表示。まぁ何バンドであれ安定に繋がりゃいいのよね結局(笑)、で様子見。いずれ5Gなエリアが増えればいいこと有るのかも。
このご時世、いっそ最新型を3年残価設定の分割で買って3年ごとに買い換えるでもいいのかも、と薄々は思う。
逆に、その仕組みで買っている他の客からドコモに帰ってくるハイエンドクラスの型落ち機体が増え、自分みたく「カネは出せずもハイエンド志向(?)なミドルライトユーザー」が安く回ってくるならそれも悪くない。ドコモにとっても好循環で都合いいのかもしれず。
ある意味今時でいうSDGsに貢献してるのかも?(笑)
(2024/10/15追記)
件の、自動回転を無効にしてもChromeやYoutubeを見てて機体を横持ちすると勝手に湧いてくる「回転を提案」ボタンを以前の10II同様に潰した。PC+adbコマンドにて。
過去記事参照。