
気になっていた電子タバコ「glo」のスターターキット購入を決行した。
何とか懐事情の都合がついたので。
以前の準備段階のエントリーは
こちら。
以下、購入ドキュメント。
朝からgloストアに行ってみた。まずは毎日7:00から先着順で配られる整理券をゲットすべく。
必要な持ち物はHPの説明にある通り、自分が購入要件を満たす本人であることを示す確証(運転免許証等)。
ちょっとゆっくり目ながら、9時過ぎの店頭に着いてみると、客らしき人集りはなく、交通整理の人が居るのみ。
なんだ余裕じゃんと近づいて話を聞いたら、「7時からの整理券配布は一旦8:30で中断しています。ストア開店の10:00から再開するので再度ご来店を」とのことで拍子抜け。
まぁ予定数終了ではなかったので良しとしよう。
HPや店頭の案内には書いてない「途中中断」だが、毎日朝っぱらから客を延々と行列させていたことで近隣店から迷惑だとクレームでもついてしまい、後から追加対処したって感じだろう。
アーケードの人通りがある中でだから、まぁ無理もない(苦笑)。
仕方がないので一時撤退、その辺でちょっと暇つぶしする。
そんな訳で、今後購入にトライされる・特に当日午前中に購入まで済ませたい諸氏には、朝7:00過ぎ間もなくのストア前到着をお勧めする。
開店の10時直前に再び店頭に来てみた。
そこには朝一で整理券をゲットし10時で予約していた購入予定客20人くらいと、自分みたく今から整理券を貰おうと来た10人くらいかがそれぞれ別々に、整理員の指示で整列していた。
自分も「整理券貰い」の列に並んで開店を待つ。
開店するとまもなく、自分ら「整理券貰い」待ちの列には、gloのHPに載っているスターターキットの販売方法説明が紙で配られ、店員から概略説明がされる。
程なく10時ジャストに予約してた客の入店が済むと、自分たちの列も先頭から2人ずつ呼ばれて入店が始まった。
開店後約15分かで自分の順になり、店内入口そばの受付カウンターに招き入れられる。
そこで一通りの説明があり、購入要件の確証提示(市内在住の自分は運転免許証のみでOK)のあと、希望する再来店時刻を店員の示した中から選択する。
選択肢は3つ、HPや店頭の案内に示されている朝昼夕3つの大ざっぱな時間帯を更に10分単位に刻んだ、3つそれぞれの時間帯の空いている最早の時刻が提示されるので、その中から1つを選ぶ。
客から何時何分と任意の指定はできない:どんなに早く並ぼうとも。
補足すると、
予約は3つそれぞれの時間帯で前詰めに受け付けており、その「整理券貰い」客の順番が来た時点でそれぞれ最早の空き時刻が提示され(故に選択肢は最大3通り)、その中から客が1つを選ぶ仕組み。客が並んだ順番が後になればなるほど、先客で既に埋まった分だけ次第に後ろの時刻が提示される~選択肢が減ることになる。
よって、限定数200の最後の方で並んだ場合は時間帯選択の余地すら無くなり、店側指定の時刻にピンポイントで来られる人でなきゃダメ、ってことになる。
整理券が毎日昼前~過ぎまで捌けないで残っているのは、この辺の事情もあるのだろう。整理券は貰えても、指定される時刻には来られないから諦める、とかで。
選んだ時刻を告げると、それが書かれた整理券と同意書が用意され、それぞれ2箇所・1箇所に署名を求められる。
同意書には、指定時刻に遅刻したらダメ、本人以外の代理来店もダメ、もし店内で転売目的を匂わせる言動や怪しい行為をしたら売らないよ、とか書いてある。
最後に、1箇所の署名部分が店側の控えとして切り取られた、再来店日時と署名の入った整理券を受け取って退店。
その後、整理券記載の時刻の少し前に再訪。
持ち物は、既に貰っている整理券とそれを貰ったとき使った身分証明確証に加え、会員登録できるモバイル端末、キット代金の現金¥3980。
なお端末はWi-Fi専用機でも良い。店内でフリーWi-Fiが使えるので(店員に言えばSSIDやPWを教えてくれる)。
ほぼ時間通りに店頭から店内へ誘導される。
入口カウンターで整理券と確証(運転免許証)を提示して本人確認後、商品説明の小冊子と首下げの番号札を渡されて、店内テーブル席へ通される。
ここで事前に会員登録済みか否かでテーブルが振り分けられる。未登録な客には登録手順や操作を説明し、客自らにオンライン登録をさせる手間と時間が要るため。
自分は登録済みと告げると、それ用のテーブルに案内される。
着席するとまず、
本体に被せる無料でくれるスリーブを5種類用意されている中のどれにするか、また試供で一箱くれるヒートスティックの味を3種類のどれにするか、を専用の用紙に書かされる。名前と渡されている番号札の番号も記入して返す。
選べるスリーブは白・オレンジ系・グレー系の単色3種類と、絵柄入りの2種類。ただし絵柄入りの方は使用素材の関係で着脱しにくい・もし本体に傷が付いても免責で、との注意があった。
自分はグレー系の単色、味はライトなほうのメンソールを選択。
なおヒートスティックは味見してから選びたいのだが?と聞いたら、とりあえず今は選んだものを一箱渡すけど、一通り手続きが終わってから2Fのメンバーラウンジに上がればすべての味のサンプルがあり自由に試せるから、そのときに気に入ったものと箱ごと取り替えられますよ、とのことだった。
あとは本体の使い方やメンテ方法の説明を一通り。
なおヒーター本体の末端側の小穴からわずかに液体が出ることはあるが無害・もし衣服に付いても拭き取るか水洗い程度でとれるから心配ない、との補足もあり。
本体の入った箱が渡され、その場で自ら開封して中身の確認を行う(付属品有無、本体外観に傷が無い・ボタンを押して内蔵バッテリー残量が約半分で表示されること)。
更に持参したモバイル端末を使い、自分の会員情報に本体シリアルNo.を追加登録するよう指示される。
登録完了できたら、その登録完了画面を店員に見せる。
あとは代金の¥3980を払って、その他一式を受け取っておしまい。
受け取る中身は本体外箱(保証書ほか説明書類、付属品のメンテ用ブラシ・マイクロUSBケーブル入り)・AC充電器(外箱や説明書はgloオリジナルだが、中身は多摩電子製の汎用AC-USB電源、キューブ型の出力1.8A×1口)、更にオマケで自分が選んだ色のスリーブとスティック1箱。
再訪・入店からここまでで約20分くらい。
折角だし時間もあったので、そのまま2Fのラウンジに上がって、3通りのスティックの味をサンプルで試してみた。
受け取ったヒーター本体の試運転も兼ねて。
開封したてのヒーター本体のバッテリー残量は十分あるから、数本のお試しは問題なく出来た。
立て続けに3本吸えるのはgloならでは(笑)。
飲み物のサービスもあってゆったり楽しめた。
なおバッテリー残量と自らの時間さえ許せば、サンプルは何本でも試せる。
3種類とも試したが、選択した味が好みに合ってるメンソール具合だったので、それでOKとした。
以上で退店。
感想その他。
味の特徴としては、香ばしさと言うか穀物臭と言うかがやや前に出てるかな、って印象。
まぁ自分としては、酒で例えれば普段飲むビールを発泡酒かリキュール分類のそれに変えたかくらいの違いで許容範囲、慣れるのは時間の問題か?って感じに思える。
あと、味の時間的変化が大きいかも。
吸い始めは濃い味で、次第に薄くなってくる感じ。
本物タバコなら、火を点けてから燃え尽きるまでの間に実際燃えて煙をだしているのは常に先端の一部分だけだから、味は最初から最後までほぼ変わらないのに対し、
これの場合はスティック全体を温めるため、中身の成分が多く残っている吸い始めは濃く、それが次第に少なくなると共に薄くなる、って感じなのかもしれない。
あるいは、事前加熱が完了した直後でスティック全体の温度が高い最初の一~二吸いで吸い出される成分が極端に濃いが(口元で感じる吸気温度も高め)、
その後は吸った分だけヒーター先端からの外気が順次入ってくることで濃度も温度も平均化する、ってことなのかもしれない。
何れにせよ人の感覚だから定かではないが。
まぁ、直前まで吸いたい気持ちが高まっていたところに吸い始めるから尚更、最初は味を強く感じるって言う生理学的側面もあるだろう。「空腹は食事を美味くする」類で(笑)。
個人的には「駆けつけ『一服』」が濃いのも悪くは無い。
また運用面で言えば、
本物のタバコみたく自らの煙が目に滲みることもない、
吸い終わりのスティックの始末も燃えかすじゃないから、ふつうにゴミ箱へポイ、で済むのも手軽、
何より立て続けの複数吸いができるのが魅力。
ヒーター本体は夜中にフル充電して朝持ち出せば、一日ひと箱ペースなら日中の再充電の手間も不要。充電時間も2時間程度。
但しタバコらしいスタイルのicosとやや異なり、
言わば一日分の電気が詰まったやや重たい?USBバッテリーを口元に繰り返し運ぶ如きスタイルを是とするかは、意見の分かれるところか。
当然だが日々の充電と、手入れの手間もかかる。僅かながら。
自分としては許容範囲だが。
あとはランニングコストだ。。。
スティック消費数のペースが今までの本物タバコと変わらなければ、日々の出費はほぼ変わらない。
仕組み上立て続けに複数は吸えないicosだったら、否応なく時間間隔をとるのが節煙?節薫?になり、結果的に出費は減りそうだが、gloの場合はそうはいかない。
スティック1本/1回の使用時間がウルトラマン並み(笑)の3分間と短いことも相まって、消費ペースはむしろ今までの本物タバコより上がってしまいそうな気がしてならない。
当面は、本物タバコとの併用で様子を見ようと思う。
近い将来、本物タバコに比べた自他への有害性の低さから、税制上の優遇=値下がりなんて可能性は無いんだろうか?
現在の本物タバコの実勢一箱¥400超に対して、これの類のスティックが実質同数でも半額程度で売られるようになれば、急速に普及するだろうし、
それで本物からの乗り換えが進めば、本人の健康面もながら、受動喫煙による周囲の健康リスクも将来的に少なくなるって考えたら(実際そうなるのかは不詳だが)、昨今の医療費や健康保険財政の収支改善とかに貢献しそう?って気がしないでもない。
まぁお上が貴重なタバコ税財源をそう簡単に手放すとも思えないが。
きれいごとより以前で、単純に自分の懐にもっと優しくなってほしいのが本音(苦笑)。
#根本的に吸うのを止めるって選択肢は眼中に無いのかよ >自分
余談、gloを体験してみたい人に参考情報。
仙台北部の地下鉄・泉中央駅そばのショッピングモール・アリオとセルバの間にある、地上と言うか半地下というかの広場にて(セルバ・テラス開店時に芝生が張られた場所)、
臨時の一般向け喫煙所を兼ねた、gloの体験をさせてくれるテントが開設されている。
1/27まで、開設時間帯は失念。
もし興味&近くに行くついでがあれば、寄ってみるといいかも。
ただしキットやスティックの購入はできない、あくまで「お試し」のみのイベントなので、念のため。
(2017/1/30追記)
gloのHPからスリーブの無料プレゼントを申し込んでみた。試しに「サイバー」って柄を選んでみたら数日後に郵送で届いた。
で、試してみると・・・上記「スターターキット」購入時に店員から説明されたとおり、ヒーター本体の着脱が異様にきついので使うのを諦めた。
内部を覗くと、途中に段差があって、そこから奥に押し込むとかなりのきつめ。
一旦填めた本体が抜けにくい為の工夫なのか、そもそも成形用の金型の精度が出てなかったのかは不詳。
確かに今使っている単色のそれは着脱容易だが、不便なほど緩くはない。
結局今回貰ったサイバー柄のそれは少なくとも自分は使う気にならなかった。
予想はしていたが、残念な結果。
(2017/3/7追記)
付属品のAC-USB充電器について参考情報。
出力定格1.8Aなのだが、手持ちのUSB電圧電流チェッカーを使ってglo本体への充電電流を測ってみると約1.6Aで、実態として電源側の定格に対しあまり余裕がない。
頻繁に使われる向きには、ワンランク上の定格2.0Aか2.4AかのAC-USB電源を使われることをお勧めする。自分も手持ちの定格2.4A品を使っている。
新たに買うとなると¥1000~の出費にはなるが、長い目で見たらその方が無難・安心だろう。