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2018年12月22日 イイね!

洗面台シャンプー水栓の不調を修理。

洗面台シャンプー水栓の不調を修理。またもホームDIYネタ。

洗面台の水栓がここ最近調子悪いと家族から聞かされていたので、手入れすることにした。

我が家の洗面台のそれは2ハンドルの混合で引き出し式シャワーを備えた、いわゆるシャンプー水栓。TOTOのTL816AX、新築以来の20年選手。タイトル画像はメーカー商品写真。

症状は、湯と水の量をそれぞれ加減する2つのハンドルの回転が非常に重く、湯水の比を変えて温度を調整しようとしても困難、というもの。
普段の湯水を出すか止めるかの「総量」の調整は正面にあるレバー式ハンドルを動かせばいいため、そもそも稼働率の低さから内部の可動部分が錆び付いてしまい、いざ調整しようとしたら動かなくなっていたって感じか。

ということでDIYで直してみる。

事前にメーカーサイトで分解図と部品構成表を確認したところ、補修部品はまだ入手可能なことが判明。
http://www.com-et.com/jp/item_view_scale/searchStr=TL816AX/isHaiban=1/kensaku_info=3/hinban=TL816AX/isNC=0/datatype=1/



被疑部品はTH557C「水用バルブ部」、買うと実勢1個¥1000程度。
写真右上のスプライン部分を操作ハンドルで回すと、左下にあるコマの押し出し量が変わることで、出水量が変わる仕組み。操作ハンドルを回してもハンドル自体は上下せずに下部のコマだけが上下する「ノンライジング」構造。


錆び付きかグリス切れかで動きが重くなったそこを、この際一式新しくすれば直りそうなのは確か。
でも、手持ちに水回り用のグリスもあることから、分解&グリスアップ程度の片手間で改善されるなら、それで済ませたい。

グリスアップか交換かはともかく、その バルブ部 の取り外しや取り付けを自身でやれるかどうか、さしあたり確認してみることに。

お約束で、先ずは家の水道の元栓を閉める。
元栓が閉ざされ、水栓を開けても湯や水が出ないことを確認して以降の作業に着手。
#最近は洗面台やキッチンに最寄りの止水栓がシンク/ボウル下の収納スペース内に露出しておらず(収納スペース奥に板が張られ隠蔽されている)、この手の水栓まわりの小手先DIYはやりにくい。。。

湯と水のハンドルを上方向に抜く。この機種ではハンドルが上記バルブ部の回転軸のスプラインに押し込まれているだけなので、ハンドルの首下にマイナスドライバーを挿して徐々にコジ上げると外れる。
#上記分解図を見ると、Cリングの脱着が必要かのような記述があるが、ハンドル部分の付け外しには関係ないので無視で可。正面のレバー式ハンドルも然りで、コジれば抜ける。但しメッキ部分の傷つけには注意。マイナスドライバーにビニールテープの類を巻いて使うといい。

ハンドルが外れて露出した バルブ部 の六角ナットを対辺17mmのスパナで回すと、バルブ部 が外せる。
外したバルブ部を、プライヤーとスパナで掴んで動かしてみると、操作ハンドルで回せる筈の回転軸の動きが異様に重い。

折角被疑部品も外せたし状況も判ったので、続けてメンテしてみる。
内側のネジやスプラインの可動部分についた錆びか水垢かわからない付着物を落とし、手持ちの水回り用グリスを塗って数回か往復させると、以前のように?軽く動くようになった。
これならまだ使い続けられそうと判断、部品交換はしないことにした。

グリスアップした バルブ部 を水栓に組み戻し、ハンドルを元通りに付けて楽に動くのを確認。
元栓を開けて正常に使えたので今回のメンテは終了。

また調子悪くなったら再度この手でいくか、バルブ部 を新調するかしよう。


余談、
このTL816AXを更新しようと思うと、今時はそのまま置き換えられる市販機種が皆無。洗面台正面に既にあるΦ25近辺の3穴に無加工で合う現行品は、TOTOはじめ国内有名メーカーにはほぼ無い。
唯一TOTOの現行型にあるのがTL834EGR(Z)。
Φ25×2穴に取り付け可能だが、吐出口がシャワー切り替えでなく泡沫のみ、ホース引き出しは可能ながら非昇降式で、TL816AX一式からすると機能的に大幅ダウン。
本体部分だけをこのTL834EGRのシングルレバーに取り替え、シャワー吐出部分は既存のままでいけばいいのかもしれない。新旧組み合わせでいける可能性は未検証ながら。


TOTOの補修部品扱いとしてなら、現在のTL816AX本体との置き換えが可な水栓本体は有るにはある。しかし値段がバカ高く¥6万前後もする。TOTO THF42 がそれ。
2ハンドルからサーモ付きへのグレードアップにはなるが、我が家としてはそもそもサーモ付きにする必要性がなく、取り替えるには躊躇する金額。製品イメージは図の通り。


今時のシングルレバーの引き出し式シャワー水栓は¥1万前後から買えるが、適合取り付け穴がΦ36~38近辺のものが大半。我が家の洗面台トップの表面素材は人工大理石で穴明け加工するには硬度がネック、素人DIYで扱うにはハードルが高い。
ダイヤモンド刃先のホールソーでΦ38前後の穴を新たに開けるか既存Φ25の穴を広げるかすれば良いのだが、恐らく生涯一回きりの穴明け、その為の工具に¥数千~1万か出費するのは割に合わない。。。

国内メーカーに拘らないなら、メーカー出所不明ながらΦ25の2穴にフィットできる水栓一式も有るにはある。
一例ではamazon扱いのこの辺↓、実勢¥8000~1万程度。
https://www.amazon.co.jp/dp/B07337T4NQ/


しかし使い始めたら数年~十数年の耐久性やメンテ容易性を求めたい水栓金物に、出所不詳の大陸モノを選ぶのはかなり勇気が要る。。。

TOTOが TL816AX と取り付け&機能互換の(且つ安価な)シャンプー水栓を出してくれることを、切に望むところだ。

まぁ当面は今回の如くメンテで延命できそうなのでいいのだが。
Posted at 2018/12/22 19:04:02 | コメント(1) | トラックバック(0) | ホームDIY | 暮らし/家族
2018年12月04日 イイね!

水洗トイレの放水/給水が微妙に止まらない、をDIY修理。

水洗トイレの放水/給水が微妙に止まらない、をDIY修理。我が家は築20年のマンション、最近水回りの老朽化が目立ってきたことから、気になった箇所から順次にDIYでメンテをしている。
今年の初めには食洗機初設置のついででキッチンのシングルレバー水栓の一式交換、つい先日は風呂場のシャワー付きサーモ混合栓の一式交換を行ったばかり。


さて今回はトイレ。LIXIL/INAX製、タイトル写真は同社サイトに出ていた同型のイメージ。
#我が家の実態写真は諸事情により割愛(笑)。

用足し後に放水すると完全に止まり切らない・一日中チョロチョロと貯水タンクに給水し続けている~便器へ垂れ流している動作不具合を、週末DIYで修理した。

思えばたぶんここ1年か2年か、もしかしたらそれ以上の間ずっと続いてたのに見て見ぬふりしてた現象。。。幾らの水道代を捨ててきたのかは不詳。知らぬが何たら、か(苦笑)。


この手のロータンク式水洗トイレにおける放水/給水の正常な動きとしては、
待機状態→使用者がハンドルを捻る→ハンドルから鎖で繋がれたタンク底部のゴム玉が引っ張られ浮き上がる→放水→タンク内水位が下がる→ゴム玉が沈んでタンク底部に吸い付き放水停止/フロートが下がりバルブが開いて給水→タンク内が満水位に近づく→フロートが上がって給水量が次第に絞られる→満水位で給水が停止→待機状態、
・・・となるのが本来。

しかし、我が家のここ最近の実態ではダブルで問題あり。

1) 放水を終えてゴム玉が下がった後の状態でも、便器内へ水が僅かずつ垂れ続けていて、完全には放水が止まっていない。

2) 給水が進んでタンク内の満水位を越えてもなお細々と・滴るような給水が続く。結果、タンク内に立っているフロー管の上端を越えた水が便器内へ恒常的に流れ出ている「源泉掛け流し」状態(オーバーフロー)。

1) は以前から数年かおきに起きていた症状で、修理も経験済み。
黒いゴム玉の表面が経年劣化(年中水に浸かっている故の加水分解?)でヌルヌルな状態になると、下がりきった状態でも微妙に隙間が空いて水が滲み出す=便器内に漏れるようになる。
対処としてはシンプルで、そのゴム玉を同一型の新品に取り替えればいい。INAXではΦ55と65の二種類あるが、うちの場合はΦ65が適合する。

2) はこの20年で手を入れた記憶がなく、調査から着手。
#年のせいか何時やったか忘れただけ?(苦笑)。

先ずは現状確認、
手動でタンク内のフロートを持ち上げ、上がりきった状態=本来なら給水弁が全閉してなきゃいけない状況を作ってみたが、それでも給水がチョロチョロ~ポタポタと止まらないのが確認できた。
となると、給水弁=フロートバルブが閉まりきらない、バルブ内部の問題。

踏まえて、メーカーWebサイト(LIXIL=INAX)から当該便器/タンクと同型番・年式の分解図を入手。給水をキッチリ止めるにキモな部品の品名・品番を特定した。

うちの機種の場合、バルブ内に「シートパッキン」という500円玉大のゴムの円盤状の部品が使われていて、
タンク内の水位上昇→フロートが上がる→シートパッキンの中央がフロートに繋がったピストンで押し上げられる→押し上げられたそれが内部の水路を塞ぐ→給水が停止、という動きをしている。

メーカー公表の、我が家で使っているバルブ(ボールタップ)周りの分解図を一部引用。丸数字10が「シートパッキン」である。
なおこの辺はメーカーや型式、時には製造年によっても異なるから、手元の実物とメーカーサイトの情報とを突き合わせての確認が不可欠。合わない補修部品に無駄な出費をせぬように。



状況からして、このシートパッキンも上記ゴム玉同様、劣化により表面がヌルヌルになって水を止めきれなくなったのであろう。ならばこれを交換すればいい。

ということで被疑部品は2点で確定。
下記2つの純正補修部品を近所のホームセンターで買ってきて取り替えた。

a) フロートゴム玉:LIXIL(INAX)PK-TF-10R-L ¥1100前後
b) シートパッキン:LIXIL(INAX)PK-50-280 ¥500前後(2個入り)

前者は大抵のホームセンターで在庫していると思うが、後者はややレアな模様、近所の数件を回って見つけてきた。
もしかすると「プロ向けの工具屋/資材屋」のほうが入手容易かも。





作業としては難しくはない。
前者は、タンクの蓋を外して手を突っ込んで、今までのそれを外して新品に置き換えるだけ。工具も不要。
後者は、上図のボールタップ部分一式をタンク内から一旦外す→分解→内部部品交換→一式の再取り付けとなり、スパナ/モンキーレンチとプラスドライバーが必要。とはいえ、水道栓のコマやパッキンの交換を手掛けたことがあるなら楽勝だろう。
各々の補修部品には詳細な施工説明書も添付されている。

両方一度にやって、作業は30分か1時間か程度で終わった。
作業後は期待通り、放水直後に便器内へのチョロチョロも無し、給水も満水位でピタッと止まってくれるようになった。
無事解決。


以下ぼやき。
上記「シートパッキン」をホームセンターで買うと価格がバカに高く、しかも無駄がある。
そもそもメーカーの部品情報によると単品売りで¥100前後の代物、使うのがタンク1台に1個だからトイレが1箇所な我が家に2個売りは余計だ(残る1個を年単位でスペア保存しろって言ってる?>LIXIL/INAX)。
まぁ数の余分はさておいても、メーカーがホームセンター陳列用にパック詰めした途端に2個で¥500=単価で2.5倍になっちゃうって、あんまりな気がする。
プロに来てもらって工賃ウン千円?をプラスして払うのに比べたら、DIYで遥かに安上がりに済ましているにしても。


なおDIY作業上のアドバイスを一点。

この手の水回りのゴム部品交換は素手でやらないこと。
補修部品に添付の取説にも書かれた "あるある" ながら、水中で劣化したゴム部品に触るとべっとりと黒のプリンターインクの如く汚れがつくから、防水性で薄手の炊事用手袋(使い捨てタイプ)でもはめて臨むことを強く推奨。
素手でやっても後で石鹸で洗えば汚れは落ちなくないが、手指の爪まわりや皺に入り込み、結構しつこく残る。

また、作業中にその「黒インク」な液体が飛散し周囲に付着すると黒い薄汚れたシミになるから、付け外しの最中の飛散・外した旧部品からの滴下にも要注意。旧部品は外した矢先にゴミ袋へ直行、が無難だ。


この修理に掛かった費用¥1700弱、これをこの先の水道代で取り返すにどのくらいの期間が掛かるのかは不詳。翌月以降の水道代で、以前よりも月々どのくらい差がつくものかウォッチしてみることに。
とはいえ、ここ暫く続いてたスッキリしない状況が一件解決しただけ良し、としようか。。。トイレだけに(笑)。


余談。
これみたくタンク→便器への垂れ流し事象で業者を呼ぶと「ボールタップ一式交換で部品代¥5000+工賃」だの、ひどいと「タンク自体が旧いからタンク一式交換必要ゆえ部品代¥5万~+工賃 」だのと、桁違い?の見積りを吹っ掛けられる場合も往々にしてある模様(類似事例をネットで見かけて驚いた)。
上記のごとく原因からして、自分みたく要所をピンポイントで部品交換したにせよ、ボールタップ一式やタンクごと取り替えたにせよ、処置直後の結果もその後の経過も大差なく、いずれ数年おきに再発するのは免れない事象にも関わらず。。。
対処を業者へ委ねるにしても、業者の言い分や見積りを鵜呑みにせず慎重に判断・対応されることをお勧めしたい。
Posted at 2018/12/04 13:21:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | ホームDIY | 暮らし/家族

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