今さらですが、Lady GaGaです。

トニー・ベネットとのデュエットのビデオを見て、もしかして、GaGaさんは、とってもできる人ではないかと思い始めたのが、CDを買おうと思ったきっかけです。


GaGaさんが出てきた時は、奇抜なファッションで、派手好きの、目立ちたがり屋なのかと思ってました。(目立ちたがりだけでは売れない世界ですけどね)

しかし、震災後、真っ先に来日した時は、単純にありがたいなと思いました。
あと、名前の由来(クィーンの「Radio GAGA」からとった)とか、おじさんの心をくすぐるエピソードもあったりして、ちょっと気になっていたのでした。

音楽的には、1枚目のThe Fameはいろいろなパタンを実験しているようです。ロック、レゲエ、ファンク、ディスコ風の曲があります。ボーナストラックが良かったりします。
2枚目(1.5枚目?)の「Speechless」とか名曲ではないかと思います。


2枚目(Born This Way)は、ユーロ色が強いと感じました。おじさんは、ユーリズミックスを思い浮かべるような曲が結構多いです。(古すぎですね。でもこれしか思い浮かばないというか、他を知らないだけかも)
共通して言えるのは、サビの部分は、わかりやすく、親しみやすいメロディーにしていることですね。
「You and I」は、ブライアン・メイが参加していて、ロック色が強く、クィーンの「We Will Rock You」の「ズン、ズン、チャ」というのが入っていいたりして、お気に入りです。

GaGaさんは、メッセージを伝えたいとか、もっと単純に、歌を歌ってみんなに聞いて欲しいとかということが根底にあるにではないかとか、今のスタイルは、売れて有名になるために選択しているだけなのではとか、勝手に思ってます。(どんなプロデューサーと組むかで変わってくるのでしょう)
この辺りは、渋谷陽一せんせーあたりに解説していただきたいなと、思う次第です。(最近、ラジオ全く聞いてないな)

久々に最新のポップスのCDを買ったわけですが、最新の音づくりというのに、ちょっと面食らいました。(ダンス エレクトロニカというジャンルがあるんですか？)
Born This Wayなんかの音は、オーディオの低音再生力を試されるような音です。ベースの音はものすごく低いし(通常聞こえるベースの他に、さらに低いズーン、ズーンという音が入っている)、バスドラの音は、立ち上がりの非常に速い音です。
最近のヘッドフォンの低音偏重の傾向も分かる気がします。
自分の場合、以外にもEtymotic ResearchのER-4Sが一番ちゃんとこの音を再生できました。低音のレンジが下まで伸びているのと、バランスドアーマチュア方式の特徴である音の出だしのスピードの良さが生きました。

最後に、今回、アマゾンで輸入CDを購入しましたが、2枚組のFame Monsterのうち1枚の端が、割れてました。(1枚用のケース幅に2枚入っていて、ディスクとケースの間が狭い。恐らく輸入した時には、既に割れていたのではないかと思う)
交換の手続きをWeb上でやりましましたが、非常に迅速な対応で、2日後には、代品が届きました。
(不具合品は郵送しましたが、郵送代¥240も払い戻されます)
さすがアマゾンという感じでした。

もうちょっと落ち着いたら、ホイットニー ヒューストン買おうかなと思ってます。