麻生総理大臣じゃないけど、最近、漢字が読めない、簡単な足し算や引き算ができない。中学生のレベルにも劣る大学生が増えている、と話題になっていました。基礎学力が明らかに欠落した大学生が多い。大学に行って勉強したいから、行くのでしょうが、基礎知識がなくって本当に勉強できるのか。
大学の入学定員は相変わらず増加している。一方で、入学定員にも満たない大学が多くある。来年度の新入学生の募集を停止する大学も3校ほどあるとか。先日、私立大学の4割が赤字経営になっているとの発表がありました。学生数が1000人未満の大学の、65%が赤字らしいです。
だから、来年に大学入学を目指す受験生の方、ご注意くださいね。これからは閉校する大学がどんどん出てくるでしょう。私の知り合いにも私立大学の先生をしている人がいる。もう10年前から危機感を持って対応しています。
しかし、それからも新設大学はどんどん増加しました。あの大学なら入れるから行く、では後になって泣きを見ますよ。経営が赤字で、閉校になったら悲しいでしょ。卒業証明書なんて、閉校後はどうすりゃいいんだ。
あなたは大学に行って、何を学びたいのですか。大学の学問を理解できる知識、教養、才能がありますか。赤字の大学で、定員割れの大学は、さらにレベルを下げることでしょう。お金があれば、大学に入れます。そんな大学で、いいんですか。
今の大学は授業料が高すぎますね。国立でも年間50万円以上。私立なら100万円近くの費用が必要だ。30数年前、大学の受験料は3000円だった。入学金が4000円で半期の授業料が6000円。1万円払えば、大学に行けた。4日間、アルバイトすれば1万円くらい稼げたから。1971年当時の国立大学の学費です。今は、高すぎますね。国立も私立も。公立も。
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2009/08/10 15:22:45