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みーくん5963のブログ一覧

2020年10月30日 イイね!

旧型PCをSSD化+OSクリーンインストールで復活?させる。

旧型PCをSSD化+OSクリーンインストールで復活?させる。先に新しいPCを購入したのに伴い、退役させる予定だった10年越えのHP製デスクトップPCにて、興味本位ながら再活用の途を探ってみることにした。dx7300ST/CT。

甦らせるにOSをクリーンインストールするだけでも充分かとも思ったが、ついでに内部を少し弄って今までより働けるPCにしたい。
#毎度ながら、中を弄ることが真の目的(笑)。

そこで、OSのインストール先ストレージを今時なSSDにしてみようと画策。今や常套手段ながら。


機体内の3.5"ベイ×2は既にHDD2台で埋まっている(シャドウ×1、オープン/シャドウ兼用×1)。
元々マザーボードの機能でRAID1として使えてたのでその構成は温存しようかと思ったが、しかしよくよく見るとマザーボード上の既存なSATAポートが3個で空きがなく(HDD2台+光学ドライブで占有済)、SSDを追加するにも繋ぐ先がない。かといって今回わざわざ拡張ボードでSATAポートを増設するつもりもない。
ということで妥協点、既存の3.5"を1台外す→空いた3.5"ベイに2.5"-3.5"変換ブラケットを介してSSDを入れることにした。RAID1は諦めて。
#滅多に使わず速度も不要な光学ドライブをいっそ外すかUSB接続にするかして、SATAを1つ空ける→SSDへ回す、って選択もあったじゃん>俺


新たに購入したのはこれら↓。

・2.5"SSD:キオクシア(KIOXIA) 内蔵2.5型SSD 240GB SSD-CK240S/N、¥3680@amazon
・2.5"-3.5"変換ブラケット+配線セット:Inateck 2個2.5インチHDD・SSD取り付け可能の変換フレーム、3.5″~2.5″内蔵HDD増設用フレーム、SSD変換ブラケットアダプター インストールツール+電源/データケーブル各2本付属:¥999@amazon



キオクシアのSSDを買ってみたのは、国内ブランドを応援したいだけの意図。発売元がBuffaloで3年保証付きなら悪くない。
また、3.5" SATA HDDを2.5" SATA SSDに置き換えるには2.5"×1台-3.5"変換ブラケットの金物+ネジだけ足せばよく、SATAや電源の配線は3.5"HDDのそれを使い回せば良かったのだが、値段的にブラケット単品の1台用でも上記の2台用セットでも差額数百円の僅差だったので良しとした。


翌日。
モノが届いたので、PC機体の組み換えに掛かる。

既存HDDの中身データは既に新PCへ引っ越し済みだが、RAIDの設定を解除しただけで温存した。


以前3.5" HDDの換装は経験済みなので、組み換えの手順は迷うことなく済んだが、上記の2.5"-3.5"ブラケットのネジ穴の仕様がダメダメでちょっとトラブった。

我が機種を含む同世代のHP製PCでは、3.5"HDDの両サイドの固定ネジの穴に、頭部に3mm程の厚みがある専用のネジを締めることでHDD側面に突起を設け、それをガイドにして筐体側の板金に嵌め込む仕組み。
そのため、既存のHDDに付いているその専用ネジは今回の変換ブラケットに移植できないといけない。
写真↓の赤丸部分。


ところが。
知られているとおり3.5" HDDの固定ネジはインチネジの規格#6-32UNC、しかし今回買った変換ブラケットに切られているネジ穴・それ用に添付されているネジはミリネジの規格M3×0.5で、HDDから外したそれとは合わない。
ネジピッチどころが太さも0.5mmくらい違うから、どうにもならず。

#おいおい、既存の3.5"HDDを取っ払ったところに嵌めるブラケットなんだから、ネジ穴も3.5"HDDと互換=規格#6-32UNCでなきゃダメだろうが>メーカーInateck

結局HPの本来のネジを使うのは諦め、ブラケットに付属していたM3ネジを嵌めて使うことにした。
幸いPC機体側の板金は3.5"HDDの横幅にきっちりな寸法に出来ていて、買ったブラケットを収めてもガタは無く、専用ネジの代わりにM3ネジを使ってもネジ頭が辛うじて板金側の溝に掛かってくれた=容易には外れないため、不本意ながらそれで落着とした。
機会があれば、#6-32UNC のハンドタップ(メスねじ切り用のドリルみたいな工具)を買ってきて手直しするとしよう。


次にWindows10のインストール。

MSサイトからDLしたメディア作成ツールでUSBメモリーにインストーラーを作成→それでPCをBoot→インストール先ストレージをその新品SSDに指定し領域確保→クリーンインストール。

旧型機体ゆえにUEFIにライセンスキーが仕込まれた今時のメーカー製PCと違い、インストーラーが勝手にHome/Proの別を決め打って突き進んじゃうトラブルもなし。
元々の7Pro DSP 64bit→10 Proアップグレードのデジタル認証済みな機体なので、Pro版を選択→「ライセンスがありません」で進む→立ち上がった後でネットに繋ぐ→認証済み、となった。


さて、肝心の使い勝手はどうか。

SSD化すればのお約束で、立ち上がりが相当早くなった。

以前のHDDブートではPC起動からWindowsが立ち上がってログイン画面が出るまでに約2分か掛かってたのが、SSD換装後の今はたった20秒。
HDDブート当時だと、Windowsが立ち上がった以降もHDDがカリカリ言って反応が鈍い時間が暫くあったのも、今ではほとんどない。

CrystalDIskMarkで成績とってみると、追加したSSDではSequentialで250MB/secと、以前のHDDでは130MB/secだったのからすると大幅アップしている。本来はSATA3対応で500MB/secなSSDだが、マザーボードの旧いSATA2規格が速度ネックで天井を打っている模様。とはいえ我が用途にはこれで必要十分、結果オーライだ。
以前はWin7→10アップグレードで使ってた故に内部的なごちゃごちゃがあったのが、今回はクリーンになっているのも高速起動化できた一因と思われる。


また、捨て損ないのMS-office2010試用版を入れてみた。これも起動時間は数秒になっていて、十分使える(保守期間が終わっているバージョン故にセキュリティ面での不安はあるも)。


HDD→SSD化が思いの外いい感じなのに勢いづいて(笑)、ついでに増設RAMも買い足した。
2世代も古いDDR2規格ながら、4GB=2GB×2枚 の新品がまだ入手可能で且つ 安価に買えたので(¥1940@amazon)。
既存分と合わせてメモリースロット4本全部を2GB×4のトータル8GBで埋めた。かつては高価で諦めていたマザーボード仕様上限のフル実装だ。
まぁ今さらRAMを8GBに増やしたところで、それでなきゃ出来ない何かをする訳でもないのだが(笑)。


MemTest86+でも一通りエラー無く完走、使い物になることを確認した。


既に我が家的には隠居の身となった先代PCながら、当分オヤジの弄り趣味専用機として、余生を過ごさせることにしよう。
家族に「そんな旧いの有っても邪魔だから処分してよ」と言われないようにせねば(苦笑)。
Posted at 2020/11/02 10:29:39 | コメント(0) | トラックバック(0) | PC | パソコン/インターネット
2020年10月21日 イイね!

PCの内蔵HDDをミラーリング(RAID1を構築)する。

過日HDDの2台実装とWin10Pro化した我が新PC。
本命のHDDミラーリングに着手した。

各々のHDDは容量1TBでファイルシステムはMBR、一方のHDDには既に以前使ってたPCから移行したデータが入ったパーティションが存在し、未使用領域は無し。他方のHDDはすべてが未使用領域な状態。
残念ながらマザーボードにはRAIDの機能はない。

この場合のお決まりの手順としては、「ディスクの管理」で既存の一方のパーティションを右クリック→ミラーボリュームの追加→(ダイナミックディスクへの移行)→設定完了→(同期化処理)。
その通り進めてみたが、何故か「ダイナミックディスクへの移行」の段階で「(!)空き容量不足のため中止」となってしまう。

うーん、何故だ。。ミラーする元も先もHDDは同一型番の同容量、ミラー先にする方は全容量が未使用であり容量不足な筈はない。

ベーシックディスクからダイナミックディスクへの移行に当たっての注意点が何かあるのか探ってみると、旧い情報ながら「当該HDDの末尾に『未使用領域』が1MB以上ないとダメ」というのを発見した。
ソースはこの辺↓
●MSサポート「Windows Server 2003 のディスクの管理スナップインでベーシック ディスクとダイナミック ディスクを管理する方法」
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/323442/how-to-use-the-disk-management-snap-in-to-manage-basic-and-dynamic-dis
 →ベーシック ディスクからダイナミック ディスクへの変換

●マイクロソフトサポート「[HOWTO] Windows Server 2003 でのストライプ ボリューム (RAID 0) の作成方法」
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/323433/how-to-establish-a-striped-volume-raid-0-in-windows-server-2003

そう言えば思い出した。
HDD内にパーティションを作るに際して、社外のパーティション操作ツールでパーティションの拡張/縮小/移動やらを行ってたので、もしかするとその「末尾の未使用領域」とやらを無意識に潰してたのかも。
ならば、最も末尾寄りに置いたパーティション容量を縮小する→末尾に未使用領域を設ければいいのか。

という事で、「ディスクの管理」にて既存のパーティションを弄って容量を減らし、当該HDDの末尾に未使用領域を作った。最低1MBとあるが、エイヤで100MBほど確保した。

それから再び「ミラーの追加」を行ったら、今度は問題なくダイナミックディスクへ変換され、未使用だったほうのHDDに無事ミラーが作られた。

エラーメッセージ表示で単に「容量不足だからダメ」とされたのでは、HDDの末尾に未使用領域が無いから?と気づかせるには無理があると思うが>MS。


と、ここまでネット検索しているうちに、新たな気付きが。。

同じように内蔵HDDをミラーリングする方法にはもうひとつ、「記憶域プール」という手法もあることに気がついた。
また、そもそもMSが最近ダイナミックディスク運用を公式に「非推奨」とし、その後継に「記憶域プール」の使用を勧めている記事も発見。
ダイナミックディスクを非推奨にしたのは比較的新しく、この2020年5月以降のことらしい。

●MS Docs「ダイナミック ディスクからベーシック ディスクへの再変換」
https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows-server/storage/disk-management/change-a-dynamic-disk-back-to-a-basic-disk


なんだよ。。非推奨な機能を今から頑張って使うことないさ、という訳で方向転換することにした。


さて「記憶域プール」を実行に移す。後戻りながら。
この辺↓やその他「記憶域プール」キーワードで検索される情報を参考に。

●MSサポート「Windows 10 の記憶域スペース」
https://support.microsoft.com/ja-jp/windows/windows-10-%E3%81%AE%E8%A8%98%E6%86%B6%E5%9F%9F%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B9-b6c8b540-b8d8-fb8a-e7ab-4a75ba11f9f2


記憶域プールを新たに作ると、当該HDDの中身はまっさらにされてしまう。ベーシック→ダイナミックディスクの移行みたくには、中味のデータは温存されない。

従い作業の進め方は一択、
いま既に内蔵HDD内にあるデータを一旦外部にバックアップする→内蔵HDD2台を「記憶域プール」に設定→その「記憶域プール」の中に「記憶域スペース」を「双方向ミラー」で作る≒パーティションを切る→バックアップしておいたデータを「スペース」に書き込む→ドライブレターをつけ直す(着手前のそれに合わせる)、
とする。

うぅ、今頃気づいた。巷のパーティション操作ツールの無料バージョンでは「ダイナミックディスク」からのパーティションコピーができないんだ。。。早まったか。
ベーシックディスクのままにしておけば、パーティション丸ごとコピー=バックアップできて手間なしだったのに。
仕方なし、XCOPYコマンドで何とかしよう。

その後一晩掛けて、外付けHDDにデータをコピー→内蔵HDDを上記にてミラーリング構成で設定→外付けHDDからデータを書き戻す、で、無事ミラーリング運用に移行した。

移行後を「ディスクの管理」で見ると、若干違和感がある。 移行前みたくディスク0,1,2...の個々のドライブ単位の物理的な境界が示されず、各々の「記憶域スペース」=論理的な1台のHDDとして表示されるため、切ったスペースの数だけあたかもHDDを増設したような見た目になる。
エクスプローラーなどで普段扱う分には、従来の冗長無しな運用となんら違いはないが。

敢えて言えば、冗長無しなときよりは書き込みが遅い感は否めない。
まぁ冗長処理をCPUがやっているのだから、そこそこの負担増となっていて当然だが。


ちなみに、
この「記憶域プール」はOSがHomeでもProでも使える機能。Windows8時代から既にあったとか。あまり知られていないようだが(自分が知らなかっただけ?)。

OS起動ドライブの冗長運用には使えないが、自分みたくデータ保管用に特化したHDDには使えるから、それなりに用途はある。
内蔵HDDの単体故障でデータを失いたくない向きには、この「記憶域プールによるミラーリング」はお勧めかも。
あるいは、HDDを複数台パラに使っての「シンプルな記憶域」でスパンニングによる読み書き動作を分散=倍速化?して使うのも面白いかもしれない。
Posted at 2020/10/22 12:53:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | PC | パソコン/インターネット
2020年10月17日 イイね!

Win10 HomeプレインストールなメーカーPCをProにアップグレードした。手順は厄介。

Win10 HomeプレインストールなメーカーPCをProにアップグレードした。手順は厄介。最近購入したデスクトップPCのNEC Lavie DT。

プレインストールのOSはWindows10 Homeなのだが、それを同Proにアップグレードすることにした。
主な意図は、内蔵HDDをミラーリング運用にしたいのと(既にHDDは3.5"×1台→2.5"×2台に換装済み)、Windows Updateの実行タイミングを任意に決められない等の、Home特有の機能制限の回避。


元々使ってた先代のデスクトップは、Windows7 Pro DSP版を購入→10 Proに無償アップデート済みで使っていたので、それのライセンスを今回のLavie DTに移す目論見。

旧い7とはいえDSP版のライセンスだから、PC機体の買い換えに伴い新旧機体間で移し換えて使い続けるのは何ら問題ない(筈)。
但しDSP版のお約束、当時そのOSとセットで買った部品も新機体に移して使うことは言うまでもない(別にチェックされる訳でもないらしいが)。
稼働中のHomeのライセンス認証画面からMSストアへ飛んで言われるままにライセンスを買うのが最短ルートなのは判るが、元が旧い7とはいえ使い回せる手持ちのProライセンスがある以上、¥14kも出費して新たに10Proライセンスを買う気はない。


さて着手してみると、とんだ仕掛けに躓かされた。

先ずは手順が簡単なほうから、と、
いま稼働しているHome版上でライセンス認証画面→ライセンスキーの変更→手持ちの7 Pro版のライセンスキーを入力、をやってみたがNG。「そのライセンスキーは使えません」云々と弾かれた。
当該ライセンスキーと旧機体との紐付けが切れてなくて「複数機体でダブりはダメ」ってことかな?と、旧機体側でライセンス情報を消す等やってはみるも、うまくいかず。
もしかして、7 Proのライセンスキーでは10 Home→Proへのアップグレードはできない・真っ当な10 Proのキーでなきゃダメ、ってことなのか?なんかモヤっとしたまま別の手を探ることに。


次に、MSサイトからWin10インストーラーを入手し、手持ちのUSBメモリーに書き込んで使ってみることにした。

Home版が稼働している状態で、そのUSBメモリー内のSetup.exeを走らせてみると、「インストールメディアでのセットアップではアップグレードはできない」云々の説明文が表示されて終わり。

アップグレードが出来ないならばクリーンインストールなら出来るのか?と考え、
そのUSBメディアでブート起動して、HDDの未使用領域へのクリーンインストールを試みた。
すると今度は、インストーラーが勝手にHome版のクリーンインストールを始めようとする。ユーザーにHomeかProか選ばせる画面がそもそも出てこない。
Pro版がインストール出来ないんじゃ進めても無駄、と、そこで中止。

結局、MSから入手・作成したメディアをまんまで使ったのでは、Home→ProへのエディションアップもPro版のクリーンインストールも出来ない。


で、関連情報をネットで調べたら、
「(Windows8以降の)メーカー製PCでHome版がプレインストールされた個体では、UEFIにHomeのライセンスキーが予め仕込んである→Windows10インストーラーはそれを見て勝手にHome版のインストールを始めてしまう仕組みになっている」
という旨の情報を発見。

なるほどそういうことか。元々Homeなメーカー機体ではHomeが勝手にセットアップされてしまう、って現状とその仕組みは理解した。まぁメーカー製PCでいちいちライセンスキーを入力せずとも済むようにしてある、というのは判らなくもない。
でもユーザーがHome以外のWindowsを敢えて入れたい場合もあるんだから、せめて「この機体はHome版のライセンスキーを持っているためHomeをインストールしますがよろしいですか?違うエディションがご希望なら…」みたく聞いてこいよ、という気がする。

また、そんなプレインストールがHomeなメーカー製機体でも、MSのサイトから入手できるインストーラーの中身を少々弄って使えばProのインストールは可能、とのことで、その手順も書いてあった 。
この辺↓に。

●パソコンりかばり堂本舗「Creators UpdateのISOファイルからWindows10 Proのインストールメディアを作成」
https://www.ikt-s.com/creators-update-pro-media/

#毎度ながら先人には感謝である。

そこで早速、上記リンク先を参考に「Pro版専用のインストーラーを書いたUSBメモリー」を手元で作り、再び挑むことにした。
※注:末尾の2020/10/19追記も参照されたし。

それには先ず、現時点で最新のWin10インストーラーの入ったUSBメモリーを作成する。
稼働中のPC、適当なUSBメモリーを用意し、MSサイトから「メディア作成ツール」を入手して行う。MSの公式な手順ゆえ詳細は割愛。
自分は既に作成済み。

次に、そのUSBメモリーの中身を弄る。
リンク先の手順が書かれたのはCreators Updateリリース当時(2017年5月)ながら、手順の流れ自体は現時点の最新バージョンでも同じだった(2020/10/16時点)。
唯一違ってたのは、install.esdファイル内のPro版のインデックス番号。リンク先の書かれた当時は「1番」がPro版だったようだが、今回自分が手にしたインストーラーで確認したらProは「3番」だった。
よって「Proエディションのinstall.esdをエクスポート」するコマンドラインを以下と読み替えて実行、インデックス番号3のそれを抽出した。
DISM /Export-Image /SourceImageFile:E:\sources\install.esd /SourceIndex:3 /DestinationImageFile:D:\work\install.esd
リンク先との違いは /SourceIndex: のパラメーター値。1から3に変えて実行している。
その他はリンク先に倣い、Pro専用インストーラー入りUSBメモリーを完成させた。


再びPro版のインストールに挑む。

先ずは、Home版の稼働中にそのUSBメモリーを挿し、中身のsetup.exe実行でインストーラーを走らせる方法を試す。
しかし状況は以前に同じく、「メディアでのアップグレードはできない」表示で却下。

次にそのUSBメモリーからブート起動し、既存のHome版→Pro版へのアップグレードを試みるも、同様で却下。

#Home起動後にSetup.exeを走らせてダメだったからやってるのに、堂々巡りを促される(苦笑)。

めげずに同じくブート起動、HDD空き領域へのクリーンインストールを試みたところ、漸く先に進めた。突破口が開けた。

ライセンスキーの入力画面で「ライセンスキーがありません」を選び、PC内に未使用なHDD領域があったのでそこをインストール先に指定、Pro版をクリーンインストールした。


なお新品時からのHomeは別ドライブに温存したままなので、以後はHomeとProのデュアルブートな状態になった。

そのクリーンなProを起動して「プロダクトキーの変更」へ進み、手持ちの 7 pro のライセンスキーを入力すると、すんなりPro版として認証が通った。
※重要(かも)※ ライセンスキーでの認証が通った後、その機体でインターネット接続→MSサイトにアクセス→自身のMSアカウントでログインする。その後まもなく、Windows10のシステム→ライセンス認証の表示に下記のごとく「Microsoftアカウントにリンクされたデジタルライセンスによってライセンス認証されています」と出ることを確認する。



更におまけ?ってか、ここからが本命。

既に前の機体から諸々引き継いでセットアップ出来ているプレインストールなHomeを、まんまでProにアップグレードするのを試みる。

元々のHome版を再起動してライセンス認証の画面を開き、MS ストア「Windows10 proへのアップグレード」画面に進む。
するとタイトル下には「インストール」「Workstationへのアップグレード」ボタンが表示されている。今度は以前みたく「購入する」ボタンは表示されない。
どうやら、同一機体でクリーンインストールしたPro版のデジタル認証を通したことで、この機体はProのライセンス認証済み=Home→Proアップグレードはライセンス購入不要で即実行可能、という扱いに変わっている。




表示された「インストール」ボタンを押すと、既存のHomeがまんまProにアップグレード出来た。デジタルライセンス認証も通っている。


これで目的は達した。
別パーティションのクリーンなProは不要になった故に、削除した。


某か遠回りな手順を踏んでいるのかもしれないが。。。最終的に既存のHome環境をまんまProへ移行できたので良し、としよう(笑)。


余談。

それにしても、メーカー製の10 Homeな機体には手持ちの純正インストールメディアを使ってもProはインストールできない、というのは変な作りだ。
Homeなメーカー製機体をProにしたいならMSストアで¥14000払ってアップグレードすべし、という流れに持っていきたい意図ありか?と勘ぐってしまう。

オンラインでライセンス認証が通らなければ、奥の手は電話認証、というのは承知だが、
しかし今回の当初みたく、そもそもPro版が機体にインストールできない状況からでは、Pro版として電話認証する段階にもいけないから厄介である。
仕様不具合なのか、MSが意図的にそうしてるのかは謎ながら。


※(2020/10/19追記)

上記でリンクした、MSから入手したインストーラーの弄り方についての追加情報。
インストーラーを予め「Pro専用化」する以外に、起動後にHome/Education/Proの何れかをメニュー表示にて手動選択可能にする弄り方↓もある。

●雑多なまとめ「Win10Homeプリインスト機にWin10Proをインストしてみる」
https://w.atwiki.jp/matowiki/pages/117.html
 →Windows10のインストールメディアの作成

実際にリンク先の手順で作成(EI.cfgファイルを書き足し、先に弄ってたinstall.esdを復元)したUSBメモリーを使い、自身のプレインストールHomeなPCにてブート起動すると、確かにHome/Education/Proの選択メニューが表示された。
記事が書かれたのは2018年だが、現時点の最新インストーラーでも同じ手順でOKだった。


この方が手順的には簡単(=メモ帳で数行書いたファイルを追加保存するだけ)且つ、これが本来Win10インストーラーのあるべき形ゆえ、今から着手するならこちらがお勧めだろう。


(2020/10/28追記)
余談ながら。
現時点で10Proライセンスを元々持っていた旧機体と、今回新たに同ライセンスを引き継いだ機体とを併用しているが、新旧どちらの機体でも、「ライセンス認証」画面を見る限りは「デジタル認証されています」と表示されており、旧い方も以前と違わず使えている。
ここ数日かでデータの引っ越しや関連作業を終わらせ、旧い方の使用を終える(初期化する)予定なのだが、今の2台で1ライセンスを使えている状況が何日までもつのかが気になっている。

Windowsってライセンス認証無しでもフルに使い続けられるのは確か30日間のはず、よって今回引き継ぎしてから1ヶ月を過ぎる11月半ば以降には、旧機体には何らかの動きがある≒制限がかかるのだろうか。

そもそも1つしか持ってないライセンスを、図々しく?あわよくば?機体2台で使い続けようなんて気は更々無いが、暫く様子を見てみようと思う。
Posted at 2020/10/17 23:15:16 | コメント(2) | トラックバック(0) | PC | パソコン/インターネット
2020年10月14日 イイね!

デスクトップPC NEC Lavie DTの内蔵HDDを2.5"×2に換装。

デスクトップPC NEC Lavie DTの内蔵HDDを2.5"×2に換装。
先日購入したデスクトップPCのNEC Lavie DT。

概ね満足とは言いながら、買って早々に改造することにした。
3.5" 1TB HDDを2.5" 1TB×2台に換装する。意図は内蔵 HDDのミラーリング=ソフトウェアRAID1化である。
過去にHDDがクラッシュした苦い経験がある我が身には、HDDは消耗品であり壊れることは想定して使うべき、という信念(先入観?)がある。

無論、RAID1は「バックアップ」になり得ない。あー間違って消しちゃった・上書きしちゃったみたくの人的ミスにはRAID1は無力、時間差つけての差分バックアップを別媒体にとっておくとかいう工夫が要るのは言うまでもない。

さて今回のPCだが、
筐体内に3.5"シャドウベイは1基のみ。既に出荷時3.5" 1TBが実装済み。
機体内にHDDを増設するにはマザーボード上のSATAジャックに空きが1つ以上ないといけないが、それはクリアしていた。現状で3口あるうち、2つはHDDと光学ドライブ(BDライター)に既に繋がっていて、1つが空いていた。


また、この機体のマザボ/UEFIはどうやらRAID1対応には出来てないっぽいので、Windows10 proの機能を使う(ミラーリング=ソフトウェアRAID1が組めるのはpro版のみ Windows8以降ならエディションは不問)。


そこで、新たに2.5" 1TB HDDを2台と、それらをまとめて3.5"用ベイに固定する用の変換マウンタ+ケーブルの一式を買い足した。
HDDは1基¥4000前後×2台、変換マウンタの一式は¥1000(@amazon。写真↓右の銀色パックされたHDD以外の全部入り)。

#余談。総容量1TBでRAID1を組むのなら、既存の3.5" 1TBはそのまま残し、2.5" 1TB HDD 1台をPCIスロットに挿すタイプの2.5"マウンタで追加実装する手もある。
但しロープロなPC筐体にそのブラケットを収めるには、構成部品(プリント基板)の一部を削らないとダメとかいう情報が散見されたため、敬遠した。


PC本体のオンライン取説には、天板の開閉手順とRAMの増設手順、PCI増設カードの挿し方までは書いてある。しかしHDDの脱着手順までは書いていない。
同じNECでもビジネス向けのMateシリーズとは異なり、HDD交換はメーカー修理の範疇という位置付けなようだ。


といっても、HDD脱着の手順は難しくない。

取説にある手順で筐体を開け、フロントパネルを外し、フロントベイを前方に倒す。
3.5"HDDを固定しているプラスチック製のブラケットに赤色にマークされたノブがあり、それを押すとブラケットごとHDDが外せる。
HDDに繋がっているSATAと電源のケーブルは引くだけで抜ける。
これでHDDは筐体から取り外せる。

取り外した3.5" HDDに嵌められているプラスチック製のブラケットを外し、購入した2.5"用ブラケットに移植する。

プラスチック製のそれは従来のごとくHDDへのネジ止めではなく、HDD側面のネジ穴にピンを挿す構造。且つそのピン(アルミ製)はブラケット内に植え込みで固定されている。
よってブラケットをHDDから外すには、プラスチックでできたブラケット外枠を力業で反らすことで、ピン部分をHDDのネジ穴から抜き出すしかない。
#買った直後から2~3年くらいならプラスチック素材の柔軟性があるからまだしも、5年か以上使ってのHDD交換は気を遣いそう(壊れそう)。素材が硬化・脆化して割れ易くなる筈ゆえ。


外れたプラスチック製ブラケットを、2.5"×2台→3.5"変換ブラケットの外側に取り付ける。2.5"HDDのSATA/電源ジャックの向きを元々の3.5"の場合と同じにする。
もし逆にしてたら、筐体に収めた以降のSATA/電源ケーブルの取り回しに困ることになるから、容易に気づけるが。

#余談だが、このInateck製の変換ブラケットのネジ穴の径は一般的なHDDよりも
小さく(一般にHDDは#6-32UNCネジ=直径3.5mm、Inateckのそれは何故かM3×0.5=3.0mm)、プラスチック製ブラケットから出ているピン:たぶん直径3.0mm に対して全く遊びがないために着脱しにくい。

追加する2.5" HDDの電源は、変換セットに含まれている電源用Y字アダプタを、既存3.5"から外したHDD用電源プラグの先に継ぎ足し、2つに分岐して使う。

SATAケーブルは元々の3.5"から外した1本のほか、変換セットに含まれるSATAケーブルをマザーボード上の空きSATAジャックに繋ぎ、新たな2.5"の各々に繋ぐ。

これで電気配線は完了。


筐体内の元々3.5"が実装されてた部分に、ブラケットに固定した2.5"×2台を押し込んでロックし 、実装も完了。

念のためこの状態でPCを作動させ、異常なく各々のHDDがUEFI上で認識されていることを確認する。
ケーブルが粗悪?で発煙云々って可能性もゼロではないから、確認は周到に。

あとは取説記載の手順どおりに筐体前部を復元し、天板を閉じて完了。


あとのソフト的なRAID1構築作業は、後日Windows10をHomeからProにアップグレードしてからに。

旧PCで使ってたProのライセンスキーを新PCに移す手順については一応ネットで調べがついているのだが、そのとおり上手くいくか?が目下の心配どころではある。

続きはこちら

Posted at 2020/10/17 12:11:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | PC | パソコン/インターネット
2020年10月14日 イイね!

デスクトップPCを買い換えた。

デスクトップPCを買い換えた。今般、13年使ったデスクトップPCを買い換えた。

今まではHPのスリム型dx7300ST。
CPUはCore2Duoの初期型E6300、RAMは5GBへ増量、HDDも1TBのRAID1構成へ拡張、OSは当初のXP pro→別途購入した 7pro 64bit→無償アップグレードで10 Pro 64bitへ更新してきた。


現状の10でも何とか使えてはいたものの、何をさせても遅い・鈍いわで、その後に家族用に買った安いノートPCの方がよっぽどマシな状況となっていた。

とどめはこの2020/10で終わるMS Office2010のサポート。
目下使っている2010を最新2019かOffice365に買い換えなきゃならんとなれば、いっそこれを機に最新2019がバンドルな新機体を買っちゃえ、と決断した。今更ながら(笑)。

今回買ったのはNECのLavie DT。セパレートなスリム型。
今時の主流はノートやモニター一体タイプだが、内部構造的な弄り代が皆無に近いそれらには、弄り好きな自分は目もくれず(笑)。
液晶モニターは以前から使ってるものが健在なので、買ったのはモニター無しの本体のみ。

1年旧い2019秋冬モデル GD306Z/G がベースの価格.com限定型番だが、ゲームするわけでもない自分の用途や要求には概ね見合っている。
CPUは Core i5 9500、RAM 8GB、256GB SSD+1TB HDD、intel内蔵グラフィック、BDライター、MS Office H&B 2019付き。OSは10 Homeだが、旧機体の10 Proを後日移行する予定。
これで税込¥9万にお釣りが来たから悪くない。

メーカー保証は標準の1年間。直販モデルながらCTOではない固定仕様な商品なので、注文時点では延長保証への変更はできなかった。しかしNECの機体は購入後にNECサイトにてオンライン手続きすれば有償で延長保証(~物損保険)を追加できる。
割安でも中身が中途半端な量販店の長期保証を付けるよりはマシとみる(あくまで個人的意見)。

NEC直営オンラインにて10月初めに発注、5日後に到着。

買ったLavie DTの本体は、今までのHPのそれより一回り小さい。正面寸法はほぼ同等だが、奥行きは5cmか小さい。
昔と違い、光学ドライブはスリム9mmに極小化、3.5"オープンベイが無いのは当然として、3.5"シャドウベイは1基分のみ。SSD用のM2スロットがマザボにあるから、内蔵ストレージという括りでは2台分確保してある形。

液晶モニターへの出力ポートはアナログVGAかDisplayPort。使い回す手持ちのモニターがFull HDでDVI-D/HDMI仕様なので、既報のとおり市販の変換アダプタを使用してDP出力から接続し、無難に映せた。


とりあえず使ってみた感じを一言で言えば、とにかく動作が軽い。
13年前のそれと比較するのが間違いとは承知ながら、ここまで違うとは思わなかった。

直近でやってた作業がフォトムービーDVDの作成だったので、新しいPC環境でもやってみたが、タイムラインの編集作業におけるもたつきも少なくていい感じ。
更には、編集後のタイムラインから動画ファイルへの変換作業をさせてみると、かかる処理時間が圧倒的に短い。

DVD画質で再生時間15分間の動画ファイルに落とす作業に、旧PCだと40分か掛かっていたのが、たったの2分で終わるのには驚いた。
試しにフルHD画質にしてみても、処理時間は3分とかからなかった。旧PCでは1時間以上掛かった作業だ。
内蔵グラフィックがアクセラレーターとして作用しているのが高速化に貢献しているのだろう。たぶん。

まさに隔世の感である。
もっと早くに買っておきゃ良かった(苦笑)。
Posted at 2020/10/14 17:04:51 | コメント(0) | トラックバック(0) | PC | パソコン/インターネット

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