
※2023/2/21追記あり:他社4300K品に交換方向。
※2023/01/29追記あり:バルブ2本の色味が揃ってない件。2/5解決。
9年目の車検を経た我が70VOXY、小手先なテコ入れを継続中。
今回はヘッドランプのロービーム。
先日のルーム/ボジション/フォグランプのLED化に引き続き、9年過ぎていい加減クタビレている?暗くなっている?HIDバルブを安価で何とかしたいと思い、ネットで物色。
今どきはHIDもLED化するのが流行りなのかもながら、我は冬場の峠越えをする機会がある=レンズが凍っては困ることも踏まえ、HIDのまま維持しバルブのみを新品に交換することにした。
#HID互換なLEDはハロゲン互換なそれに比べてややお高い&入れ替えに手間が掛かる、ってのが本音だったり(苦笑)。
今回は中華な1本¥1000ちょっとのこれ↓をamazonで買ってみた。
●Briteye D4S HID バルブ 35W 純正交換用 6500K 12V(2個入り)
https://www.amazon.co.jp/dp/B07PFS72HS
たまたまタイムセールに乗っかってポチった。2本組¥2064税込送込。おいおいHIDバルブが1本¥1000ってマジかよ、とは思いつつ。
#「タイムセールあと15分で終了」とカウントダウン表示されてたのにつられ、半ば「衝動買い」してしまった(苦笑)。
まぁ明るくてノントラブルで純正品並に長持ちして、、、ってな贅沢は言わないが、メーカー保証2年ありゃそのくらいは使えるんではなかろうかを期待。とはいえ、数ヶ月かで某かトラブル発生→メーカー送り&交換の繰り返しになる?も一応想定内。
無論、2年と言わずそれ以上無交換で済むに越したことはないが。
ここ数年かは我が齢50過ぎの視力の衰えも否めず。
夜間の走行での視点の先がちょうどロービームのカットライン近くで、その辺りが微妙に見えづらい:もうちょっと先まで照らしてくれればいいのに、とストレスを感じていたのが今回のコレで何とかなれば、が期待値。
#我が70VOXYのプロジェクターなロービームのカットがそもそも切れすぎ、って気もしなくはない。
「使えるときは積極的にハイビームを使え」は今どきのお上のお触れだし、そもそも昔からハイビーム=通常(Main/Normal)・ロービーム=減光(Dimmer)であって走行中の基本は前者、と頭では理解している。
しかし、片側2車線以上で遮光板も完備な高速道の夜間においても、いざ対向車の気配がするとつい脊髄反射的にロービームにしちゃう、って染み着いた我が習慣?はなかなか覆せない。
なれば、ロービームでちょっとでも遠くまで明るくしよう、無論他車に迷惑掛けないようカットラインはちゃんと出した上で。
#それで色温度6500Kって白すぎんじゃね?>俺
モノの話に戻そう。
純正のD4SタイプHIDバルブはトヨタ品番90981-20024、新品1本¥1.5万かするらしい。
どうせ換えるなら2本同時にとも思ったら部品代だけで¥3万(!)の出費、おいそれと買い換える訳にいかない。新車装着な現用のそれが9年ノントラブルで使えて未だに健在なのはさすが純正品質、誉めるべきは確かながら。
この手のバルブって結局は寿命や安定性を最重視したら どノーマル な純正品の右に出るものは無い、が我が経験則。遥か昔に「消費電力はノーマル同様、明るさ●倍」な何たらハロゲンバルブに手を出して短期のタマ切れに泣かされた経験あり(苦笑)。
#なのに今回のこのチョイスかよ、懲りてないじゃん>俺
さて翌日は休日。
買ったバルブは届いていないが、Youtubeで予習→実地にて予行演習してみることに。
先日のフォグランプほど大事(おおごと)ではなく、エンジンフードを開いてゴニョゴニョすればいいらしいとYoutubeにて把握。いざ実車へ。
ちなみにクルマの取説には、HIDバルブの交換に関しては「販売店に相談せよ」以外の言及は無し。ハロゲンH11仕様な場合の交換手順の説明はあるも。
まーHIDの場合はキロボルトクラスの電圧を扱うゆえ、ユーザーには触れさせないというメーカー姿勢は確かに妥当ではある。
我が職業柄その辺の扱いは心得ているが、取説や現物の「3万ボルト掛かるので危険」記述に心して取りかかることにする。
エンジンフードを上げる。
右(運転席側)は特に何も外さずにバルブ背後部分まで手が入る。左(助手席側)はエアインテークのダクトを外さねばならない、といってもプラスチックのリベットを1本抜けばサクッと終わる。取説に手順記載あるとおり、ほぼ一瞬。
#我みたく年季の入ったクルマで且つ雪の舞うような寒中で弄ると、この手のプラ部品は経年劣化と寒さ故の脆さで簡単に砕ける。新品なスペアの用意を推奨。
あとは左右とも同様、バルブ背面の回転式アルミ蓋(バラスト回路内蔵)から配線プラグを抜き、その蓋を左回し45度して外す(防水パッキンが入ってるのでゆっくり力強く回す→外れる)→蓋をはずした中のバルブ背後からプラグを左回し45度して外す→バルブの押さえ金具(ピンチ金具)を外す→バルブが外せる、の要領。
バルブの着脱はほぼブラインド=手探り作業で且つ、細長いワレモノを扱い、ガラスに素手で触れちゃダメ、って辺りに細心の注意が必要。要領さえ掴んでしまえば左右合わせて30分作業ってところか。
我がVOXYではロービームが端寄り・ハイビームが中央寄りゆえに、今回のロービームへの弄りはちょっとやりにくい。ロービームのバルブ後背部がフェンダー部の板金の中に位置するため、エンジンフード開口部から差し込んだ手はそこまで届くものの、作業中の指先付近を直接に目視できない。特にバルブは外すより嵌めるが難し:バルブを差し込む口が見えないので。
運転席側は周囲の既存配線類の位置関係があまり良くなく、手指の取り回しが辛い(手の大きさにもよるが)。助手席側のほうが周囲に余裕がありやり易い。作業がお初なら、先ず助手席側から手をつけて要領を掴むといいだろう。
#姉妹車70NOAHだとハイビーム・ロービームの位置関係が逆なのでまだマシなようだが。
更に翌日、新バルブが我が家に到着。
しかしこの先暫く寒そうなので、取り付けはお預けに。
寒い中で作業しても、プラスチック部品は硬いわ脆いわ、我が手指は冷たいわで、あまり得策ではない。
せめて、気温10度台な日が週末にやってくるのを待とう。
(2023/1/21追記)
次の週末。
結局、外の気温が10度を上回るのを待ちきれずに実車装着を強行、無事完遂(笑)。
時折雪の舞う寒空ながら概ね好天、幾分でも気温が上がる午後。クルマを使う用事の直後でまだ各部に余熱があるうちに。
手順は予行演習してたので問題なし。
左右各々のライトユニット背面から、蓋(バラスト)とバルブに繋がるソケットを外す。
エンジンルーム内の安定な場所に蓋とソケットを仮置きし、新バルブをソケットに挿入。周囲のモノと新バルブとの間は10cmか以上距離をとっておく。
ロービームを点灯して光り具合を確認(点き方に問題ないか、明るさ・色味に左右で違いがないか)。高圧&発熱注意。
問題ないので、そのまま約10分間点灯し続けて様子見&空焚き。
消灯して数分か暫く放置して冷ます。寒空の下で露出だから直ぐ冷めるが、触って熱くないことを確認。
ライトユニットから旧バルブの抜き取り、新バルブの装着。
ソケット・フタの復元。
点灯・点滅させて問題ないか確認(チラつき有無、立ち上がり時間・明るさ・色味の不揃い有無、光軸方向の異常有無)。
いずれも異常ないこと見届けて後始末、完了。
#旧バルブは控えの携行品としてラゲッジへ(笑)。
空焚き中の様子↓。赤丸が仮置きの新バルブ。
仕上がりはこんな↓感じ。
9年落ち純正よりは黄色味がなく、確かに「白い」。
プロジェクターレンズの屈折特性と斜めに見下ろして撮っている関係からか、やや青み掛かって見えるが、実際に光軸とほぼ正対しての色味はもっと黄色寄りの白(あくまで主観)。
先に2色LED化したフォグと同時点灯。
白モード↓。先にLED化したポジションも含めて、色味は揃っている(パッと見に、たぶん:従来のクタビレた?純正HIDよりは)。
黄モード。

※各写真を日中に撮ったものに差し替えた(2023/1/22)。
とりあえず無事に点灯して一安心。ってか交換用バルブなんだから普通に点くのが本来の当たり前ながら。
スイッチオンから明るくなるまでの時間も、従来の純正品とは特に違わず。ちらつくとか不意に点滅することも無し、色味や明るさの左右差も無さそう。
以前より明るくなった気がするが、果たしてフラシーボか?幾らなんでも9年落ち純正よりは明るい、と信じたいが。
実際使いやすいの?不具合ないの?は、また追って。
いまの時点ではながら、出費と掛けた手間に対して相対的に概ね満足、
モノとしては「出費見合い以上に使える廉価品」って評価にしておく。
(2023/01/29追記)
その後1週間ほど使ってみたが(数日×1時間程度)、左右で色味が揃ってないのが気になる。
こんな↓感じで、運転席側がやや青い。自身の好み・期待としては助手席側のそれ。
実は装着した当日から、光軸より高めから見下ろしたときの色合いが若干違うのには気づいていたのだが、暫く使ってみないとダメか?と様子見していた。
ともあれ、ダメ元で販売元へ連絡して代品を要求中。
あわよくば代品を先に送ってもらう→現物合わせで色味を揃えて残りを返品してやればいい、って算段。
バルブが都合4本あれば、そのうち2本くらいは(気にならないくらいに)色味を揃えられるんではなかろうか、と。
好みの「青くない白」に揃えられればいいのだが、どうなることやら。
(2023/2/1追記)
代品が1/31に届いた。
amazonの包装で来たので、新品在庫を速攻で送ってきたっぽい。
さて今週末でも、取っ替え引っ替えしてみることにしよう。
目論見どおりの「白さ」で2本揃うといいが。
(2023/2/5追記)
色違い?は解決したと思われ。
受け取った代品を含め4個の中から、実車にて取っ替え引っ替えして光らせ、最も差が少ないと感じる2個を使うことにした。
そもそも個体差自体がそんな大きくはなく、基準はあくまでも我が視覚ゆえに、アバウトながら。
以後暫く、普段使いで様子を見よう。
なお、点灯した直後の10秒~20秒かの間は、左右ともに光がやや青いが、その後は白くなって安定する。左右でその時間に差はほとんどない。
うーん,純正品のごとく色温度4300K付近の光のほうが実は見易かったのかなぁ、とか思ったり。
そのうちこの辺↓も試してみるか。。。
●VIMEN D4S HID バルブ 車用ヘッドライト D4C汎用 純正交換 車検 対応 4300K 35W 12V 2個入 - amazon
https://www.amazon.co.jp/dp/B0872BHYMK/
(2023/2/21追記)
結局上記の4300Kな中華HIDをポチった。どうもクールな「白」は個人的にしっくりいかず。
慣れの問題なのかもながら。
今度は吉と出るか否か。。。
続くかも?