
我が12年目・12万kmの70VOXY、今夏のこのくそ暑さの中、エンジンルーム内の前寄りに何やら液体が飛散~乾燥した痕跡を発見した。
このところ気になっているエンジンオイルの残量加減でもチェックしようと、ボンネットを上げてみたらの光景、
インテークマニホールドの樹脂カバーの上とかに白い斑点多数、ラジエーターコア上部の溝に白~ピンク色の流れ跡や固形物が付着。
なんだこりゃ?もしやクーラントの漏出?と、コア横のリザーブタンクを見ると素っ空状態。不味いぞ(大汗)。
気づく直近までエンジンを掛けても水温警告の赤ランプ点灯は見ていないので、最早オーバーヒート?な危機的状況には至ってなさそう。
目下の走行直後アイドリング時の水温は、OBD経由で90~92℃の通常値。
これまで現車70VOXYにてエンジン冷却系のトラブル経験はなし。過去にウォーターポンプはベルト駆動周りのジャリジャリ音発生で交換したが。
直近~目下にクーラントが地面へ垂れている所見はないも、エンジンルームから甘い臭いがする。クーラント漏れ"あるある"。
ってな状況を総合的に見ると、運行中に徐々に滲むような漏れがラジエーターコアの上部「アッパータンク」で付近で起きている、と考えるのが自然。
なれば原因可能性の筆頭はラジエーターキャップの機能不良か、アッパータンク外周の継ぎ目の密封切れか、樹脂製なタンク自体の割れか。
ラジエーターキャップは新車時から交換歴なしで最早12年目かも、もしかして7年目の車検でクーラント全交換のついでにキャップも取り替えたかもながら記憶なし。
最悪12年間無交換だとすれば、経年劣化により封止・加圧能力が劣化しても不思議なし→ついに最近外部へお漏らし?と考えるのが自然ってか、いま直ぐ出せる費用面でそうあってほしいと希望的観測。
エンジンのオイルフィラーキャップ裏への付着物(泡?)は見られず。これがあるようだと、エンジンのメインガスケットが抜けて冷却水がオイルに混入?疑いだが、それはセーフ(笑)。
という訳で、見切り発車で暫定対処。
近所のホムセンで、補充用の赤色スーパーLLCの2L入りと、ラジエーターキャップを購入。
●ラクラクスーパークーラント2L ピンク - 古河薬品工業
https://www.kykk.jp/products/cat007/%e3%82%b9%e3%83%bc%e3%83%91%e3%83%bc%e3%83%a9%e3%82%af%e3%83%a9%e3%82%af%e3%82%af%e3%83%bc%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%83%88/
購入価格¥1280税込 @近所のホムセン
●ラジエーターバルブ SV56 - PIAA ※加圧弁圧108kPaで純正標準品と同じ
https://www.piaa.co.jp/category/4rin/radiator-valve/
購入価格¥1298税込 @近所のホムセン
エンジンが冷めたのをOBD2からの冷却水温情報で確認し、ラジエーターキャップを開けてみた。案の定で内部の液面は見えないほど低い状態。結構やばかった感じ(汗)。
開けた口からクーラントを投入、口いっぱいの「もっきり」状態へ。キャップ部~リザーバータンク間のホースを揺すったり持ち上げたりで気休めにエア抜きし、更に残量をリザーバータンクへ投入、残量ほぼゼロからフル目盛へ。
結局、買ってきた2Lのクーラント2L入りの3/4=1.5Lくらい入った。全量6Lの1/4が抜けてた計算になる。
あとはラジエーターキャップの口に異物や変形がないことを確認して、新しいキャップを装着。
試運転。特に問題ない感じ。まぁ当たり前ながら。
で、翌日。。。状況は好転していなかった(泣)。
エンジンルームを開けてみると、拭き取ってたインマニカバー表面に新たな液漏れや水しぶき痕あり。ラジエーターコア上部には湿っぽい赤みが。。
しかもリザーブタンクの残量が昨日のフル状態から1/2へ落ちている(大汗)。
といっても、減ってるのにしばらく気付かずにいて液不足でいたためにコア内に大量のエアが入ってて且つ、今回の補充時にちゃんとエア抜きしてなかったから、補充後に走ったことで漸く内部のエアが抜けた→その分リザーブから吸われて液面が下がったのかも?ながら。
とりあえず昨日の残りのクーラント1/4ボトル(たぶん未満)を全量投入。リザーブタンクの残量はタンク目盛りで3/4くらいには増えた。
さて今晩にも、もう1ボトル買い足してちゃんとエア抜きするかぁ。。。底を切ったペットボトル+蓋に穴明けて締め付け+ビニールテープ数回巻き、をキャップ口に嵌めて立て、余分に液を注ぎつつエンジンを回せばいいっぽい。
#おいおい順番違うんじゃね?先にやれや >俺
いずれにせよクーラントを足したらまた漏れた、キャップは新品、漏れ箇所はラジエーター最上部、ってことは、恒久的処置はラジエーターASSYの丸々交換の一択か。一時的になら漏れ止め剤投与ってのも無くはないが。
翌朝。朝イチで家族をクルマで送る費用があり片道30分ほど往復。
走行後のエンジンルームにはやはり白~ピンクの蒸発痕が新たに増えている。
ラジエーターコア上部にも滲みあり。
リザーブタンクの液量も減っている。試走直後ほどではないが、買っておいたスーパーLLCをまた1Lほど補充。
うーん、2Lで千円もする液体を毎日入れるのかー考えると気が重い。
ええい、数日中にはたぶんコアを取り替える→クーラントも全量交換だろうから、この夏場の一時だけなら真水でもいいか。さすがに水道水の直接投下は遠慮するとして、精製水なら2L¥300ほどで済む。クーラントよりは支出は安い。加圧不十分なところに沸点を下げちゃうってのはちょっとなー、だが。
まぁ明日8/16にもDが営業再開するから聞いてみりゃいいか。
これまたとりあえず、で、ラジエーターキャップをもとの旧いのに戻した。
そのココロは、旧いキャップのほうが新品下ろし立てのそれよりは作動圧力が多少とも低い(ヘタって下がっている)→ラジエーターコア内の圧力が上がらない→漏れ・滲み出しの量や程度が軽くなるであろう、っていう期待。いまのペースでクーラントを捨て続けては財布がもたないので。
ラジエーターコアASSYの純正新品だと部品代のみで¥3.5万、交換工賃をDIYで浮かせたにせよ痛い出費になるなぁ。
ともあれ目下の盆休みが明けたら、いつものDか近所の修理屋に相談だな。
(2025/8/16追記)
普段世話になっているディーラーが休み明けで開いたので、早速電話して乗り付け、点検&状況確認~修理代を見積もってもらった。
修理内容は、ラジエーターASSY+それとエンジン側との接続ホース2箇所の全交換。費用は部品代¥4.5万、工賃¥2万の合計¥7万弱。
アッパータンクのみ交換っていう選択肢も無くはないが(ディーラーからはそういう選択もあるよとの案内は一言もなく)、まぁ12年・12万キロ走ってるし、思いきって(?)ラジエーター全交換でいいや、と即決。
お約束の「年数的にここだけで済まないかもよ、クルマ買っては?」的な聞く気もないセールストークはスルーし、作業日時を予約してきた。
ちょっと日数が空くのは仕方ないとして、その間も日々減り続けるクーラントははどうすれば?の問いには、修理当日までは液量不足さえ避けられればいい→水道の真水でも足しててください、とのこと。
まぁ凍る時期でもないし短期だし、確かにそれで充分だよなーと納得。
ラジエーターキャップを旧いのに戻したことで、都度の新たな漏れは減った模様。
あとは修理に出す当日まで、日々クーラントが減ったぶんだけ水かクーラントを足して凌ぐとしよう。
(2025/8/20追記)
引き続き漏れたぶんだけ足す、を継続中。
なんかラジエーター周囲の赤い飛び散り汚れが日々激しくなってる。。。まぁ勝手に直りはしない事象だからどうにもならないとは判っているが。
修理予約したのは8/30なので、あと10日はこれで凌ぐのみ。